基礎データ
全国図鑑 | No.0196 |
---|---|
ローマ字表記 | Eifie |
分類 | たいようポケモン |
タイプ | エスパー |
高さ | 0.9m |
重さ | 26.5kg |
性別比率 | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | シンクロ |
隠れ特性 | マジックミラー |
タマゴグループ | りくじょう |
好きなエサ | もちもちキノコ/いきいきイナホ/ころころマメ |
おとしもの | イーブイのけ |
地方図鑑
ジョウト図鑑(GSC / HGSS) | No.184 / No.188 |
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シンオウ図鑑 | No.167 |
イッシュ図鑑(BW2) | No.095 |
コーストカロス図鑑 | No.081 |
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.127 / No.157
|
ガラル図鑑
| No.200
|
ヒスイ図鑑 | No.029 |
パルデア図鑑 | No.183 |
他言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | エーフィ | エスパー+feel(英語で「感じる」) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Espeon | ESP(超感覚的知覚)+eon(永遠)※1 |
ドイツ語 | Psiana | PSI(超能力)+a※1 |
フランス語 | Mentali | mental(メンタル)+li※1 |
韓国語 | 에브이 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 太阳伊布※2 | 太阳(太陽)+伊布(イーブイ) |
中国語(繁体字) | 太陽伊布※3 | 太陽+伊布 |
ヒンズー語 | एसपीओन | 英語名の音写 |
ロシア語 | Эспеон | 英語名の音写 |
タイ語 | เอฟี | 日本語名の音写 |
]]
- ※1:イーブイの進化形に共通して付く接尾語。
- ※2:第5世代までは「太阳精灵(精灵=精霊)」という訳となっていた。
- ※3:第5世代までは台湾が「太陽精靈(精靈=精霊)」、香港が「太陽伊貝(伊貝=イーブイ)」という訳となっていた。
対と進化前の命名で勘違いされがちであるが、日本語名は「エーフィー」でも「エーフイ」でもない。
また、ローマ字表記は回文調となっている。イーブイ(Eevee)の特徴を引継いだ唯一の進化形である。
進化
イーブイ → エーフィ
概要
ポケットモンスター 第2世代『金・銀』より登場した、イーブイの進化系。同期ブラッキーとは対を成す。
細くしなやかな体躯に二又に分かれた尾を持ち、額には赤い宝石状の構造があると、猫又とカーバンクルを掛け合わせた様な上品な出で立ちが特徴的。
耳も大きめで、その付け根部分からはまとまった体毛が伸びている。
全身の体毛はビロードの如き艶と肌触りを持ち、その敏感且つ細かな毛質によって空気の流れを感じ取ることが可能。そこから相手の行動や天候を一瞬で予測し先読みすることが出来、能力を発揮する際は尻尾の先が微妙に揺れる。
進化条件故か、認めたトレーナーには極めて忠実。昔は何の能力もなかったらしいが、自身や主人を守るために危険予知能力が発達したといわれている。
戦闘では光り輝かせた額の玉からサイコパワーを放射して相手を翻弄するが、パワーが尽きると玉の色はくすんでしまう。だが、「たいよう=太陽ポケモン」の分類通り日光をサイコパワーに変換し溜め込める。
逆に言うと、日光がない夜間の戦いは苦手である。
対のブラッキーが♂イメージが強いということもあり、こちらは♀が求められがちという傾向がある。当初は最も♀らしい進化系といわれたこともあったが、そのポジションは後輩達に譲っている。
なお実際の♂:♀比率は他の進化系と変わらない7:1である。
色違い
何故かやたらと毒々しい色で描写されていることが多く、賛否両論となりがち。
この辺りもブラッキーとは対照的である。
ゲーム上の特徴
