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ライボルト

らいぼると

ライボルトとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0310
ホウエン図鑑No.079
コーストカロス図鑑No.074
アローラ図鑑No.294
ガラル図鑑No.067
ローマ字表記Livolt
ぶんるいほうでんポケモン
タイプでんき
たかさ1.5m
おもさ40.2kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性せいでんき/ひらいしん/マイナス(隠れ特性)
タマゴグループりくじょう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ライボルト雷+volt(英語でボルト)
英語・スペイン語・イタリア語Manectricmane(たてがみ)+electric(電気の)
ドイツ語VoltensoVolt(ボルト)
フランス語Elecsprintélectricité(電気)+sprint(短距離走)
韓国語썬더볼트thunder(英語で雷)+volt(英語でボルト)
中国語雷電獸雷電+獸(けもの)

進化編集

ラクライライボルト(レベル26) → メガライボルト(メガシンカ、ライボルトナイト)

雷


概要編集

第3世代『ルビー・サファイアに初登場したポケモンで、ラクライの進化系。

特徴的な(たてがみ)をもつ。垂直に逆立った黄色の鬣をしており、前足や後ろ足の腰部分にも黄色の毛を生やしている。見ようによっては、インドの神々の兜っぽい。それ以外の部分は系統の体色である。


名前の由来は「(らい)」+「ボルト(電圧の単位)」。


ライボルトの近くにいつもが落ちる為に、雷から生まれたと考えられていた。

鬣からいつも強い電気を発生させている為、そこから出る火花で山火事を起こす事もある。……わざわいポケモンよりもよっぽど災いを起こしてる気がする。

戦いになると、空気中の電気を鬣に集めて、頭上に雷雲を発生させる。また人前には滅多に姿を見せず、雷の落ちた場所に住処があるといわれている。

素早さの秘密は筋肉を電気で刺激する為で、雷と同じスピードで大地を駆け抜けるらしい。


ゲームでの特徴編集

RSEORAS編集

  • 『RSE』では118ばんどうろに出現するが、『ORAS』では野生出現しない。
  • ストーリーにおいては、『エメラルド』版でキンセツシティのジムリーダー・テッセンが進化前共々使用してくる。
  • ルビー・サファイアでは貴重な電気枠なため、ストーリー後半の海パートや、ひこうタイプみずタイプのジム戦、キバニア系統やズバット系統を多用するアクア団戦、四天王プリム戦で大いに活躍できる、ただし耐久は低い為過信は禁物。
  • 『ORAS』ではオーバーヒートやメガシンカも出来るため更に強力になった。(一応かえんほうしゃもちゃんと覚えるが肝心の技マシンが、ストーリー最終盤のチャンピオンロードまで手に入らない為炎技はオーバーヒート一択になるだろう。)
  • ちなみにメガシンカに必要なライボルトナイトだがなんと進化前のラクライが出てくる110番道路で入手できる。

DPtBDSP編集

  • 野生出現せず、谷間の発電所にラクライが大量発生する。特にDPのラクライはモーションが長いので、厳選的な意味ではイラつくかもしれない。

HGSS編集


ブラック・ホワイトBW2編集

  • 『BW2』で3ばんどうろの隠し穴に出現する。ラクライは出現しないのでタマゴを生ませて入手しよう。

XY編集




サンムーンウルトラサンムーン編集

  • 『ウルトラムーン』のみ12ばんどうろで出現する。また、ラクライもポニ島到着後のポケリゾートで出現する事がある。

ソード・シールド編集


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
70756010560105475

  • 「とくこう」と「すばやさ」に秀でている。「すばやさ」においてはガブリアスをわずかに上回る105となっている。

しかし、他のステータスは決して高くはない。


第三世代編集


  • この時代では一般的なでんきタイプの技しか覚えない上に、能力傾向はサンダースライコウに似通りつつも全体的に劣っており、差別点はレベル50戦において「かみくだく」を使用できる点、「せいでんき」によってある程度接触技を敬遠できる点くらいしかない有様だった。

