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ニンフィア

にんふぃあ

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0700
コーストカロス図鑑No.085
アローラ図鑑No.161
ガラル図鑑No.204
ヒスイ図鑑No.033
パルデア図鑑No.187
ローマ字表記Nymphia
ぶんるいむすびつきポケモン
タイプフェアリー
たかさ1.0m
おもさ23.5kg
せいべつ87.5%♂・12.5%♀
とくせいメロメロボディ / フェアリースキン隠れ特性
タマゴグループりくじょう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ニンフィアニンフ+アトモスフィア
英語・スペイン語・イタリア語Sylveonsylph(シルフ)+eon(永遠)※1
ドイツ語Feelinarafee(妖精)+Felinae(ネコ亜科)+a※1
フランス語Nymphali日本語名+li※1
韓国語님피아日本語名の音写
中国語仙子伊布※2仙子(妖精)+伊布(イーブイ
ヒンズー語सिलवीओन英語名の音写
ロシア語Сильвеон英語名の音写
タイ語นิมเฟีย日本語名の音写

  • ※1:イーブイの進化形に共通して付く接尾語。
  • ※2:当初香港では「仙子伊貝(伊貝=「イーブイ」の古い翻訳)」、台湾では「仙子精靈(精靈=精霊)」の表記揺れが見られた。

進化編集

花かざり

イーブイニンフィア


概要編集

ポケモンXY』(第6世代)で登場した、イーブイ8番目の進化系。

タイプは発表からしばらく伏せられていたが、程なく14年ぶりに追加される18番目のタイプ「フェアリー」であると明かされた。


首元と左耳に結んだ形状の、耳の後ろと首のあたりからはそれぞれ2本ずつ流した形状の、リボンのような触角が生えている。メタ的には日本語名がアナグラムで「アンフィニ」となり、その記号が「」であることに由来しているとする説がある。

毛色は白を基調に、耳や尻尾などの先端部位はピンク色を、目や触角の先端は水色をした、全体的にファンシーな色合いの持ち主。


フェアリーらしく花畑が好きで、住処にしている野生個体もしばしば。

触角には人やポケモンの気持ちを和らげる波動が秘められており、その波動を送り込むことで争いを止めることが可能。実際に『NEWポケモンスナップ』では喧嘩を始めたカイロスヘラクロスの仲裁を行なっていた。

そうする時は、触角をなびかせ軽やかなステップで踊り舞う習性があり、その光景は優雅と称えられている。


大好きなトレーナーには、腕にその触角を巻き付けて一緒に歩く習性がある。これは触角で触れるとその気持ちを感じ取れるためらしく、清らかな心の持ち主でなければ、ニンフィアとともに歩むことはできないであろう。



一方ひとたび戦いとなれば、自分の何倍もあるドラゴンポケモンにもいっさい怯まず飛びかかってゆき、鋭い攻撃技で急所を狙うワイルドな面も持ち合わせており、敵意を削ぐ波動も獲物を油断させ襲うための手段として用いるという、れっきとした肉食動物でもある。

これを裏付けるように口を開くと鋭いが覗きガラル地方には竜退治の伝承が残されている。

新 ニンフィアの生態肉食


とは言え、フラベベと共にフェアリータイプを代表するポケモンであり、その可愛らしさ全開の見た目もあって、2016年6月7日に結果発表された「ポケモン総選挙720」では、イーブイや他の進化形を超えて5位にランクインした。

性別比率は他の進化形と変わらず♂:♀=7:1であるが、見た目からメディアミックス各種にわたってほぼ一貫して♀前提の取り扱いがなされている。

バレンタイン♡ニンフィア

色違いはピンク色と水色がちょうど反転する。


ゲーム上の特徴編集

イーブイの進化系で第6世代とフェアリータイプを代表する立ち位置から、以降の作品でも外伝を含め非常に登場機会が多い。特に『LEGENDSアルセウス』『救助隊DX』では第6世代として唯一登場していることは特筆される。