なつき度・なかよし度が統合された『剣盾』(第8世代)以降は、エーフィに進化させたい場合フェアリー技を忘れさせておく必要がある(覚えている場合必ずニンフィアに進化してしまう)。
殿堂入り前からイーブイはゲットできたり、スロットのコインを集めれば複数入手できる。
イーブイが入手できるコガネシティでサイクルショップ手前の民家にいる女性に話しかけると「なつき度」をチェックできる他、月曜日以外なら地下通路の美容室でなつき度を上げる事ができる。殿堂入り後だったら、マサラタウンのナナミからマッサージ受ける事も可能。
ストーリーでは、まいこはんのコウメやヤマブキジムリーダーのナツメが手持ちに入れている。
イーブイ自体は本作では出現しないので連れてくる必要がある。本作は12:00~23:59で進化となる。
手持ちの先頭のポケモンがなついているときにカイナシティのポケモンだいすきクラブで「やすらぎのすず」を貰う事ができる。
- バトルファクトリーの4周目では大当たりというべき枠となっており、速攻型として大いに役立つ。
イーブイの入手はリメイク前の初代と同様だが、本作は時計機能がないのでRSEで進化させる必要がある。
主人公が最初から連れているポケモンのうちの1匹で、Lvは25、性別は♂固定。
主人公が最初に貰うポケモン/持っているポケモンの中では歴代作品で2番目にレベルが高い。ちなみに最も高いのは同作のブラッキー(Lv26)で次点はポケモンXDのイーブイ(Lv10)。それ以外の作品では全てLv5スタートとなる。
主人公が最初から連れているイーブイを進化させることで入手可能。
本作はFRLGと同様時間の概念がない作品であるが、クリア後まで通信交換ができない仕様なので専用アイテム「たいようのかけら」が存在する。時間が専用アイテムに置き換わった形になっておりなつき進化である点は変わらない。なお他の進化石とは異なり「たいせつなもの」に分類されるため、ポケモンに直接持たせることはできない。
「たいようのかけら」はアイオポートのパーツショップにいる航海士から貰うことができる。
ボックス管理人のミズキから、『DP』では殿堂入り後、『プラチナ』では前からイーブイを貰う事ができたり、自慢の裏庭に出現したりする。
なつき度の確認は、ハクタイシティのポケモンセンターの女性及び彼女から貰えるポケッチの「なつきチェッカー」・ヨスガシティのポケモンだいすきクラブでできる。
トバリシティでけづくろいしたり、コンテストで優勝したり、リボン10個持ってるポケモンがいたらリボンシンジケートに入れるのでそこでマッサージなどで上げる事が可能。
ストーリーにおいては、『プラチナ』で四天王・ゴヨウの手持ちで登場する。
イーブイの入手はリメイク前と同様(DPtから連れてくるのも手)。マッサージなどもリメイク前同様だが、つれあるきでの反応から一応なつき度の確認も可能ではある。
イーブイの入手は『BW2』からヒウン下水道を抜けた先のヒウンシティの空き地に野生出現する。
『BW2』であればヒウンシティでヒウンジムのある通りにてマッサージ、ハートスイーツ使用でなつき度上げる事ができる。
『BW』ではシッポウシティにいる女性、『BW2』ではライブキャスターでベル、両方だとセッカシティのポケモンだいすきクラブにいる女性から確認可能である。
本作では10ばんどうろでイーブイが出現。
ショウヨウシティでマッサージしたり、スパトレのリラックスバッグしたり、ミアレシティの「しるや」でシェイク頼んだりでなつき度を上げる事が可能。
「やすらぎのすず」はシャラシティで貰える。
本作ではグラードンorカイオーガイベント後、116ばんどうろをサーチするとイーブイが出現。
なつき度チェックはリメイク前同様。
キンセツシティでマッサージしたり、ひみつきちでポケモンもみもみしたり、ポロックをあげたりでなつき度を上げる事が可能。
アーカラ島の4ばんどうろと6ばんどうろにイーブイが生息しており、朝・昼のみ仲間呼びで野生のエーフィが出現する。
本作では同島にあるコニコシティでマッサージできたり、なつき度の確認が可能。また、メレメレ島の3ばんどうろにいる男性から「やすらぎのすず」を貰う事もできる。
また、ストーリーにおいては『サン』『ウルトラサン』のみデクシオが手持ちに入れている。
初代準拠なので登場しないが、相棒イーブイの相棒技に「どばどばオーラ」というエーフィを意識したエスパー技を覚える。
