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ヌケニン

ぬけにん

ヌケニンとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

ずかんNo.292
英語名Shedinja
ぶんるいぬけがらポケモン
タイプむし / ゴースト
たかさ0.8m
おもさ1.2kg
とくせいふしぎなまもり


進化

ツチニン ┬→ テッカニン
     └→ ヌケニン(条件は後述)

概要

名前の由来は恐らく抜け忍
「脱け殻」ともかかっている秀逸なネーミングといえる。

ツチニンがテッカニンに進化したとき、なぜか勝手にモンスターボールに入っている不思議なポケモン。
ゲーム上でもその生態どおり、手持ちに空きがあり且つボールが余っていれば自動的に入手となる。(第3世代のみモンスターボールは不要)。
ヌケニンの入るボールは、第4世代以降はモンスターボールで固定であるが、第3世代では、テッカニンと同じボールになる。

呼吸もせず、体内はからっぽで真っ暗、ハネをまったく動かさずに空中を浮かび飛び回る。
また、背中の隙間から内部を覗き込もうとすると魂を吸い取られてしまうという逸話を持つ。
何故、ポケモンの抜け殻が魂を宿し新たなポケモンになるのかはいまだ謎に包まれている。

ちなみに第6世代(ポケモンXYORAS)では、ダメージを受けたとき(というか被弾して倒されるとき)にHPのゲージが徐々に減っていくのではなくゲージが緑の状態から一瞬で消えるようになった。
第7世代では他のポケモン同様ゲージ減少式に戻ったが、代わりにいきなり赤くなるようになった。

また、抜け殻であるためかポケパルレではポフレを食べない。ただし撫でられると喜ぶので感覚は存在するようだ。

ふしぎなまもり

見た目は頼りなさそうな雰囲気を醸し出しており、HPもはぐれメタルメタルキングよりも低い『1』という奇跡の数値である。
(ヌケニンのHP種族値が1というのは厳密には誤りで、ヌケニンのHPはレベル・個体値・その他あらゆる要素に関係なく1固定である)
しかし、ヌケニンには他のポケモンにはない究極の能力を備えている。
それがふしぎなまもりである。
ふしぎなまもりは、なんと弱点以外の攻撃を全て無効化してしまう恐るべき能力なのである。ディアルガの「ときのほうこう」、パルキアの「あくうせつだん」といった神のポケモンの力さえ無効にしてしまう。
弱点自体はほのおひこういわゴーストあくと多いが、攻撃技しか持っていない相手がこれらのタイプの攻撃技を持っていない場合文字通り詰む。
不意の弱点攻撃のために「きあいのタスキ」を持たせれば十分戦えるだろう。

なおこの特性に「なりきり」は効かず「スキルスワップ」はできない。
ただし「トレース」は何故か可能で、弱点が1つしかないポリゴン2にこの特性をトレースされると大変なことになる。

弱点

そんな神の力に耐えるヌケニンにも弱点はある。
「どく」「やけど」といった状態異常や「すなあらし」等のダメージ(とくせい「マジックガード」で防ぐことが出来るもの)には「ふしぎなまもり」が発動せず、あっさりHPが0になってしまうのである。
その為、カバルドンユキノオーとの相性は悪い。一応天候ダメージに関しては、第6世代で登場した「ぼうじんゴーグル」により耐性を持たせられるようになった(ただし弱点攻撃に無防備になるので注意)。
攻撃手段に接触技が多いため、「さめはだ」や「ゴツゴツメット」にも弱い。

無論特性を封じる効果特性を変える効果は防ぎきれないのでそのまま受けることになる。

ただし、『ポケモン不思議のダンジョン』ではHPの上がり具合こそ桁違いに低いものの、様々な手段でHPの補強は可能。

総括

……と、このように鬼畜特性を持ちながらも対策はいくらでもあるのだが、奴の怖いところは忘れた頃にやってくること。
廃人御用達のバトル施設で対策のない手持ちだけが残りになった時にこいつを出された時の絶望感は半端じゃない。
過去には公式世界大会決勝戦でヌケニンに相手に詰んだという事例もあったりする。

そしてORASにあるキンセツフードコートでコイル焼きを頼んだ最後の6戦目にエリートトレーナーのターコが2匹も繰り出してくる。最早悪意以外の何物でもない。
この時点で前情報がないと天候特性や弱点の全体技を除き、両方が弱点を突ける技を持ってないと確実に積むため、最後の最後でターンをずらされたプレイヤーにトラウマを植え付けた。

