『ポケットモンスター』シリーズにおける反動技のうち、行動できなくなるものの総称。
『モンスターハンター』シリーズにおいて、ガンランスの「竜撃砲」の通称。
凄まじいスペックや絶大な威力を持つ一方で何かと不便…というか威力を難点が上回る結果、「扱いづらいが当てれば強い」という男のロマンを具現化したような火砲・火器・爆弾などに与えられる称号。
野球選手で伸び悩み傾向にあるHRが打てる選手に対しての愛称。

『ポケットモンスター』シリーズ

所以

まず、いずれの技もきわめて威力が高く(威力150)命中率も申し分無い(90%)が命中すると次のターンは必ず行動不能になり、交代もできなくなるというデメリットがある。

そのため、威力が75以上の技を2回使った方がより多くのダメージが与えられ、途中で交代したり違う技を使う等、融通が利くので実用性が悪いもののそれでも強烈なのでロマン溢れる技と化しているためである。

はかいこうせんに関しては物理技と特殊技が分かれたこともあり、ノーマルタイプそれもポリゴンZなど一部のポケモンしか効果的に利用できなかったが、フェアリースキンなどのスキン系統の特性が出現したこととだいばくはつなどの弱体化により、また、りゅうせいぐんなどの威力の低下なども無関係ではないが、一時期よりも使用率が上がっている。スキン系統のポケモンが使えば、実質は威力292となる。

今後の作品でこれらの技の反動を防ぐどうぐや特性が登場したらロマン砲を大いに活用できると予想されており、Zワザの登場で反動なしの威力200として使用できるようになった。

砲・火器・爆弾

読んで字のごとく。

大口径や異様な発射速度、或いは凄まじい破壊力などといった「常軌を逸したカタログスペック」を有する
しかしその一方で移動すら難しい・発射回数に制限がある・連射できない・一発撃つたびに凄まじいコストがかかる・発射までの準備に時間や人手かかりすぎ…などの問題点が多数、というか「上記のスペックからくる威力を難点が上回り扱いづらい兵器」となってしまった
一方で威力そのものは折り紙つき、当たればヘタすれば戦局すら変わってしまう

…と言った、弾やビームではなくロマンを発射するかのような火器に与えられる称号。

現実では80cm列車砲や46cm砲、デイビー・クロケットなどのような火砲だと考えればいい。

史実の兵器・火器としてのロマン砲の例

元祖ガトリング砲

日本では長岡藩が北越戦争に使用したものの、戦局を変えるには至らなかった。その後バルカン砲が出るまでこのジャンル自体下火になる。

GAU-8 アヴェンジャー

A-10神のご神体、もとい主砲として有名な30mmガトリング砲。

A-10はこの砲を積むという「前提で」設計されている、A-10以外での利用例は同じA-XプロジェクトのYA-9、ゴールキーパー CIWS、ガンポッドGPU-5/Aくらいしかない、しかもそのゴールキーパーも搭載する場合は艦艇自体をゴールキーパー搭載前提で設計する必要があるなどの難点を抱えている。

ただしその威力は絶大であり、当たれば戦車を文字通り地面ごと耕してしまう。

SGE-30 ゴールキーパー CIWS

艦艇防衛用ロマン砲。先述の通りGAU-8を主砲に採用したCIWS。

難点も上記の通りだが、威力も射程もファランクスとは桁違いである。

1130型30mmCIWS

アヴェンジャーが裸足で逃げ出すロマン砲（CIWS）。

11本の砲身を束ねたガトリングガンで約10,000発/分の30mm弾をばら撒く。誰がここまでやれと言った。

パリ砲

後述の80cm列車砲などの先駆者と言ってもいいWW1の猛者。

射程120km以上、撃った砲弾が成層圏に到達して弾道飛行すると言う凄まじいスペック。

なお、デビューは1918年3月で、同年8月に破壊。同年11月の終戦間際に戦場に現れ、今もなお正確なスペックや設計が不明な謎の兵器である。

46cm砲

　戦艦大和の主砲。実戦投入された艦載砲としては世界最大の砲である。一応これより大口径の艦載砲も製造或いは検討はされているが、「実際に艦艇に搭載された砲」としては世界最大である。

…ただしぶっ放すとあまりの威力（正確には砲口から放たれる衝撃波）で砲の近くにいる人が粉々になったり、カバーの無い増設機銃の照準器が歪んだりと問題点もあったわけだが（機銃座については、主砲発射時に照準器ごと退避することで解決）。

M388 デイビー・クロケット

世界最小の核兵器にして核爆弾をぶっ放せる無反動砲。

ただしこいつもどー足掻いてもぶっ放した本人もついでに被曝するどころか核爆発に巻き込まれるという難点がある。

なお、本来は地面に設置してぶっ放す兵器であり、まかり間違ってもどこかのゲームのように手持ちで撃つ兵器ではない(そもそも並じゃない人間ですら手持ちできる重量の兵器ではない)。

