概要
スカート系の内側にズボン系のボトムスを履くスタイルで、その見た目が埴輪を連想させる事から命名された。もちろん非公式のもので、ファッション業界は「ボトムレイヤード」等と呼んでいる。
呼称が一定しないのは、学生があり合わせの服で生み出した「スカジャー(制服スカート+ジャージ)」を起源としており、「埴輪ルックをするための服」というものは基本的に作られていないからである。私服においても既にあるボトムス同士を組み合わせて作る事になる。
なお、インナー由来のレギンスやスパッツを履く場合は埴輪ルックとならない。あくまでアウターの重ね履きという類例の少ないスタイルだからこそ特別にカテゴライズされたのである。
スカジャーで育った女子が日常生活にも持ち込む形で断続的に流行してきたが、2000年代に入ってスカジャーが衰退すると理解者も減り、見かける機会は減少傾向にある。カラータイツやロングブーツといった流行の変化に対応しにくい点も日常ではマイナスだった。