概要
鬼面武者が倒されたことによってゾンビとなって蘇った姿であるモンスター。
壁際に追い詰めでもしない限りは基本的に攻撃せず、シレンを無視してフロアを徘徊する。
そして、モンスターにとりついてそのモンスターをレベルアップさせてくる。
そのため特に序盤では、うかつに鬼面武者を倒して爆誕したぼうれい武者経由で敵のレベルアップをいたずらに招き、序盤相応の戦力段階ではとても勝てない強敵に倒される事故も多発するし、そいつらも基本的に経験値もどうくつマムルほど旨味はないので、どうしても逆利用したい敵がいる階層でない限りは、鬼面武者の段階で決して倒そうとせずかなしばりにしておくのが重要となる。
(モンスターも1フロアごとに出現制限数があり、その兼ね合いで間接的に敵の出現を抑えることにもつながる。)
また、ねだやしの巻物を複数枚持ってる場合、鬼面武者に投げてしまうのも一考の余地あり。
レベル3のモンスターや元々レベルアップしないモンスターにとりつくことがあるが、初代ではぶっちゃけ意味はなく、消滅するだけである。
が、以降の作品ではレベルが最高(昨今の作品では4がほとんど)の相手に取り付いたら、純粋に攻守がバフされる仕様になり、純粋により危険度は増した。
HP自体は少ないが、ぼうれい武者に与えられるダメージは必ず1になるが、固定ダメージと成仏のカマは無効化できない。ただし、ダメージを受けるとワープすることがある。
この1ダメージ化は4,5でのどうくつマムルに近く、それ以外の作品でのどうくつマムルのような法外に高い防御力で受けるのでなく、内部処理で1ダメージに変換しているのであり、成仏のカマはそのフィルターを無効化し、本来の防御力で計算するので特効分含めてダメージが通ってしまうのである。
初代と『GB』ではぼうれい武者自身はレベルが上がらないが、GB2以降(外伝を除く)はレベルが上がるようになった。『6』では再びレべルが上がらなくなった。なお、『GB2』(リメイク版に当たる『DS2』も含む)では、ぼうれい武者以外はそれぞれ特殊能力が異なっている。
ぼうれい武者の種類
レベル | 名前 | 特殊効果(GB2・DS2) |
---|---|---|
Lv.1 | ぼうれい武者 | 敵モンスターにとりつく |
Lv.2 | ぼうれいはんにゃ | 直接攻撃を反射する。唯一、普通に攻撃してくる |
Lv.3 | 将軍ゾンビ | 隣にいるモンスターが倒された時に乗り移って復活させる |
Lv.4(※) | 大将軍ゾンビ | 隣にいるモンスターが倒された時に乗り移って復活させる |
※・・・DS以降で追加された。