第四世代編集

  • 『DPt』では、「かみくだく」が物理化したことでサブウェポンとして機能しなくなったが、「かえんほうしゃ」「オーバーヒート」を新たに使えるようになった。「めざめるパワー」との相性もよく、攻撃範囲においては他のでんきタイプにはない強みを持てるようになり、ひとまず劣化サンダースの立場からは脱却。

  • さらに、HGSSでは「すりかえ」がタマゴ技で追加され、「こだわりメガネ」「こだわりスカーフ」を自身で活用しながらも、いざという時は相手に押し付けることも可能になった。なまじ攻撃範囲が広いだけに特殊受けを呼びやすく、使う機会は案外多い。

  • ただし、できることが増えたとはいえ、耐久の低さ故に反撃で返り討ちに遭うケースや、「でんじは」などによる「まひ」で機能停止する場面も少なくはなく、弱くはなくなったものの使いやすいとも言えない強さだった。

第五世代編集

  • ダメージを与えつつ交代できる新技「ボルトチェンジ」を習得。この技自体はでんきタイプが共通で得たものだが、ライボルトにとっては非常に相性がよく、「こだわりスカーフ」を持たせて先手で使って退散したり、こだわりアイテムを「すりかえ」で押し付けてから後続に繋ぐなどの戦術が取れるようになった。

  • また、特性「ひらいしん」にでんき無効、でんき技を受けると「とくこう」1段階UPの効果がついた。でんき技読みで無償降臨+火力アップの繰り出しが可能なほか、「でんじは」で「まひ」をもらわず、ダブルバトルで味方に向けられたでんき技を吸収することもできる。

  • 決して派手な強化ではないものの、第四世代時点での運用上の問題点はほぼ是正され、大幅に使いやすくなった。なお、「ひらいしん」自体は同タイプに「すばやさ」で勝るゼブライカが新登場しているが、「とくこう」はこちらの方が高い。

  • また、隠れ特性として「マイナス」を習得。ギギギアルと組んでも良いが、見栄えを重視するなら「プラス」の特性を持ったデンリュウと組んでみよう。

第六世代編集

  • ライボルトがメガシンカできるようになった。種族値が大幅に上がり、かつ特性「いかく」で大活躍しているが、メガシンカ前の特性「ひらいしん」が活躍を後押ししている点が見逃せない。でんき技を受けて無効化しつつ「とくこう」を上昇させてからメガシンカ、という綺麗な流れを作ることができるのは、やはり「ひらいしん」のおかげである。また、でんきタイプ共通の仕様変更で「まひ」しなくなり、メガシンカしてからも機能停止することはない。

  • 通常のライボルトの運用についてはこれまでと同様だが、メガライボルト対策の特殊受けを呼ぶことが増え、結果として耐久潰しの「すりかえ」が通りやすくなった。一方で、メガシンカポケモンには「すりかえ」が無効となるため、使いどころに注意が必要。

第七世代編集

  • 自身には何の調整も入らなかったが、Zクリスタルを持ったポケモンに対しても「すりかえ」が無効化されるようになり、通常のライボルトの立ち回りがさらに厳しくなった。積みアタッカーに通りにくくなったことは大きな向かい風。

第八世代編集

  • メガストーンとZクリスタルがなくなったことにより、「すりかえ」が再び通りやすくなった。他方、自身もメガシンカを没収され、数少ないサブウェポンだった「めざめるパワー」「シグナルビーム」が廃止、肝心のこだわりアイテムの「すりかえ」もダイマックスで一時的に無効化されるなど、逆風が凄まじい。

使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版

  • テッセン(AG59話)
  • ダツラ(AG135話)
  • コレア(XY)
  • カロス地方のジュンサー

漫画版


番外作品編集

ポケモン不思議のダンジョン編集


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • テッセンのライボルト
    • AG59話でテッセンのラクライがロケット団を撃退した時に進化。再戦ではサトシコータスと対戦し、コータスのオーバーヒートに耐え「じゅうでん」を使って電気技の威力を高め「でんげきは」を食らわし雪辱を果たした。