一方で、それぞれ初代と第4世代のリメイクである『LPLE』『BDSP』では、フェアリータイプは収録されたものの原作再現を優先してニンフィアの登場は見送られた。


当初は進化にポケパルレポケリフレが必須だったが、第8世代ではふれあい要素で上がるステータスが「なつき度」と統合されたため、各種アイテムなどでも条件を満たせるようになった。


いずれの世代でも「イーブイがフェアリータイプの技を覚えている」ことがもう1つの条件となっている。なお、イーブイのなつき進化には他にエーフィブラッキーが存在するが、この条件を満たす場合はニンフィアが優先される(逆に言うと両者に進化する場合はフェアリータイプの技を外す必要がある)。


直感的に分かり難い割にストーリー中での言及も乏しい進化なので、ネット検索をする習慣の無い低年齢層は本当にクリアまで見当も付かず終いということさえあった。特に第7世代までは、レジ系UMAトリオあたりの(子供人気の低めな)伝説のポケモンくらいならGTSで普通に交換が成立してしまうほどであった。



対戦での評価編集

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
ニンフィア95656511013060525
フラージェス78656811215475552
アシレーヌ80747412611660530

イーブイの進化系特有のステータスシャッフルを受け継いでいる。

一番高い130の値は「とくぼう」に割り振られ、次が「とくこう」という純然たる特殊型。HPもそこそこ高いので、特殊面に関しては攻防共に非常に強力である。反面、「こうげき」「ぼうぎょ」「すばやさ」は低く、特に「すばやさ」は進化系の中で最も低い。

このため、「すばやさ」と「こうげき」が高い傾向があるドラゴンポケモンを相手にすると、ドラゴン技こそ効かないものの何かしらのサブウェポンを先手で叩きこまれて苦戦することも意外とある。かくとうポケモンにしても、大半がフェアリータイプへの有効打である「どくづき」を覚えるため、油断はならない(ニンフィアのために覚えさせているかといえばそこまででもないが)。


トリックルーム」も視野に入れたいところだが、極端に遅いわけでもなく、クリムガンローブシン、あるいははがねタイプの面々への利敵になりかねないため考えどころではある。


多くのステータスが上回る、同期のフラージェスの存在も気になるところだが、ニンフィアはその差を補って余りあるとくせいを持つ。隠れ特性フェアリースキンである。

これによって、フラージェスよりも遥かに高い火力になるため、十分差別化は成っている。

特に「ハイパーボイス」は威力162、「みがわり」貫通、デメリットなしでサンダースの「かみなり」(威力165)に迫る連射可能な技へと変貌し、しかもダブルバトルトリプルバトルではふぶき」と同等の威力で天候にも残りHPにも左右されない命中安定の全体攻撃として扱える。

はかいこうせん」も威力270という、ポリゴンZのそれに匹敵するフェアリー技になる。あちらと異なりこの威力で弱点を突ける

加えて、同じとくせいを持つメガサーナイトメガチルタリスと異なりアイテムの自由が利くため、アイテム次第ではそれらよりも高い火力を実現可能。



なお、「フェアリースキン」は特殊技にも物理技にも適用されるため、物理型も可能であったりする。

威力の差も大きいが、とくせい込みの「すてみタックル」はミミッキュの「じゃれつく」を火力で上回る。積み技は「のろい」があるのでどうにかなる。なにより「でんこうせっか」が無効化されない威力72の先制技になる。


通常とくせいの「メロメロボディ」に価値が無いかと言うとそうでもなく、特に第6世代では♀しかいないメガガルーラが大暴れしたことから、「あえて♂のメロメロボディを粘った上でピンポイントにぶつける」という戦法すら大真面目に考察された。「ぼうぎょ」に不安のあるポケモンではあるものの、特化させた上で「ゴツゴツメット」や「ドレインキッス」を持たせればそれなりに対抗可能。


イーブイ系のお約束としてサブウェポンの選択肢は多くないが、どくタイプや特殊受けに対抗できる「サイコショック」が有用。「めざめるパワー」を使う場合、苦手とするどくはがねほのおタイプに一貫するじめんタイプが人気であった。