余談

ものまね」を使い「なかまづくり」を覚えさせてミカルゲに「なかまづくり」を行うと、
誰もが一度は想像する「俺が考えた最強のポケモン」である「ふしぎなまもりミカルゲ」が爆誕する(フェアリータイプの登場までは無敵だった)。
そして第6世代では「がんじょう」と「スキルスワップ」を両立できるメレシーが登場。これにより、予め「シンプルビーム」などで「ふしぎなまもり」を書き換えておけば弱点攻撃を受けても倒れない「がんじょうヌケニン」を爆誕させることもできる。
ちなみに状態異常は眠ったりわざとヌケニンに「でんじは」を当てればある程度何とかなるが、
特性「かたやぶり」で突破されたりはする。

なお、タイプを変更すれば無効化できる攻撃も変わる。たとえばみずびたしみずタイプに変えれば弱点は電気の2つになる。

近年、「かたやぶり」を持つポケモンの増加、2回攻撃、「ステルスロック」の流行、天候を利用したパーティの増加など、強烈な逆風が吹いている。
それでも頭の片隅に入れておかないと詰みかねない、かなり変わった立ち位置にいるポケモンである。
「強い」というよりは正しく「厄介」の表現が似つかわしいだろう。

育成

実質的に「こうげき」と「すばやさ」しか機能しないため、この2つだけVにすればよい。こだわる人は「ぼうぎょ」を低くしてダウンロード対策もするらしいが、それでも他のポケモンの5Vよりは楽である(あくまでも実数値が「ぼうぎょ」<「とくぼう」になればよいので、「ぼうぎょ」0・「とくぼう」Vまで狙う必要はない)。
ただし、ヌケニンのぼうぎょの種族値はとくぼうより15も高いので、性格補正を活かしてもそれなりの低個体値を引かなければならないが。
また、努力値振りの面でも耐久調整を行う必要がない。
したがって特殊な例でなければ「こうげき」と「すばやさ」だけに振ることになる。
「すばやさ」種族値は低いが努力値全振りのおかげで、性格補正無しでも4振り70族を1差で抜ける。
そんな事情のため、種族値上は鈍足でありながら事実上の中速アタッカーという立ち位置にある。

持ち物は不意の弱点攻撃対策の「きあいのタスキ」が基本だが、「ぼうじんゴーグル」や「ラムのみ」を持つ場合もある。
技構成は、攻撃技に「かげうち」「シザークロス」「シャドークロー」、
搦め手の「おにび」「どくどく」「まもる」、時間稼ぎと攻撃を両立する「ゴーストダイブ」、
相手の天候変化を上書きする「にほんばれ」など。
接触で発動する特性やゴツメの対策に、「ひみつのちから」等の非接触技を覚えさせることも。

なお、第4世代までヌケニンは進化(分裂?)後にはテッカニンが覚えていた技をそのまま引き継ぐことができた。
ツチニン時に覚えずテッカニン進化時に覚える技は「いやなおと」「つるぎのまい」「きりさく」「こうそくいどう」「バトンタッチ」の5種類。
……よりにもよってヌケニンにとっても有用な技ばかりなのが悲しい限りである。
なお第4世代以前限定のため、現在これらの技を覚えたヌケニンをレーティングで使うことはできない。

…ちなみに、ツチニンからの遺伝でいのちがけを覚える。
もちろんこれは分身であるテッカニン用の遺伝技なのであるが、ヌケニンが使えば当然相手に与えるダメージは1。完全にギャグの域である。
用途と言えば相手の「きあいのタスキ」を潰して退場することくらい。
この技で間違ってもハピナスを倒そうなどと思ってはいけない。

ヌケニンの「いのちがけ」でHBハピナスは確定362発



この他すなあらし」「すてみタックル」「みがわり」「がまんといった明らかに自身の性能に反した技も覚える。
一応、前半2つは「だいばくはつ」的な退場技として使えないこともないが……

ポケモンGO

ポケモンGOにも、同期からだいぶ後れを取って第四世代ポケモンたちの始発組とほぼ同時期に実装された。
2018年11月現在はリサーチタスクを七日分集めて「大発見」することでのみ捕獲することが可能となっている。ツチニンから進化させて手に入れることはできない。

遅れてやってきたことで「ふしぎなまもり」を特別仕様で持たされての活躍をすることが期待されていたのだが、残念ながらそんなことはなかった。
特性がないにもかかわらずHP種族値はしっかり「2」であり、一応実数値は2桁になるもののそれでもあらゆる攻撃で一発撃沈されるという悲惨な状況に置かれている。
状態異常や天候ダメージが存在せず、ポケモンの覚えられる技が2つまでのポケモンGOでは対策手段が限られすぎているため仕方のない措置ともいえるが、それにしてもあんまりな扱いである。
完全にコレクション用のポケモンであり、バトルでの実用性は一切ない。

これを機に本編シリーズでもHPが2以上になってくれればスリップダメージで即死しなくなって助かるのだが……

関連イラスト

ヌケニン
ふしぎなまもり


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