概要
名前の由来はゲール語の“クー”が犬で“シー”が妖精であり、“犬の妖精”の意味
名前に同様の由来を持つケット・シーに比べると割と普通に犬の姿である
平たく編まれたという描写もある)を持つとされ、その巨体からは
想像もつかない程静かに滑るように移動する(人の足程の足跡があったと言われる)
妖精たちの守り手(番犬)である
通常、妖精丘と呼ばれる妖精の家で繋がれ、妖精の女性に付き従って、
人間の牛の乳しぼりをしたり、妖精のエリア(ノウと呼ばれる)へ牛を追いこんだりする
時々人間界でマッタリ(繋がれてるけど時々勝手にお散歩するらしい)していることもある
吠えないが凄まじい声で唸る。稀に人を襲う事もある
(ブルーだかシーヘンだか言う妖精の家へ入った人が何かするのでそういうのをやる)
『サントライ島』というお話では…妖精の家からなんか盗んだ娘を追っかけた妖精犬は、
人間の飼い犬に吠えられて逃げたとある
登場作品
女神転生シリーズ
カーシーという名前で登場
Ⅰでは黄色の犬だったが、Ⅱでは緑の犬に変わっている。種族は共に魔獣
他にもアバタールチューナー2やD2メガテン等にも登場している
Ⅰ以外では見た目は緑の犬で固定されている
創作物での見た目
イラストとしては犬に近いモンスターという扱いをされがちであり、
上記の設定は完全には生かされず、青系の毛色をしている場合もある
正式な毛色は
こんな感じ(後者は別のキャラクターだが、色は近い)
妖精な犬は、通常は黒(人間を襲うタイプと守るタイプの2種)か、
あるいは耳だけ赤い白犬(イングランドの妖精丘の猟犬)というもので、
こういう色(ほぼ全身が暗緑色で、耳が緑で足が薄い緑)の犬は珍しい部類
タグにはあまり入っておらず、タイトル・キャプションの方で検索した方がいい。
関連タグ
クー・フーリン:ケルト神話の英雄。彼の名前にある「クー」もクー・シーと同じ犬の意味を持つ。彼の場合は和訳すると「クランの猛犬」となる。