ワイルドエリアの「げきりんのみずうみ」、DLC『冠の雪原』では「きょじんのねどこ」に出現するが、その条件は何故か天候が前者が曇り、後者は雪の時であり、時間帯は関係なかった。サイコパワーの補充には不利なはずなのであるが…「砂嵐であれば昼夜問わず出現する」ブラッキーと共に違和感の大きい演出となった。
なお、レベルが高いので早めに捕まえたい人は4ばんどうろにいるイーブイを捕獲してポケモンキャンプでなかよし度を上げて進化させた方が早いだろう。ちなみに「やすらぎのすず」はナックルシティで貰う事ができる。
仕様はDPと同じ。「主人公が女の子且つポッチャマを選んでいた場合」のみ殿堂入り後にコウキの手持ちで登場する、
クリア後にはカイがブースターと共に手持ちに加える。2戦目でイーブイがいたが、この個体がエーフィとなったのかどうかは不明。
北3番エリアや西3番エリアで夜以外に野生の個体が出現する。東3番エリアの個体はエスパーテラスタルする。
本作ではイーブイが南2・5番エリア等と序盤から出現するうえに序盤からテーブルシティで「やすらぎのすず」が拾えたりデリバードポーチで購入する事ができる。ピクニックと並行するとあっという間に懐くだろう。
リップは設定上エーフィを所持しているらしいが、あくまで仕事のアシスタントとして使っているとのことで、バトルでは使用して来ない。
また、ボタンは「ブイズパ」を組むが、エーフィとグレイシアがいない。エーフィに関しては「基本的に昼に活動しないから」と考察される(事実、同じなつき進化で条件が夜のブラッキーと技のニンフィアはいる)。
なお、グレイシアに関してはセイジ先生が手持ちに入れる形で補完されているが、エーフィはそのようなこともなく、作中で登場するボスクラストレーナーは誰も手持ちに入れていない。
対戦での評価
ステータス的には対のブラッキーよりも先代のサンダースに近く、丁度先方の「とくこう」と「すばやさ」を入替えた形の特殊アタッカーに向いた配分となっている。「とくこう」に130の値を充てる進化形は、現在でも他にグレイシアしか存在しない。
しかしこの入れ替えが曲者で、サンダースと同期フーディン(順に135-120)の値をいずれも下回る結果にしかなっていない。
フーディンらが散々環境を荒らしたおかげで第2世代以降はエスパー自体に露骨に抑制が図られる(その一環がブラッキーを始めとするあく投入である)ようにもなっており、この対策の1つが「先手を取って被弾回数を下げる」ことであったので、文字通り「遅れを取る」エーフィにとっては厳しいデビューとなってしまった。
フーディンは進化に難があるので、初心者やソロプレイ勢にも優しいというメリットはあったが、これも廃人なら2台持ちでも何でもして解決してしまうので、対人戦に入る頃には何の意味もなさなくなる様な差異であった。
もっとも以下に示す様に、時代が下るごとに差別化が図られる傾向にあり、今となってはそこまで深刻な競合ではなくなっている。
~第8世代
攻撃技としては、「サイコキネシス」を筆頭に、「シャドーボール」「くさむすび」「シグナルビーム」と一通りのものは揃っていた。
しかし、はがねタイプなどへの打点に難があったため、「めざめるパワー」の厳選が行われることも多かった。一番人気はほのお、次いでじめんであった。
ちなみに、フーディンは二足歩行故に「ほのおのパンチ」などを使え、当初はこれを特殊技扱いで放てたため問題なく突破出来ていた。
- 第3世代
特性が実装されたが、エーフィが得られたものはフーディン同様「シンクロ」。しかも、先方が「せいしんりょく」との選択となる一方、こちらは他進化形との兼ね合いでこれ1種類のみであった。
内容も被弾前提の効果なので、絶対的な強さもそこまで変わるものではなかった(これに関しては先方も同様であったが)。
イーブイ由来の変化技の多さは魅力的であった。というよりフーディンとの差別化に繋がる生命線であった。
フーディンが覚えない「あまえる」「バトンタッチ」「うそなき」「あくび」等を軸に、イメージ通り「あさのひざし」や汎用の「リフレクター」「めいそう」等を交えれば、かなり硬い戦い方も出来た。
- 第5世代
「どくどく」・「キノコのほうし」などの変化技を全て相手に反射してしまう「マジックミラー」という強力な隠れ特性を持った個体が登場。いるだけでフーディンとの差別化が可能となった。