ダネルNTW-20

機関砲弾を使用する史上最大の対物ライフル。

ザ・シング

遊星からの物体Xではなくて、イギリスの開発した対空火炎放射機。

英国からの物体X。

トールボーイ・グランドスラム

イギリス軍が地下基地・橋梁などの破壊のために開発した巨大爆弾。いわゆる英国面の一種。

FV4004 コンウェイ・FV4005砲戦車・FV215b(183)

IS-3に対抗するためにセンチュリオンに120mmライフル砲をポン付け（一応砲塔有り）した車両。センチュリオン車体に120mm砲を搭載すること自体無理がありすぎて重量バランスはかなり危険な状態に。(コンウェイ)

これだけならまだしも、イギリス軍はとうとうこれに『戦車』と名の付く車両では最大の183mm砲を搭載した。(FV4005)。KV-2もビックリ。

また、コンカラー車体に183mm砲を搭載するバージョンも予定されていたとか。(FV215b(183))

さすがに3つとも開発は中止されたそうな。

余談だがこいつらが登場するゲームWorld of Tanksにおいて、183mm砲は圧倒的な破壊力を誇り、「アルティメット紅茶砲」「ブリティッシュロマン砲」と称され、FV4005はその見た目から「アルティメットゴミ箱」だの「仮設トイレ」だの言われている。

しかし、183mm砲は総弾数がたったの12発という致命的な欠陥を抱えている。

KV-2

冬戦争時にマンネルハイム線(敵防衛線)を破壊できないかとソ連が開発した戦車。

ドイツ「あいつらの戦車の主砲の火力デカすぎだろ...」

ソ連「お前よりはまだマシだろ」

リトル・デーヴィッド

世界最大の火砲。

第二次世界大戦末期に米軍が開発したもので、日本本土に上陸した際に強固な陣地に対して使用する予定だったとか。　その口径たるや上記の80cm列車砲をも凌駕してしまった36インチ（914mm）!!!　そんなもん喰らったら間違いなく周囲の地面ごと吹き飛ばされるんですがそれは・・・

意外にも移動は２台の牽引自動車だけで行える。　が、設置時には箱型の砲台を地面に埋める必要がある上、装填にはクレーンを使うため、結局攻撃に時間がかかる。

T92 自走榴弾砲

口径24cmの自走榴弾砲。

リトル・デーヴィッドと同じく日本本土侵攻で投入される予定だった。

2B1 オカ自走迫撃砲

420mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲。　砲身も20mとかなり長い。

ちなみに何故こんな大きい迫撃砲を作ったのかというと核砲弾の最小サイズが口径420mmだから。

九八式臼砲（無砲弾）

別名の通り大砲なのに砲弾を発射しない。かわりに本体が砲口を後ろ向きにして敵にすっ飛んでいく。

米軍兵士「変態だー!!」

架空の兵器・火器としてのロマン砲の例

巨大コロンビヤード砲（月世界旅行）

人間を月軌道に送り込んだ大砲だが、真面目に考えたら中の人間がグロいことになる。

続編では、地球の地軸の変更にも使用されるチート性能。

しかも現実世界にまで干渉してジェラルド・ブルという大砲バカ一代を生み出した。

スーパーレーザー砲（スターウォーズ）

デス・スターの主砲。反応炉1機だけ稼働させても惑星の地殻が捲れる破壊力であり、全機稼働させた場合は惑星一つ爆散させられるほどの威力を持つ。ただし、フルパワーでの発射には丸一日充電が必要。

波動砲(宇宙戦艦ヤマト)

発射に際して全システムをシャットダウンし、発射機構に全エネルギーを注入させる必要があるというめちゃくちゃ隙が生じる乾坤一擲の一撃。ある意味上記の原義に忠実な「ロマン砲」。

3式絶対零度砲(ゴジラ×メカゴジラ)

本作におけるメカゴジラ「3式機龍」が誇る最終兵器。

1発撃つのに全エネルギーの約40%を消費するなどのデメリットを抱えているが、直撃すればあらゆる物質を凍結、分子レベルまで粉砕する。

ソーラ・レイ（機動戦士ガンダム）

ジオン公国軍が一年戦争の終盤に投入した決戦兵器。

スペースコロニー一基を丸ごと改修した巨大レーザー砲。

アースグリム主砲(銀河英雄伝説)

アーダルベルト・フォン・ファーレンハイトの旗艦・アースグリムの艦首に装備。

トールハンマー(銀河英雄伝説)

