基礎データ
全国図鑑 | No.0210 |
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ジョウト図鑑 | No.124 |
コーストカロス図鑑 | No.072 |
アローラ図鑑 | No.340 |
ブルーベリー図鑑 | No.152 |
英語名 | Granbulu |
ぶんるい | ようせいポケモン |
タイプ | ノーマル(第五世代まで)→フェアリー(第六世代から) |
たかさ | 1.4m |
おもさ | 48.7kg |
せいべつ | 25%♂・75%♀ |
特性 | いかく/はやあし(第4世代から)/びびり(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう/ようせい |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | グランブル | grand(英語で雄大な、高貴な)+ブルドッグ+grumble(英語でゴロゴロ鳴る、唸る) |
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Granbull | grand(雄大な、高貴な)+bulldog(ブルドッグ)+grumble(ゴロゴロ鳴る、唸る) |
韓国語 | 그랑블루 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 布鲁皇 | 布魯(Bùlǔ、ブルー)+皇帝(huángdì、皇帝) |
中国語(繁体字) | 布魯皇 | 布魯(Bùlǔ、ブルー)+皇帝(huángdì、皇帝) |
中国語(大陸) | 布卢皇 | 布卢(Bùlǔ、ブルー)+皇帝(huángdì、皇帝) |
中国語(台湾) | 布盧皇 | 布盧(Bùlǔ、ブルー)+皇帝(huángdì、皇帝) |
ヒンズー語 | बुलडोज | bull(英語で雄牛) |
ロシア語 | Гранбулл | 英語名の音写 |
タイ語 | แกรนบูล | 日本語名の音写 |
進化
ブルー → グランブル(レベル23)
概要
第2世代『ポケットモンスター 金・銀』から初登場したブルーの進化系であるポケモン。
より発達した下あごと、そこからはみ出すように突き出た2本のキバが特徴的。そのキバが重いため、普段から首を傾げている。
首の襟巻は黒い首輪のようになり、胴体も犬のそれに近い姿になっている。耳の形状も大きなフード状に変化した。
元から強面だった顔もより厳めしさを増したものになったが、性格は進化前以上に臆病かつ繊細で、番犬などには全く向いていない。
敵に襲われると必死に手足を振って追い払おうとし、そんな見た目に反する可愛い仕草のギャップが受けて、若い女性に大人気らしい。
大きなキバも威嚇の際に見せつける意味合いが強く、大抵の外敵はそれで逃げ出すため、自分から噛みついたりする事はめったにない。
ただし顎の力自体は見かけ通りの力強さを持っている為、怒らせたり脅かしてパニックになってしまうと、重く頑丈なキバと強力な顎の力で噛みついて反撃をしてくる。
この見た目で妖精ポケモンであることや、♀の方が多いことをブルー以上にネタにされるが、トロルやスプリガンなど大型で見た目の厳つい妖精は珍しいものではないし、犬の妖精にはクー・シーがいるのでそう気にするほどの事でもないだろう。
モデルはブルー同様ブルドッグで、名前の由来は恐らく「グラン(フランス語で雄大)+ブル」。
現在のブルドッグも比較的温厚な犬として知られている。
グランブルマウンテン
SM・USUMのポケモンセンターにあるカフェに出るドリンクの一つで登場。アローラの遠い地方から取り寄せた豆をブレンドした幻のコーヒー。バリスタというコーヒーを入れるのが仕事の人に弟子入りしてようやく入れることが許される。コーヒーなので飲むと眠気が覚める。怖い顔なのに臆病なポケモンのグランブルが名前由来となっている。
アローラ地方のコーヒーは世界的に有名で、グランブルマウンテンはグランブルも一口飲めばにっこりのコーヒーらしい。一方、人間が一口飲むとほとばしる苦味でグランブルのようににがみばしった顔になってしまう。
最高品質のコーヒーを入れるにはポケモン勝負でバリスタに勝つ必要があるらしいが、理由は謎。
ラナキラマウンテン山頂でコーヒーを入れるときは、山の上だと水が沸騰する温度が低いのでおいしい味加減が難しい。
色違い
色違いは薄めの黄色になる。
ゲーム上の特徴
- 金銀・HGSSでは登場しないが、クリスタル版のみ夜を除いて6ばんどうろに出現する。
- ポケモンSM・USUMではポニ島に出現する他、キャプテンのマツリカの手持ちでも登場。ブルー時代からの手持ちであり、似顔絵を描いてもらった際に喜びのあまりにその絵をくしゃくしゃに噛んでしまったことで、マツリカは自分の絵が下手だからだと勘違いしてしまい、結果的に彼女が絵を描くようになったきっかけになった(後述の番外作品ではグランブルについて理解したようである)。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