また、イーブイがタマゴ技で「アシストパワー」を習得。これは能力がアップすればする程威力が上がる特殊エスパー技なのであるが、最も使いこなせたのは、勿論タイプ一致で素の「とくこう」も高いエーフィであった。
汎用技として、ダメージ計算を相手の「ぼうぎょ」で行う「サイコショック」も習得している。
- 第6世代
フェアリー追加に合わせて新技「マジカルシャイン」を習得。あくへの対抗が楽になった。もっとも、イーブイの進化形にもニンフィアが加わっており、その機会・必要性自体が減少傾向となったが。
くさに粉・胞子技が、でんきに「まひ」が効かなくなるという仕様変更により、相対的に「マジックミラー」の価値が下がったことは痛手といえば痛手。
また稀なケースであるが、新技「すてゼリフ」が「マジックミラー」に当たると何故か自分が使用したこととなり強制的に引っ込まされるという仕様が加わっている。「めいそう」を使う型などは注意。
- 第7世代
Zワザ「ナインエボルブースト」を「バトンタッチ」してもらうことで、「アシストパワー」をいきなり威力220で放てるというコンボが発生した。
勿論これはエーフィに限ったことではないが、決まれば非常に強力。
- 第8世代
技体系見直しによって「シグナルビーム」と「めざめるパワー」を失ってしまう。
しかし、新たに「ウェザーボール」が習得可能となり、「あさのひざし」と合わせて「晴れパ」の適性を得た。別段ほのおと相性が良いといった訳でもないので、より適したポケモンが他にいるといったらそれまでであるが、エーフィにとっての選択肢となったことは確かである。
また、世代後半には新技「ワイドフォース」も習得。「サイコフィールド」を絡めた戦法も選択肢に加わっている。
第9世代
技体系再度見直しで、早くも「ウェザーボール」や「ワイドフォース」が没収されてしまう(DLCで戻ってきた)。ついでに「サイドチェンジ」も失った。
一方で、新たに「パワージェム」「でんじは」といった中々有能な技も習得した。
シリーズ1シングルバトルでは使用率40位台を推移し、そこそこ健闘。テラスタル実装により前世代と比べてサイクル戦が盛んとなり、需要が高まった「ステルスロック」などの対策として「マジックミラー」が起用されたという流れと見られる。
「テラバースト」はドドゲザン対策かくとう型が主流。「パワージェム」と併せれば中々の技範囲となったため、少なくとも同シリーズでは「こだわりメガネ」などを持たせたアタッカー運用が中心となった。
ちなみに、フーディンはこの世代出禁となっている。単なる一般ポケモンの一種でしかない先方とは異なり、元がイーブイというピカチュウに次ぐマスコットであるエーフィはこの心配をしなくて良さそう、という点は明確な優位点といえるかもしれない。
使用トレーナー
ゲーム版
- コウメ:まいこはん
✳性別♂️・特性シンクロ
✳金銀~・性別♂️・特性シンクロ
✳金銀ク・性別♂️
✳プラチナ/BDSP強化後・性別♂️
✳特性シンクロ(Pt)→マジックミラー(BDSP)
- デクシオ:ポケモントレーナー
✳SM~・性別♂️・特性シンクロ
- カイザー:エーフィ使い
✳性別♂️・特性シンクロ
- コウキ:ポケモントレーナー
✳女主人公かつポッチャマ選択時・殿堂入り10回以上
✳性別♂️・特性マジックミラー
- モミ:ポケモントレーナー
✳DPt/HGSSバトルタワー
- ミル:ポケモントレーナー
✳DPt/HGSSバトルタワー
✳BDSPバトルタワー・特性マジックミラー
✳性別♂️
✳性別♂️
✳ポケモンマスターズ・性別♂️
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモンコロシアム
ゲーム開始時点での主人公(レオ)の手持ち。トレーナーメモによると「昔からの仲間」とのこと。
オープニングではレオがブラッキーと共にスナッチマシンを奪う作戦ではバイクで待機していた。
エスパータイプのアタッカーとして終始役立ち、Lv.36で「サイケこうせん」を覚えれば序盤は敵無しで、Lv.47でサイキネを習得すればタイプ一致の火力に任せてのゴリ押しも可能である。
「おんがえし」も覚えており、進化条件で分かるが威力が高く、エスパー技を無効化してしまうあくへの攻撃技として使える。ただ、はがねには苦戦するため、相性補完が出来るポケモンを手持ちに入れたい。
ポケモン不思議のダンジョン