イゼルローン要塞に搭載されている高出力の大型荷電粒子砲。

これの圧倒的破壊力により、自由惑星同盟はこの要塞を6度攻略しようとしてその都度失敗している。

ヤン・ウェンリーの奇策によって要塞が攻略され、同盟軍の所領となって以降も、ガイエスブルグ移動要塞との戦闘等の重要な局面で使用されている。

ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲（銀魂）

完成度たけーなオイ。

120cm対地対空両用磁気火薬複合加速方式半自動固定砲（エースコンバット）

隕石迎撃の為に建造された8基の巨大レールガン。8基のレールガンが円周上に並べられる様から「ストーンヘンジ」の通称を持つ。

シャンデリア（エースコンバット6）

同じく隕石迎撃の為に建造されたレールガン。技術の問題や大人の事情で上述したストーンヘンジに比べてクッソデカくなったので砲旋回は建造された氷山ごと回転させることで解決させた。ちなみに砲弾は巡航ミサイル数十発を内蔵したコンテナで、極音速で目標近くまで飛行して中身を分離させる。

ステーションメモリーズ!の一部でんこのスキル

厳密にはでんこ（当ゲームに登場するキャラ群）は兵器ではないが、バトルゲームなのでここに含める。

以下、「AP」はゲーム内用語ででんこの素の攻撃力、「HP」は体力、「ATK」は攻撃時の補正、「DEF」は防御時の補正、「クールタイム」はスキルの効果時間終了後から再使用できるまでのタイムラグのこと。

恋浜みろく

超低確率で連続攻撃する。ただし発動確率は最大でもたったの5%。一応バージョンアップ（限界突破）で最大14%まで行くが焼け石に水程度。その分発動すればほぼ全員のでんこを確実に仕留められる。ATK上昇スキルやラッピングの補正は二重に適用される上に、まりかで相討ちにされにくくいちほのスキルが発動しても倒せる。一方でDEFを大幅に増加するスキルには弱くなってしまうが。

ダッチュー（バージョンアップ後）

そもそも入手方法が非常に困難で所持そのものがステータスのようなものなので、基礎ステータスは全でんこ中最弱レベルで低い。しかし根気強く育てればニャッシュが相手の時限定でATKが超大幅増加という追加効果が得られる。最大で+222%と最早ニャッシュが消し炭になるレベル…。

八潮みらい

ATKがランダムに変動するが、育てると上限と下限の差が開いていく（最高レベルで-60%～+90%）ので非常にギャンブル性が高い。加えて発動率も80%なのでそもそも変動しない時も（補正が0%になった場合もある。その際はスキルアイコンが表示される）。どちらにブレるか楽しんでみてもいいだろう。

美談くに

一応ディフェンダーだが、その実態はお姉さま（みこと）専用サポーター。実装当初はみことのHPが10%を切ったら単に低確率で回復させるだけだったが、アップデートでボーダーが30%以下に引き上げられ、回復と同時にカウンターダメージを与えるようになった。ディフェンダーの中ではAPが高いのでそれなりのダメージとなる。ただし発動率は最大でも35%と不確実、加えてみことのステータスが低すぎると倒されてしまうし、高すぎても発動しない。というかそもそもみこととセットで運用しないと完全な死にスキルとなる。

蓮台寺ナギサ

敵味方のcool属性が多いほど固定ダメージ（ATKとDEFの補正が乗ったあとにプラスされるため、軽減されにくい）の威力が上がる。最大値は固定ダメージスキル持ちでんこでも破格の300。しかし二次関数的な上昇をするため、編成をcool×7にしても最大値の1/4くらいにしかならない。cool属性には優秀な防御スキルを持つでんこが多いためメタになるが、逆を返せば相手のナギサでやり返される危険も高まる。

ハッカドール1号&ハッカドール4号

「ハッカドール」とのコラボキャラ。それぞれコタン、さいかのマイチェン版といったところだが、最大でATK+120%というコラボでんこ中最高クラスの上昇率を誇る。ただしオリジナルと違い時間は有限・素のステータスでは劣る上、最大値はそれぞれ1日に50駅アクセス、100km移動と遠征時にしか効果を発揮しにくい。

夕陽ケ丘ウシオ

最大で先頭でんこのATKが+50%、相手のDEFが-50%（=与ダメージが倍）という超攻撃一辺倒スキル。ただし効果時間5分・クールタイム8時間の超高燃費。加えてうららやアサのクールタイム強制終了・効果時間延長も通用しない。

ベティー・ウィリアムス

発動率10%という低確率だが、ATKが大幅に増加する。その補正は+150%と、バージョンアップダッチューを除けば最強レベル。スキルが発動しなかった時の補償なのか素のAPも高めなので、不発の時でも防御スキルなしecoでんこなら一撃で倒せる。これに最大クラスのATK増加が乗るので…。

ショコラ・グリュイエール

ATKが90%の確率で減少する（減少値は育てれば軽減される）という純粋なデメリットスキル。しかしその実態は最大AP489（サービス開始から長らく最高値を維持し続けていたさやの416を抜いて全でんこ中最強）に対する足枷のようなもの。実質ベティーとそんなに変わりない。加えて敵味方のecoでんこのスキルを無効化するまひるを添えてやれば、最大でも30分限定とはいえ暴虐的なダメージを相手に与えられる。