逆に変化技は例に違わず豊富で、「あくび」「ねがいごと」「めいそう」などの展開が可能。


第7世代編集

登場以来評価は高く、ダブルバトル・トリプルバトルでは要警戒ポケモンとして使われていたのだが、複数の要因が重なって急激に採用率が低下してしまった。


まず「フェアリースキン」の補正が1.3倍→1.2倍に弱体化し、一致技でのゴリ押しが難しくなった。

また新要素「Zワザ」はスキン系のとくせいには適用外で相性は最悪。高火力をぶつけられないどころか、一方的に高火力のゴリ押しを警戒する羽目に。

トリプルバトルに至ってはルールごと削除されてしまった。


流石にファイアローほどの転落にはならなかったものの、同じ「ハイパーボイス」使いであるメガサーナイトと比べてもサブウェポンやダブル向きの変化技で水をあけられてしまった。

そして最大の問題点は自身と似たような能力を持つアシレーヌの登場みず複合なので完全な競合ではなかったものの、特殊主体の鈍足フェアリーの増加は痛手で、多くの仕事を取られてしまった。


第8世代編集

リストラや技体系の大幅見直しという環境の激変が発生。メガシンカ組やアシレーヌが出禁にされたり、他の進化系が(ただでさえ癖のあった)技の没収を受ける中、ニンフィアは「マジカルフレイム」の習得ではがねタイプへの対抗が可能となるなど強化されたことからエース格に返り咲いた。

新要素の「ダイマックス」は、Zワザとは異なりスキン系のとくせいが適用されることも判明。事実上唯一となった「フェアリースキン」持ちとして、かなり高い人気を誇った。


しかし、後のアップデートでアシレーヌが復帰すると再び競合するようになっている。


第9世代編集

技体系の再度の見直しで、早くも「マジカルフレイム」が没収されてしまう。これによりまともにはがねタイプの弱点を突ける手段が、タマゴ技の「にどげり」しかなくなってしまった

そのため、新要素のテラスタルと「テラバースト」で補うようになった。ほのおのほか、汎用性の高いじめんや、等倍だが半減で受けられるみずなども人気であった。



シリーズ1では、サザンドラドラパルトマスカーニャなどに強い枠として活躍した。

耐久にあまり厚く振らないポケモンが多かったこともあり、火力よりも「たべのこし」「オボンのみ」「とつげきチョッキ」といったアイテムで耐久面を補強したサイクル型が主流を成した。これは物理アタッカーが多く、ニンフィアが一方的に優位に立てる環境でもなかったためでもある。


また、テラスタルに関してはマリルリミミッキュが暴れ過ぎた結果、露骨にフェアリーを半減するテラスタルで包囲されてしまったという、かなり消極的な動機で切らざるを得ない場面も多く、ドラゴン無効を捨てるタイミングの見極めに悩まされてもいる。


シーズン3になると四災が参戦してきたが、このうちディンルーチオンジェンに強い枠として需要が生まれた。「とつげきチョッキ」を持てばイーユイにも役割が持てた上に、ほのおテラスタルを切ればパオジアンにも概ね有利を取れた。


シーズン4ではほぼ防御特化にして「たべのこし」を持ち、シングルバトルでも「まもる」を採用するという一層耐久寄りな型が流行し始めた。「あくび」で有利対面を作って「ねがいごと」で後続をサポートするという行動は一定の汎用性を持った。

他方でほぼサーフゴーピンポイントとなる「シャドーボール」採用型も目立った。


シリーズ5ではガチグマ(アカツキ)が登場。そもそもフェアリータイプですらないのだが、鈍足特殊アタッカーとして最適化されたような能力を持っており、単純な数値攻めを行うのであれば意識せざるを得ない存在となった。

「めいそう」による積みや「あくび」による対面操作、回復による居座りなど何気に器用でもあり、シングルバトルは一時アカツキ一強という空気になっていたほどである。



ダブルバトルでは一貫してアタッカー運用が主流になる傾向があった。WCS2023シニアカテゴリ優勝パーティにはまさかのこだわりメガネ」「はかいこうせん」ロマン砲が組み込まれていた。


もっとも、この世代のニンフィアを象徴するのは金策ニンフィアであろう。なにしろ専用の記事が存在し、運用方法が事細かに説明され、その様子を描いた作品まで複数投稿されているほどである。