『マグナゲートと∞迷宮』ではダンジョン研究家として登場。性別は♀で、ブラッキー(♂)と共にダンジョンの研究をしていた。しっかり者であるが涙脆い所も。
エンターカード(4枚あり、ある一定の組合わせで並べて地脈と呼ばれる大地エネルギーを操ることでマグナゲートを発生させられるもの)を開発した直後にドクロッグ・ブニャットに追われ、ブラッキーとはぐれてしまうが、ドウコクの谷で主人公達に救出され、その後はブラッキーと共に主人公達の仲間となる。
ポケモンGO
原作での「とくこう」の高さが反映されたお陰で、「こうげき」種族値がべらぼうに高い。
最大のライバルであるフーディンと比べると、「こうげき」種族値ではあちらに軍配が上がるものの、「HP」の高さは僅かながらこちらの方が上。性能的にはどっこいどっこいといったところなので、どちらを選択するかは完全にプレイヤーの好みとなるでろう。
「コミュニティ・デイ」限定技である「とっておき」とシャドボを除けば、習得する技が全てエスパー技であるため、どの技を覚えていてもある程度戦力として使えるという点も非常に嬉しいところ。反面、役割破壊が狙いにくいので、対戦はやや苦手とする(イーブイ系全般にいえることであるが)。
進化させるには相棒ポケモンに設定して一緒に10km歩き、相棒状態を維持したまま朝・昼に進化させるという特殊な手順を踏まなければならないので少々面倒であるが、進化先を指定出来るので、サンダース、シャワーズ、ブースター等と比べれば入手はしやすい方であろう。
「こうげき」が高い反面、HPと「ぼうぎょ」が低いという点は原作のままであり、相手の攻撃を的確に避けつつ反撃して行くだけのプレイスキルが要求されるため、運用難度は高めといえる。
ポケモンユナイト
諸元
ロール | アタック |
---|---|
タイプ | 特攻 |
攻撃範囲 | 遠隔 |
進化 | イーブイ→エーフィ(Lv.4) |
技1 | スピードスター→サイコショック/アシストパワー(Lv.4) |
技2 | なきごえ→サイケこうせん/みらいよち(Lv.6) |
ユナイト技 | サイコソラール(Lv.8) |
特性 | マジックミラー |
価格 | 10000コイン(※)/575ジェム |
※:当初はミッション「エーフィ」クリア報酬。
技詳細
サイコショック |
---|
指定した場所で集弾し、その後再び拡散する念波を発射する。全弾ヒットで行動不能になる追加効果が発生する。ただし、2弾目以降のダメージ計算には大幅なリミッターが掛けられている。 |
アシストパワー |
一定範囲内のポケモンにランダムに飛んで行く弾を放つ。発射時に自身の移動速度上昇、ヒット時に相手の移動速度低下が確定で発生する。1体に2弾以上飛んだ場合、やはり2弾目以降のダメージ計算には大幅なリミッターが掛かって来る。 |
サイケこうせん |
指定した方向に細長い光線を放つ。相手の最大HPが高い程威力が高くなる。光線は貫通せず、ポケモン1体に当たった段階で破裂してしまうが、後方にダメージと、最初に当てたポケモンが負っているデバフを伝播させて行く性質がある。 |
みらいよち |
ポケモン1体に照準を合わせた後、時間差でダメージを与える。相手の残りHPが低い程威力が高くなる。照準中に他攻撃を当てると、ヒット数に応じてこの技の使用間隔が短くなって行く。 |
技1が「サイコショック」の場合、照準中はエイム補正が入る。「アシストパワー」の場合、全弾が照準先に飛んで行く様になる。 |
照準先が相手チームのポケモンであった場合に限り、この技のダメージが入る前に倒してしまうと、次に放つ技1が強化されるという仕様もある(時間制限あり)。 |
サイコソラール |
周囲のポケモンを拘束した後、ダメージを与えながら外側に向けて吹き飛ばす。使用後暫くの間、シールド・移動速度上昇・技使用間隔短縮バフが発生する。 |
本作2種類目の「ブイズ」として2022年5月16日参戦。性別は♀で、♂として登場していたニンフィアとはイーブイ時のモデリングから作り分けられている。余談であるが、これによってニンフィアに浮かんでいた男の娘疑惑が確信に変わっている。
ニンフィアとサーナイトの折衷的な気質のアタッカーで、成長が早く遠隔戦闘に特化する。独自の特徴として、一般的に3回に1回の割合で強化される通常攻撃が、専用ゲージを用いた時間制となっている。
