本来の意味に関してはマジックミラーを参照。
データ
初出 | 第5世代 |
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効果 | 相手が使用して来た変化技を跳ね返す |
英語名 | Magic Bounce |
概要
第5世代のポケモンBW初登場の特性。「マジミラ」と略されることが多い(ただしGoogleなどで「マジミラ」だけで検索するとこちらが出てきてしまうため、可能なら略さずに検索する等しよう)。
初登場時は隠れ特性限定であったが、次世代ポケモンXYでは一部メガシンカポケモンも所有するようになった。
それを除けば、通常特性に持つポケモンは未だいない。
相手が自分へ向けて使用して来た変化技を受けず、相手へ跳ね返してしまうというもの。
例えばステルスロックを撒こうとすれば逆にこちらの方に設置され、「へびにらみ」を使えばこちらがまひ状態となってしまう。
要するに常時技「マジックコート」を使用しているのと同じ状態となるという非常に恐ろしい特性。
より厳密にいえば、この特性の効果は「自分に向けられた効果そのものを跳ね返す」ではなく、「相手の変化技を無力化した上でそれを自分がそのまま相手へ繰出す」というもの。
そのため例えば「マジックミラー」持ちに対して相手のくさタイプが「キノコのほうし」や「やどりぎのタネ」を用いても、くさタイプには「キノコのほうし」「やどりぎのタネ」が無効化されるため相手はねむり状態やHPを吸収される状態にならない(ただし第9世代で相手がテラスタルを用いてくさタイプ以外にタイプ変更した場合は無効化されずねむりやHP吸収状態となる)。
また、相手が変化技をZワザとして繰出した場合、Z技追加効果が技より先に出るためその効果を「マジックミラー」持ちが受けることはできない。
全変化技を返せるという訳ではなく、「スキルスワップ」や「トリック」「すりかえ」のような能力や道具の交換をする技、「へんしん」や「なりきり」などの能力や特性をコピーする技、「のろい」「フラフラダンス」「くろいきり」「ほろびのうた」といった敵味方問わず効果がある技は跳ね返せない。
状態異常撒きや能力ダウン技は跳ね返せるが、追加効果の状態異常や能力ダウンは防げない所にも注意したい。
特性「かたやぶり」「きんしのちから」の貫通対象にもなるのでこの特性所有者からの変化技も防げない。
また、跳ね返すこと自体が万能というわけでもない。
技が跳ね返される特徴を逆手に利用され「ふきとばし」や「ほえる」などを使って後続の無償降臨に利用されてしまう場合も少なくない。「すてゼリフ」に至っては使用後控えと交代するという効果のせいで跳ね返した後強制退場させられてしまう。それが例え強制交代技を軒並み無効化するダイマックス中でも。
「マジックガード」とは様々な面で比較されがちだが、あちらよりも扱いが難しく、結局は一長一短である。
第9世代で初登場の変化技を無効化するサーフゴー専用特性「おうごんのからだ」は上記コピー類の技以外ほぼ無効化出来るが「ステルスロック」、「まきびし」などを防げないなどの違いがある。
なお、「マジックミラー」持ち同士が対面した場合、跳ね返しが起きるのは1回のみで、跳ね返されたものを跳ね返すことはできない。
所有ポケモン
太字は隠れ特性