最強のリザードン」対策として浮上したのを皮切りに、テラレイドバトルにも起用された。相手にもよるが、イーブイ系ならではの豊富な変化技を交えた戦法はここでも有効な場面が多かった。


テラレイドバトルの味方NPCのユウタロウが使うニンフィアは、あくまでNPCの使ってくるサポーターとしてだが、「あまえる」が使える上に全ポケモンに無効化されずにはいる「ムーンフォース」を覚えるため、強い寄りの評価を受けている。

使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版


漫画版


番外作品編集

ポケモンGO編集

2021年5月下旬に実施された「フェアリーレジェンドY」にて実装。なつき度のシステムのない本作における進化の条件は、「相棒ポケモンに設定し、ハートを合計70個集める」という大変骨の折れるもの。ポフィンを使えば多少は楽になるが、それでも最低で3日かかる計算になる。焦らず気長に熟していくのが吉と言えるだろう。


サーナイトトゲキッスと比べると全体的にバランスの取れたステータスになっているのが特徴。


通常技は「あまえる」と「でんこうせっか」、ゲージ技が「ムーンフォース」「マジカルシャイン」「ドレインキッス」「とっておき」「サイコショック」の5つ(「とっておき」は所謂レガシー技で、習得にはすごい技マシンスペシャルが必要なので注意、「サイコショック」も同様にイベント限定技であり、イベント終了後はすごい技マシンスペシャルがないと習得できなくなる)。


他の進化形同様、徹底的にタイプ一致技に特化した性能となっており、フェアリー技に弱いポケモンにはとことん強い。反面、役割破壊が狙いにくいため、トレーナーバトルはやや苦手とする(「とっておき」や「サイコショック」なら多少対抗できなくはないが、前者はノーマル技である関係上効果ばつぐんは狙えず、後者もどくタイプにしか対抗できない)。素直にジムレイド攻略やジム防衛に回したほうが良いかもしれない。


アタッカーとしては比較的優秀な部類に入り、さらにサーナイトやトゲキッスとは異なり、フェアリー単タイプなので役割が被らない点もメリット。入手には苦労するが、手に入れば大いに活躍してくれることだろう。


ジム防衛としてもフェアリータイプとしては高めのHPと防御でハピナスラッキーの次に配置することでカイリキー等かくとうタイプを牽制できるためジム防衛用に育てておく価値はある。


ただし、ルカリオが「ラスターカノン」を開放させていたり、「コメットパンチ」持ちのメタグロスを出されるとあっさり突破される(ニンフィアに限らず多くのフェアリータイプはだいたい該当するが)。ドンファンカバルドンといったじめん単タイプを後続に配置して弱点をカバーしてあげよう。間違っても、ドサイドンマンムーといったはがね弱点持ちを置かないように


2022年2月にはフラージェスが実装されてフェアリータイプのライバルが増えたものの、習得できる技が異なるので問題ないだろう。


ポケモンマスターズ編集

マーシュ&ニンフィア編集

2020年2月25日に実装。メインストーリーWPM編第23章をクリアすると仲間にできる。

性能は「スペシャルアップ」で特攻、トレーナー技の「ふんわりはんなり」で特防・素早さバフをかけ、全体必中攻撃の「チャームボイス」とHP吸収技の「ドレインキッス」を使い分ける☆4のフェアリータイプのアタッカー。

2022年6月のポケマスデーでBSB開放され、火力面では「特攻↑時B技威力上昇5」「特防↑分威力上昇」がある。

チャームボイス攻撃が必ず命中する
スペシャルアップ自分の特攻を2段階あげる
ドレインキッス相手に与えたダメージが多いほど自分のHPを回復する
ふんわりはんなり自分の特防と素早さを2段階あげる

