概要
中には犬というよりもイヌ科の動物のポケモンもいる一方で、狐ポケモンを犬ポケモンと呼ぶことはあまりない。
ピカチュウやニャースのようなわかりやすい代表例がいないため注目されにくいが、地味に新世代になるたびに新種が追加されており、かなり目立つポジションを担うものも多いため、全作通して存在感を保っているグループと言えよう。
『ポケモンGO』でも旧正月のキャンペーンで犬ポケモンが大量発生したことがある。
最終進化形は攻撃が高い種族が多め。タイプはばらけており、犬ポケモンと言えばこれ、というものは存在しない。
かみつく、かみくだく、ほえる、かぎわけるなど犬の習性に合った技を覚えることが多いが、全ての犬ポケモンがそうというわけではない(ルカリオ等)。
意外にも犬ポケモン好きを明言するトレーナーは出てきていない(犬ポケモンという分類自体が非公式のため、当たり前と言えば当たり前ではあるが)。
ただしククイ博士は自身の研究所に犬ポケモンを数種類連れている為、犬好き疑惑がある。
ライコウ、エンテイ、スイクンら伝説の三聖獣は「三犬」という通称が根付いているが、これは見た目の印象から生まれたミームであり、彼らが本当に犬系ポケモンなのかは曖昧となっている。
最近のポケモンになるほど犬ポケモン(を含む特定の人気ポケモン群)の優遇は強くなる傾向がある。犬好きがこれからポケモンをプレイする場合、昔のタイトルより最近のタイトルを選んだ方が楽しくプレイできるだろう。
おすすめはメインイベント3つのうちの1つで犬ポケモンが主役級の活躍を見せる上にたくさんの犬ポケモンと出会いやすいポケモンSV、ムーランドの背中に乗って移動できる上にやはりたくさんの犬ポケモンと出会いやすいポケモンUSUM。
上2つほどではないが、犬ポケ内でも屈指の人気を誇るポケモンが序盤で登場する上に狼ポケモンたちの活躍の場が多いポケモン剣盾、中盤に犬好きにはたまらないイベントが発生するLEGENDSアルセウス、相棒の座は他のポケモンに譲らざるを得ないもののウインディの背中に乗って冒険ができるLet's Go! ピカチュウ/イーブイも候補にはなる。
犬ポケモン一覧
※伝説のポケモンは太字。
No | 種ポケモン | No | 1進化 | No | 2進化 |
---|---|---|---|---|---|
058 | ガーディ | 059 | ウインディ | - | - |
209 | ブルー | 210 | グランブル | - | - |
228 | デルビル | 229 | ヘルガー | - | - |
235 | ドーブル | - | - | - | - |
261 | ポチエナ | 262 | グラエナ | - | - |
309 | ラクライ | 310 | ライボルト | - | - |
447 | リオル | 448 | ルカリオ | - | - |
506 | ヨーテリー | 507 | ハーデリア | 508 | ムーランド |
676 | トリミアン | - | - | - | - |
718 | ジガルデ(10%) | - | - | - | - |
744 | イワンコ | 745 | ルガルガン | - | - |
835 | ワンパチ | 836 | パルスワン | - | - |
888 | ザシアン | - | - | - | - |
889 | ザマゼンタ | - | - | - | - |
058 | ヒスイガーディ | 059 | ヒスイウインディ | - | - |
926 | パピモッチ | 927 | バウッツェル | - | - |
942 | オラチフ | 943 | マフィティフ | - | - |
971 | ボチ | 972 | ハカドッグ | - | - |
1014 | イイネイヌ | - | - | - | - |
余談
上記のポケモンの中で分類まで「いぬポケモン」となっているのはパルスワンとバウッツェルのみ。つまり、犬のポケモンは多く登場していたのに『剣盾』まで純然たる「いぬポケモン」は登場していなかった(「こいぬポケモン」ならいた)。