しかし、当初は両者の悪い所取りをした様な粗が目立った。即ち、伸び代が少ない割に味方依存度が高かったのである。専用ゲージすら溜まりが遅く、強化までに5回は攻撃出来る時間を要するにもかかわらず、それに見合うだけの火力が出ないという有様であった。
強いていえば全弾ヒット時の「サイコショック」にはリミッターを加味しても光るものがあり、直後に「サイケこうせん」を当てればコンボともなったが、この組合わせでは命中率に難があり安定しなかった。
それでもエーフィを使いたければこのコンボを確実に成功させるしかないとまでいわれ、少ない人気が両者の組み合わせに集中した。どうせ撃ち漏らして近接戦闘を許せば生還はまず見込めないので、アイテムも火力補強に全振りする様になり、ますますピーキーな存在となって行った。
これを反映してか、公式の扱いの方が「初心者向け」から「中級者向け」に変更されてもいる。
イベント「ボスラッシュ」では、「みらいよち」にはリミッターが掛けられておらず中盤以降とんでもないダメージを叩き出せることが発覚したものの、普段が弱過ぎるので中々信じて貰えないという光景さえ見られた。
強化は実に4度に渡り、3度目位からようやく通常ルールでも頭角を現して来た。
4度目の強化時にザシアンが参戦したことも追風となった。
強化後のエーフィは射程もかなり伸び、キュワワーをくっつけて好き放題暴れ回るザシアンに、安全圏からダメージを与えられる存在として期待されたためである。苦手とする近接型ポケモンをザシアンが軒並み駆逐してしまったため、他からの奇襲を心配する必要も薄れていた。
ホロウェアは各等級揃っているが、こちらも妙に癖の強い意匠が多い。
登場時に用意された「エオスざスタイル」は、当時のバトルパスに合わせて江戸時代の芸者のようであった。第14シーズンではエーフィ自身がピックアップされたが、渡されたのはサーカスの様な「パフォーマースタイル」であった。クリスマス時期には頭から鐘に突っ込んだ様な「ジングルベルスタイル」が実装されたこともあった。
このほか、シルクハットと首周りの装飾が特徴的な「タキシードスタイル」が期間限定イベントの達成報酬となっていた。
2023年にはイベント「イーブイフェスティバル」に合わせて「ブイズ」共通衣装とされた「チェックスタイル」が追加されている。他が概ね同系色の濃淡となる中、エーフィのものは薄紫と青紫の組合わせとなっているのが特徴。流石に耳部分とは色調が異なっているが。
トレーナー向け衣装としては「エーフィセット」が実装されている。これもかなり独特な解釈がされており、庇が大きな帽子に、エーフィの耳を模った装飾が付き、アウターとサンダルには耳内側と同じ青色が大胆にあしらわれている。
ポケモンマスターズ
ヨウ&エーフィ
2023年11月21日(イーブイの日)という訳で実装。他ブイズは実装されていたが、プレイアブル実装は今回が初。ミヅキのブラッキー同様にイーブイ時にオハナ牧場付近で出会ったとのこと(なお、オハナタウンを思い浮かべようとしたヨウはケンタロスを思い出していた)。
バディーズ技「天高く輝くマキシマムパワー」を使った後、パッシブスキル効果でサイコフィールドを展開するエスパーテクニカルロールで、EXロールはサポート。パッシブスキルにより、相手を対象にしたポケモンの技を使った時と相手を対象としたバディーズ技を使った後に相手の「とくぼう」を2段階下げることが可能。
技は「ねんりき」「サイコキネシス」「あさのひざし」、トレーナー技は自分の「とくこう」を2段階上げ、味方全員の急所率を1段階上げる「不思議なパワーだ!」。
技
ねんりき | 10%の確率で相手をこんらん状態とする |
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あさのひざし | 自分のHPを最大HPの約50%回復する。天気がひざしがつよい状態の時は約60%、あめかあられかすなあらしの時は約40%回復する |
サイコキネシス | 10%の確率で相手の「とくこう」を1段階下げる |
不思議なパワーだ! | 自分の「とくこう」を2段階上げる。味方全員の急所率を1段階上げる |
バディーズ技
天高く輝くマキシマムサイブレイカー |
---|
相手の「とくぼう」が下がっている程威力が上がる。★6EX+EXロール解放後、初めてバディーズ技を使った時だけボルテージが2段階上がる。 |
パッシブスキル
B技後PF化 |