90 | 120 | 75 | 60 | 60 | 45 | 450 |
- 「こうげき」が高く、「すばやさ」が低いという所謂重戦車型のステータスを持つ。合計値は450と低いが、配分に無駄が少ないので十分に実戦的なスペックとなっている。また並程度の「ぼうぎょ」もいかくで補えるため、物理耐久は数値以上の堅さを誇る。「とくぼう」も控えめだが、HPが豊富なので特殊耐久も並以上はある。
- だが競争の激しいノーマルタイプに生まれてしまったため、特にリングマにはステータスで完全に負けてしまっており、差別化が難しい影に隠れがちな不遇ポケモンであった。一応特性「いかく」や技「リフレクター」「でんじは」などはグランブルにしかできないが。
- ……と思っていたらXYにて、なんとブルー共々タイプがノーマルから「フェアリー」に変更され、しかもピクシー同様ノーマルタイプがなくなり、フェアリー単タイプになった。これで名実ともに「ようせいポケモン」と相成ったのであった。
- 知らずにかくとうタイプで挑むと返り討ちに遭うので注意。逆に無効だったゴースト技は等倍で通るようになる。ドラゴン対策に態々げきりんやこおりのキバを覚えさせる必要がなくなった。タイプ自体が変わってしまったことにより、他の実戦級ノーマルタイプの皆さんとの差別化を気にする必要もなくなった。
- 物理型のフェアリーは他にクチート(メガクチート)とマリルリぐらいしかなく、両者には攻撃力は負けてしまっているもののフェアリーが効きにくいどく・はがね・ほのおタイプに有効な「じしん」をフェアリータイプで唯一習得することができるため十分差別化は可能(他のフェアリーはあなをほるやじならしが習得できる)。…もっともその2匹はともにちからもちで反則級の攻撃力を得ているため見劣りするのは仕方のないことであり、グランブル自体は普通に高打点の部類に入るのだが。
- また、タイプがフェアリーに変わったことでむし・あくタイプに耐性が付き、かつゴーストタイプの技も効くようになったため、隠れ特性「びびり」の採用価値も上がっている。最速なら「びびり」一回発動で最速90族まで抜けるので、受けに出して一気に奇襲することも可能。
使用トレーナー
ゲーム版(本編)
ゲーム版(番外作品)
- マツバ:ジムリーダー(ジョウト)
- シジマ:ジムリーダー(ジョウト)
- シバ:四天王(ジョウト)
※ポケモンスタジアム金銀
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモンGO
特にブルーが野生で普通に出現するがグランブルもたまに出現する。GOロケット団からシャドウポケモンを入手することも可能である。
性能としては攻撃型のフェアリータイプだが、種族値が高くないのでレイドでは呼ばれない。とはいえ、フェアリータイプ自体がジム防衛で優秀なので耐久が低いとはいえ時々見かける。
そんな種族値配分をしているのにも拘らず、goバトルリーグでは特にシャドウグランブルがよくお呼びがかかり、愛用者が少なからずいる。
なんといってもその高い攻撃力から放たれる「あまえる」の威力である。「あまえる」の威力が16から15に下げられてしまったものの、依然として破格のダメージを叩き出してくれるのである。低威力だがエネルギー回収率が高い「バークアウト」を採用する人もいる。ゲージ技も、ダメージ効率が良いかつ相手に防御デバフを与えられる可能性がある「かみくだく」、高威力で鋼などに有効な「インファイト」を覚えてくれる。
耐久力がすこぶる低いのはご愛嬌。それでも威力二桁のゲージ技程度なら耐えてくれるが。「殺られる前に殺れ」を地で行くポケモンである。
ポケモンマスターズ
マツリカ&グランブル
初期から実装されているフェアリータイプのテクニカル。物理フェアリー火力としても扱える、恒常では貴重な存在であり、チャンピオンバトルでフェアリー弱点のシロナ戦のような一部の高難易度ステージのギミックに噛み合いを見せることはあった。とはいえ、基本的にプレイヤーは「あまえる」の性能に甘えることになるか。
グランブルの喜びの表現が「噛む」ことをマツリカは理解しているようで、絵を気に入ってもらえて満足していると語る。
技
マジカルシャイン | 追加効果なし |
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あまえる | 相手の攻撃を2段階さげる |
ナイスモチーフ! | 相手のあがっている能力と同じ分だけ自分の能力をあげる |
じゃれつく | 10%の確率で相手の攻撃を1段階さげる |
バディーズ技
世界を描き出すラブリースターインパクト |
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相手の攻撃がさがっているほど威力があがる |
パッシブスキル
全ダウン無効 | すべての能力がさがらない |