  • AG135話
    • サトシとのバトルでは使用しなかったが、ダツラのポケモンで登場している。

  • DP42話
    • 電気タイプのポケモン訓練センターで、ポケモンブリーダーのユースケと電気技のコントロールの訓練をしていたラクライが登場。本来鳥ポケモンのブリーダーであるユウスケは電気タイプ専門のポケモン訓練センターに派遣された事に納得いかず、訓練にも本気になれずにラクライを落ちこぼれだと決めつけていた。
    • しかしそのラクライが落ちこぼれどころか他の個体よりも強い力を持っていると気づいたタケシは訓練の手助けをしていく事にした。タケシのアドバイスやタケシのブリーダーとしての態度を見てユースケもラクライの訓練を真剣にやるようになる。そしてラクライの頑張りを見て感動したコジロウニャースの手助けもあり、電気技のコントロールが徐々に出来るようになる。
    • ムサシがラクライを捕まえようとしたその時ライボルトに進化。代わりにピカチュウを捕まえて逃げ回るムサシに対し完璧にコントロールできるようになった「かみなり」でムサシのメカに命中しピカチュウを助ける。
    • そして戦いぶりを見ていたセンターの所長はライボルトを合格(卒業)とみなし、さっそく発電所への派遣を決め、ユウスケもブリーダーとしてライボルトの旅立ちを見送った。

  • XY
    • カロス地方のジュンサーのポケモンで登場。
    • XY102話でコレアのポケモンで登場し、サトシゲッコウガと対峙した。

その他


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • エックスのエレク
    • 性別:♂️・特性:ひらいしん↔️いかく
    • 性格:やんちゃ・個性:イタズラがすき
    • ミアレシティの停電による電力不足を補うためのエネルギー源として、プリズムタワーに電力を供給していたでんきポケモンの中の1匹。
    • プリズムタワーでフレア団の仲間であるミアレ出版編集長とのバトルでエックスのガル&コガルのメガシンカを目の当たりにし、自分もメガシンカを欲するようになり、彼の後を追う。
    • ミアレシティ郊外の木の上にメガシンカのための「ライボルトナイト」を見付け、飛行服を着てスカイバトルの練習をしていたワイに頼もうとスーツを脱いで普段着に着替えようとしていた彼女の服を奪ったが、けろけろ(ケロマツ)に取り返される。しぶとくウイングスーツを着せようとした挙句、ワイの頭にしがみついたままライボルトに進化。
    • 結局その場に居合わせたシトロンの協力でメガストーンは発見できたが、メガストーンを狙っていたフレア団の男と争奪戦になってしまい、その最中にエックスのポケモンとなった。
    • メガシンカ状態では雷雲を呼び稲妻を落とす力を得る。フレア団のアジトでは、あえてメガシンカしないことで特性の「ひらいしん」を利用して吸収盤の電力を奪った(その際にメガシンカしてたのはガルーラのガル&コガルだが、外見が異なるのは子供のコガルの方である為、当初フレア団も気づかなかった)。
    • ニックネームの由来は、ライボルトのフランス語の名称「Elecsprint(エレクスプリント)」から。
〈エックスの手持ち〉
ガル&コガル (ガルーラ↔️メガガルーラ♀️)
マリソ (ハリマロンハリボーグブリガロン♂️)
サラメ (ヒトカゲリザードリザードン↔️メガリザードンX♂️)
エレク (ラクライ→ライボルト↔️メガライボルト♂️)
ラスマ (ゲンガー↔️メガゲンガー♂️)
ルット (カイロス↔️メガカイロス♂️)

  • 4章:テッセンのラクライが進化して登場。特性「かそく」によって更に速くなるアクア団幹部・シズクのテッカニン相手に「かげぶんしん」で対抗し、押さえ込んで「かみなり」で相打ちに持ち込み倒れた。しかし…


関連イラスト編集

ラクライとライボルトライボルト

3/10ガウ!


関連タグ編集


0309.ラクライ0310.ライボルト(メガライボルト)→0311.プラスル


関連ポケモン等編集



  • その他

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