バディーズ技

歴史の国から来たマジカルシャイン追加効果なし

パッシブスキル

HP分威力上昇4自分の残りHPの割合が多いほど技の威力をあげる

ボタン&ニンフィア編集

2023年11月10日に実装された2組目のパルデアバディーズ。

トレーナーが技使用時に次回特殊威力ブーストを1段階上げ、初めて技での成功時に相手のフェアリータイプ抵抗を1段階下げるフェアリータイプのサポート。

チャームボイス
攻撃が必ず命中する
SPガードG
味方全員の特防を2段階あげる
シンクロわざ:スタードレインキッス
【解放条件】自分が技を1回つかったとき
【封印条件】この技をつかったとき
攻撃が必ず命中する。相手のあがっている能力をもとに戻し同じ分だけ自分の能力をあげる。自分のHPを最大HPの約40%回復する
ブイブイいわす!
味方全体の場をわざゲージ加速状態にする。味方全員の特攻を4段階+急所率を2段階あげる。味方全員を回復付帯状態にする

バディーズ技

キラリ光る天才ハッカーのチャームボイス
★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる

パッシブスキル

初攻撃時フェアリー抵抗↓
初めて技での攻撃が成功したときだけ相手のフェアリータイプ抵抗を1段階さげる
攻撃時特防ダウン9
技での攻撃が成功したときに相手の特防を1段階さげる
T技後特殊ブースト1付与G9
トレーナーが技をつかったときに味方全員の次回特殊技威力ブーストを1段階あげる
初B技後次ダメージ防御
バディーズ専用Pクッキーで解放。初めてバディーズわざをつかったときだけ自分を次回ダメージ防御状態にする

ポケモンユナイト編集

諸元

ロールアタック
タイプ特攻
攻撃範囲遠隔
進化イーブイ→ニンフィア(レベル4)
わざ1スピードスターマジカルフレイム/ハイパーボイス(レベル4)
わざ2つぶらなひとみドレインキッス/めいそう(レベル6)
ユナイトわざフェアリーハーモニー(レベル8)
とくせいフェアリースキン
価格10000コイン/575ジェム

マジカルフレイム
移動しながら4~5個の炎の弾を生成する。この時小さな障害物であれば飛び越えられる
敵が一定の範囲内に近付くと自動で射出し、ホーミングする。当たると1発ごとに相手の特攻低下と、この技の使用間隔短縮の追加効果が発生する。
ハイパーボイス
自身の前方扇型への範囲攻撃。複数回攻撃判定があり、当たる毎に威力が上がる。先端部分は根元より2倍ほど威力が高い。攻撃中は方向転換ができない。
ドレインキッス
相手に投げキッスをする。当たると体力と移動速度を奪い、戻ってきた時に自身の体力を回復する。一定以上の距離が開くまで何回か往復する。
めいそう
自身の特攻・特防と移動速度を上げる。レベル12になると1回だけのダメージ無効化と、短いシールド効果も付くようになる。
フェアリーハーモニー
大ジャンプしてまもり状態になる。着地時に付近のポケモンにダメージを与え、自身はHPを回復する。その後しばらく、わざに体力回復効果が付く。

本作初の「ブイズ」として2021年10月6日に参戦。本編に比べて耐久方向に性能が盛られた技が多く、数値以上に固いアタッカーとなっている。

それ以上に、何かとシリアスな笑いを誘いがちなお騒がせポケモンでもある。


ホロウェア編集

ポンチョスタイルチェックスタイル
ユナイトにニンフィア参戦記念!チェックスタイル
おめかしスタイルきしスタイル
おめかしニンフィア「君のために強くなるよ」
しんしゅんスタイルエレガントスタイル
ニンフィア しんしゅんスタイルエレガントスタイル

本作でも愛らしいイメージを前面に押し出しており、特に2種類目のホロウェアチェックスタイル」は、フリルいっぱいのスカート姿でトレーナー衣装「チェックスタイルセット」の女性向けとペアルックになるという、少女趣味を絵に描いたような仕上がりとなっている。


ただしイーブイ時の模様は♂のものである。将来他のブイズが参戦した際にも使い回せる汎用モデルなのではないかといった考察もなされていたのだが、実際にエーフィが参戦してくるとそれはすぐに取り下げられた。エーフィのイーブイ時代には♀の別モデルが作り分けられており、確信犯的にニンフィアを♂として実装していた事が明らかとなったからである。男の娘