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アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
- カネヨのグランブル
無印金銀編124話で初登場したカネヨというお金持ちの女性のブルーだったが、噛みついたニャースの尻尾を気に入ってカネヨの元を脱走してロケット団一行を追いかけ始め、175話にてニャースにフラれた怒りでグランブルに進化し、いなくなったブルーを捜し続けていたカネヨと和解し彼女の元に帰った。
- ヤマトのグランブル
DP65話で加わってた手持ちで、ムサシのハブネークと戦う。
- リンのグランブル
劇場版『結晶塔の帝王』で登場。サトシのワニノコと対戦するが、みずでっぽうで敗北した。
- DP146話
モブオのポケモンで登場
- XY編
ルイのポケモンで登場。
- SM70話
ジュンサーのポケモンで登場している。
- 新無印110話
シーキンセツで行われたプロジェクト・ミュウのトライアルミッション「バトルロワイヤル」の参加者のポケモンで登場。ゴウのインテレオンを襲うが、返り討ちにされた。
- めざポケ11話
シリーズ最終話では直接の登場では無いものの、コジロウが飲んでいた缶の絵に登場(おそらく概要にも書かれてるグランブルマウンテン)。
その他
無印 | 194話・228話 |
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SM | 105話 |
短編 | ピカチュウのドキドキかくれんぼ |
劇場版 | みんなの物語 |
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- ブルーのブルー
性別 | ♂️ | 特性 | はやあし |
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性格 | おくびょう | 個性 | にげるのがはやい |
「他人と交換したポケモンは成長が早い」ということで、シルバーのタッちゃん(タッツー)と交換してシルバーのもとにいた。
第2章で四天王戦の「7匹目の切り札」として呼び戻すが、出番はなかった。
第3章で正式に手持ちに加わり、第5章でのトレーナータワーにて進化する。
ポケモンローカルActs
秋田県男鹿市にオニゴーリとヘルガーと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。なまはげと秋田犬要素だろうか?
ピクシブ内でのタグと曖昧さ回避
グランブルはpixiv内でイラストの検索が非常に難しいポケモンの一匹である。まず、この記事で表示されているイラスト件数はポケモンのグランブルによるイラストでの件数ではない。以下にその理由を記述する。
(2021年10月頃から小説も大百科の一番下に表示されるが、小説では特に検索の障害はない)
- グランブルーファンタジー…ピクシブでグランブルを検索する際の最大の壁。完全一致検索をしても略称として「グランブル」が使われている(主に海外ユーザー間で)場合があり、ポケモンを併用してもグランブルだけの絵を探すことはできず(複数ジャンルのまとめ絵等がかかる)、「グランブル+ポケモン-ファンタジー」のマイナス検索を含めた3種のタグ併用でようやくグランブルのイラストがまとめて見られる。ただし、グランブルファンタジーとポケモンのグランブルを同時に描いて双方のタグをつけたイラストがあった場合は除外されてしまう。こちらに関しては略称タグでグラブルタグがある為、そちらへの差し替えをお勧めする。
- グランブルー…検索の際の壁その2。カードファイト!!ヴァンガードのタグとして機能しており、こちらもかなりの数を誇る。完全一致検索で減らすことは可能。
- ぐらんぶる…検索の際の壁その3。こちらは主にgood!アフタヌーンで連載中の漫画作品のことを指す。上記2つに比べると掲載誌がややマイナーなせいもあって数は少ないが、2018年のアニメ化に伴い徐々に知名度上昇中。ただ、ピクシブ上ではカタカナと平仮名は完全に区別されて検索されるので基本検索妨害にはならない。
これらに対抗するには、それこそポケモンのグランブルのイラストが増えれば検索で悩むことは少なくなるかも…しれない。もしくは進化前の「ブルー(ポケモン)」のように専用タグを作るかである。ただ、カタカナ表記で「グランブル」という名前を持つキャラや作品は他に無い(あったとしても知名度でこちらが勝る)ため、専用タグを作るかどうかは微妙なラインである。
なお、映画作品で「グラン・ブルー」もあるのだが「ぐらんぶる」と同様に中点がある関係で検索妨害の大きな障害にはならない。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0209.ブルー→0210.グランブル→0211.ハリーセン / ヒスイハリーセン
関連ポケモン+グループタグ
その他