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バディーズ技を使った後、サイコフィールドを展開する |
PF時異常妨害無効G |
フィールドがサイコフィールド時は味方全員が状態異常・ひるみ・こんらん・バインド状態とならない |
相手にP技B技後特防2↓9 |
相手を対象としたポケモンの技を使った際に相手の「とくぼう」を2段階下げる。相手を対象としたバディーズ技を使った後相手の「とくぼう」を2段階下げる。 |
デクシオ&エーフィ
2024年の11月21日(イーブイの日)が近日という事で、11月17日にデクシオとエーフィが実装。
デクシオはXYから登場したキャラクターであるがバトルするのは『サン』からである為、XY時の姿でポケモンバトルする姿はポケマスで初である。
エスパータイプテクニカルで、EXロールはサポート。
技
サイコキネシス |
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10%の確率で相手の特防を1段階さげる(パッシブスキル「百聞は一見にしかず」により消費わざゲージ量が1増加し威力が50%上昇している) |
ラムのみ |
味方の状態異常を解除する(効果タグ: きのみ) |
シンクロわざ:サイコキネシス・暁光 |
【解放条件】自分の特攻があがっているとき |
【封印条件】自分の特攻があがっていないとき |
攻撃が必ず命中する。相手の特防を2段階さげる。自分を次回ゲージ消費0状態にする。自分の次回特殊技威力ブーストを1段階あげる。 |
この技で攻撃するときに自分の「ラムのみ」の残り回数が1以上のときはその回数を1減らして自分のシンクロわざの回数を1回復する(効果タグ: 必中) |
おみせしましょう! |
自分のHPを最大HPの約50%回復する。自分の状態異常を解除する。自分を次回ダメージ防御状態にする。(効果タグ: 回復) |
バディーズ技
いうなれば先輩のマキシマスムサイブレイカー |
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自分の特攻があがっているほど威力があがる |
★6EXに★アップ後: 威力が1.5倍になる |
★6EX+EXロール解放後: 初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる |
パッシブスキル
百聞は一見にしかず | 攻撃技でつかうわざゲージの量を1増やし技の威力をあげる。登場したときに自分の特攻を4段階+急所率を3段階あげる |
---|---|
チームB技後S技回数回復9 | 自分のチームがバディーズわざをつかったあと自分のシンクロわざの回数を1回復する |
初きのみ回数0時特殊ブースト3 | 初めて効果タグにきのみを持つ自分の技の回数が0になったときだけ自分の次回特殊技威力ブーストを3段階あげる |
登場時次回ゲージ消費0 | バディーズ専用Pクッキーで解放。登場したときに自分を次回ゲージ消費0状態にする |
超覚醒パッシブスキル
腕試しをさせてください |
---|
初めてバディーズわざをつかったときだけバディーズわざ発動可能状態までのカウントを2減らす。初めて登場したときだけフィールドをサイコフィールド+自分の次回特殊技威力ブーストを3段階あげる |
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
無印
【ジョウト編】
- サクラのエーフィ
エンジュ5姉妹の末っ子・サクラのイーブイが第226話『エーフィとサクラ! エンジュシティふたたび!!』にて、進化して再登場。ロケット団トリオ撃退後は姉の許しを得たサクラと共に旅立つ。
- ザンナーのエーフィ
劇場版『水の都の護神 ラティアスとラティオス』で登場。カノンに変身して街を歩いていたラティアスを捕らえようとけしかけられるが、サトシに邪魔され逃げられる。その後、カノンの祖父・ボンゴレを眠らせたり、姿を消したラティオスを攻撃する。
悪役がブイズを手持ちとしたのはザンナーが、悪役ブイズはこのエーフィが初であり『サトシの旅シリーズ』においては唯一の存在である(実際、次シリーズにおいてスピネルと彼のブラッキーが出るまでこの時が唯一であった)。
- その他:272話
アドバンスジェネレーション
【ホウエン編】