この点について運営からのコメントは特に無く、具体的な意図は不明。


2022年3月~4月にかけてはバトルパス第6シーズンのメインキャストに抜擢され、専用のムービーが制作されるなど厚遇を受けた。

合わせて用意された「おめかしスタイル」はやはりトレーナー用の「おめかしセット」とのペアルックが可能で、今回は女性向けのスカート型と男性向けのパンツ型の折衷的な、いわゆる埴輪ルック状のデザインが採用されている。

素直に考えれば男性にも配慮した結果なのであろうが、上記の背景を踏まえると意味深なものを感じなくもない。なにより、リボンとは逆側の耳に着けたミニハットが、かなり女性側に寄ったデザインとなっている。運営はニンフィアをどうしたいのであろうか……


2022年7月にも唐突に「きし(騎士)スタイル」が追加されている。本編『XY』で四天王ガンピが着ていたような典型的なデザインのシリーズだったのだが、ニンフィアの物には足回りにプリーツ状の装飾が付いており、やはりスカートのように見えなくもない。

界隈では最早恒例行事として受け流す人も増えてきている模様。

五つのイーブイでオーバーレイ!

2023年5月~6月にかけて開催されたイベント「イーブイフェスティバル」では、先述の「チェックスタイル」がブイズ共通衣装とされ、この時点で参戦していたエーフィ・グレイシアブラッキーリーフィアにも同様のものが渡っている。

ただし、この中で♀はエーフィとグレイシアのみである。すなわち男の娘の方がむしろ多い。しかも、これらは単なる色違いではなく、一種ごとに細部が作り分けられた上でフリルスカートだけは全員共通なのである。なんと言うか、本当に、度し難い



性能とか編集

  • 二日天下

実装時のニンフィアはぶっ壊れだった。

特にわざ1がどちらもおかしな性能をしており、本編における全盛期のメガガルーラよろしく「ニンフィアのいるチームが勝つ」「ピック(選出)は義務」「ニンフィアユナイト」とまで言わしめた。

なにしろ

  1. 「マジカルフレイム」はレベルが上のポケモンにも余裕で3割ほど入る火力があり、しかも追加効果で所定7秒間隔のところを最短4.5秒ほどにできた。
  2. 敵から逃げるつもりで最初の移動だけを目当てに使用したら、追ってきた敵に全弾ヒットして返り討ちにしてしまったなんてことも。
  3. 「ハイパーボイス」は火力が輪をかけてイカれており、「めいそう」で強化してから放てば、同じアタック型などよほどレベル差がない限り先端フルヒットで瞬殺だった
  4. 本作にも「とつげきチョッキ」はあったが、装備しても簡単に貫かれるので気休め程度。

という有様である。

それをサーナイトがまだラルトスをやってるようなレベル帯から振り回すのだから、厨ポケ以外の何者でもなかった。


流石にイーブイの時は弱いので、その間に倒しまくって進化を妨害したいところだったが、MOBAの性質上「自陣でレベリングしてから満を持して登場」という戦法が使えてしまい、そもそも戦闘に持ち込むことが困難。

ニンフィアへの進化後も物理型に密着されることは苦手としていたので、それができるポケモンであれば勝機はあったが、「ハイパーボイス」以外の全てのわざが(ユナイトわざですら)逃走手段としても優秀であったため、やはり振り切られてしまいがちだった。


あまりに強すぎるので実装2日後の10月8日に緊急ナーフが入り、「マジカルフレイム」が35%ほど、「ハイパーボイス」が20%ほど威力が下げられたことで一強状態は終息した。基本的に2週間は様子を見る本作において、この調整間隔は長らくぶっちぎりの最速であり続けた(後にメガミュウツーXの当日中という例が出たが、半ばバグ取り的な微調整に留まり、その後も当時の一強であり続けている)。



  • フルスロットル害悪

イメージ面はともかく、戦力面でのニンフィアは、緊急ナーフ後は一転してバグ取り程度にしか手が入らない生きた化石のような存在と化していた。

他ポケモンの強化や新規参戦がある度に相対的な見劣りを招き、特に「マジカルフレイム」は「最早ランクマッチでは使い物にならない」と言われるほどに評価が下落し、両陣営の戦力が整う後半戦の力不足が懸念されていた。


それを一時的に覆したのが、2022年2月~4月にかけて断続的に開催されたイベント「フルスロットルバトル」である。これは「ほぼ全てのわざが連射できるようになる」という世紀末じみた特別ルールで、中でも「マジカルフレイム+ドレインキッス」の構成が警戒された。

性能は据え置きなので、単純な火力としては即死級のコンボすら多発するこの環境下ではかわいい部類だったのだが、問題は追加効果の方である。


この時この構成のニンフィアは「常時移動と回復を繰り返しながらデバフをバラ撒く」という歩く害悪と化しており、に準じた存在と割り切って起用すればたいへん鬱陶しい立ち回りができた。

なまじ火力が低いので嬲り殺しにする感じもそれを助長し、自身は回復効果でゾンビのようにしぶとく、緊急時の逃走能力にも磨きがかかり、そもそも小刻みに移動し続けること自体が目障りと、さながら「回避盾」のようなヘイトの稼ぎ方であった。

腐ってもアタッカーなので野生ポケモンを荒らし回れる程度の能力はあり、放置しても大惨事である。試合がクイックマッチ準拠の5分制で短期決戦が求められたことも、ラストスパートの効かないニンフィアにとって有利に働いた。


ちなみに、通常「マジカルフレイム」で生成した炎の弾は敵に遭遇できないと再使用までの間に消えてしまうのだが、この環境下では再使用の方が圧倒的に早いため余裕で15発は保持できた。

大量の炎に包まれながら敵を求めて徘徊する様は視覚的にもやべーやつそのものであった。


その後、2022年11月16日にようやく本格的な再強化を受けている。登場時には遠く及ばないものの、上手い人が使えば通常ルールでも足を引っ張らない程度の強さは戻ってきた。


ようこそ!ポケモンカフェ〜まぜまぜパズル〜編集

編集時点では不定期にイベントや課金コンテンツの題材となるゲスト枠と扱われている。

標準の制服以外に、派手なマントとリボンとは逆側の耳に着けたミニハットが特徴の「フェスティバル」、水玉模様とやはりミニハットが特徴の「ショコラティエ」が実装されている。

ポケまぜポケまぜ衣装!





アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

〈レギュラーの手持ち〉

夢見た時からはじまるのセレナとポケモンたち2

セレナSerena and Sylveon


〈ゲストなど〉




漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • ワイのぶいぶい
    • 性別:♀・特性:メロメロボディ
    • 性格:おとなしい・個性:のんびりするのがすき
    • 旅の道中で捕まえたポケモン。当初はワイに全くなついていなかったがポケパルレを模したミニゲームに参加していく内に絆を深め、ゲームに乱入してきたフレア団のヌメイルとのバトル中にニンフィアへと進化する。
    • 色仕掛けが得意。
    • 最終戦では「ミストフィールド」を駆使してフラダリに操られるジガルデのドラゴン技を弱めるなどの活躍を見せた。
〈ワイの手持ち〉
ヤコちゃん (ヤヤコマヒノヤコマ♀️)
さいさい  (サイホーン♂️)
けろけろ  (ケロマツゲコガシラゲッコウガ♂️)
ぶいぶい  (イーブイ→ニンフィア♀️)
そるそる  (アブソル↔️メガアブソル♂️)
ぜるぜる  (ゼルネアス)

余談編集

ファンの間では中の人ヌンチャク要素から、かくとうタイプではないかなどと冗談半分に囁かれていたこともある。


関連イラスト編集

ニンフィア姫のマイルーム💎✨ニンフィアちゃんまとめ

だいすきな おにんぎょう。ニンフ色EX


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモンXY

ポケモン ポケモン一覧 フェアリータイプ

1進化ポケモン 追加進化 分岐進化 わざ進化 なつき進化

キリ番ポケモン(全国図鑑)

ブイズ 金策ニンフィア


図鑑番号順

0699.アマルルガ0700.ニンフィア→0701.ルチャブル


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