- 第11話『グラエナとポチエナ! 進化の神秘!!』
映像で登場。
- その他
- 劇場版:裂空の訪問者デオキシス
【バトルフロンティア】
- リラのエーフィ
サトシとのバトルでは再戦時の3体目として登板。サトシのピカチュウと同じ「でんこうせっか」「アイアンテール」で対決し、ピカチュウを上回る速さとパワーで翻弄した。「10まんボルト」に対しても「でんじほう」で迎撃している。
しかし、ピカチュウが照明をショートさせて場を暗くした際に、額の宝石が光っていたために「10まんボルト」を受けてしまう。動揺してリラと心を1つに出来なくなったこともあって形勢は逆転し、最後は「ボルテッカー」直撃を受けて敗北した。
なお、「でんじほう」は登場当初ゲームでも使えた技であったが、互換切れによってこの当時は習得方法が失われており、半ばアニオリ要素といえる。
- その他
- 第180話
ダイヤモンド&パール
- 劇場版『ギラティナと氷空の花束シェイミ』:アバンでブイズが集結している。
- その他:10話
ベストウイッシュ
【シーズン2】
- バージルのエーフィ
第102(S2・18)話『チーム・イーブイ出動せよ! ポケモンレスキュー隊!!』から、ポケモンレスキュー隊・チーム・イーブイの1匹で登場。性別は♂。サイコキネシスを用いて救助活動を行っている。
- 短編『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』
CV.井上喜久子
他ブイズと共に登場。性別は♀。
XY
【XY&Z】
- アメリアのエーフィ
第109(&Z16)話『マスタークラスへの試練! どうするセレナ!?』にて、フレイシティの名家出身のポケモンパフォーマー・アメリアのポケモンで登場。色違いハクリューとの合わせ技で、ハイレベルパフォーマンスを披露した。
サン&ムーン
- 第65話『イリマとイーブイまイリマす!!』
「ナインエボルブースト」により駆け付けている。第66話でも登場している。
- その他
- 本編:13話・92話・133話・141話・143話・144話
- 劇場版:みんなの物語
新無印
- 第49話『コハルと不思議な不思議なイーブイ!』
イーブイ進化研究所のポケモンで登場。
63話・120話にも登場している。
- ハルヒのエーフィ
第79話『月と太陽、コハルとハルヒ』で、コハルに瓜二つであるジョウト地方の日蝕城城主となる少女・ハルヒのポケモンとして、ブラッキーと共に登場。落ちそうになったコハルのイーブイをサイコキネシスで助けたことで出会う。
ハルヒが幼い頃、転びそうになった彼女を助けるためにエーフィに進化し、相方もピンチに陥った際に自身を守るためにブラッキーに進化したとのこと
昔、日蝕城城主であったヒサシが弟に暗殺されそうになった際にエーフィとブラッキーが食い止めたと伝えられており、ブラッキーと対となる首飾りが掛けられている。
アニポケ・第8シリーズ
- 1話:セキエイ学園の生徒の手持ちで登場し、ゴーリキーとバトルしていた。
- 8話:町のポケモンで登場。
- 57話:テラスタル研修生のポケモンで登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- レッドのブイ
性別 | ♂ | 特性 | シンクロ |
---|---|---|---|
性格 | おっとり | 個性 | とてもきちょうめん |
3章においてイーブイから進化。
以前はロケット団の研究によって「相手のポケモンのタイプに応じてシャワーズ・サンダース・ブースターのいずれかに進化、もしくは元のイーブイに退化する能力」を持っていが、この進化によって失った。もっとも、無理な実験の副作用で乱用すると負荷が掛かっていたため、悪い事ばかりでは無いが。
3章においてトキワジムのジムリーダー試験で、2章の四天王による攻撃の後遺症に右手に不調を抱えながらもレッドが勝利できたのは、ブイの活躍があってこそであったりする。
ポケモンローカルActs
鹿児島県指宿市にて、「イーブイ好き、略していぶすき」ということで、同市のスポーツ・文化交流大使に任命され、2018年12月には市内にイーブイとその進化形が描かれたマンホール全9種が設置された。後のポケモンマンホールである。
関連イラスト
特に理由はなく、名前を強引に語呂合わせした結果であるとか。
関連タグ
図鑑番号順
関連ポケモン等+グループタグ