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ベクターキャノンとは、剛強無双の浪漫兵器である


概要編集

Z.O.Eシリーズ2作目「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」における主人公機ジェフティのサブウェポン(特殊武器)のひとつ。「空間圧縮破砕砲」。

発射の際の展開シークエンスとエイダのプロセス詠唱が、多くの男性陣を虜にした。

因みにこの時L3を押してリアクションを取ると搭乗者ディンゴが「行けーっ!」「終わりにしようぜ」「こいつでトドメだ」などと決め台詞を放つ。


特徴編集

メタトロンの持つ空間圧縮特性を利用しており、設定上、空間を破砕可能なOFのバースト攻撃でも突破不能の要塞アーマーンや戦艦のエンジン部を防護する次元、空間に加え圧縮空間による質量断層面を貫くことさえできる。

反面、発射までに時間を要する上、反動に備えて接地する事を強いられ、姿勢が崩れるとチャージが中断される。

このためチャージ中は飛ぶ事も動く事もできず、ジェフティの優れた機動力を全く発揮できなくなる。



シークエンス編集

1.<ベクターキャノンモードへ移行>

 エイダの声と共にベクタートラップから砲身が出現する。


2.<エネルギーライン、全段直結>

 画面に現れたエネルギーゲージがチャージされていく。


3.<ランディングギア、アイゼン、ロック>

 反動に備えて機体を固定するため、地面にアイゼンが打ち込まれる。


4.<チャンバー内、正常加圧中>

 更にエネルギーゲージがチャージされる。その間ライフリングが出現する。


5.<ライフリング回転開始>

 出現したライフリングが回転する。


6.<撃てます>

 エネルギーがフルチャージされ、必殺の一撃を放つ事が可能となる。


この一連の発射シークエンスはアクションゲームとしては致命的なほど冗長なのだが、それが逆に燃える要素となり、多くの男性の心を捕えて離さない。

因みに発射シークエンスは製作陣が最も気合を入れたとのことで、右スティックで視点を操作することで360度からシークエンスの様子を見ることができる。


立体化編集

2012年7月15日、海洋堂が展開していた「リボルテックヤマグチ」シリーズにおいて、「ジェフティ&ベクターキャノン」として待望の立体化を果たした(というか2021年現在、ジェフティのプラモや可動フィギュアは数あれど、ベクターキャノンに至ってはこれが唯一の立体化である)。

これまで同シリーズで発売されていた2バージョンのジェフティと同じ関節可動を備えたジェフティに、それを遥かに上回るボリュームのベクターキャノンがプラスされた欲張りセットな一品。

箱の厚さもシリーズ最大級で、先に発売されていた「No.103 ジェフティ」と「No.113 アヌビス」を重ね合わせた分とほぼ同じ。

ベクターキャノンの装着は勿論、球体関節を専用のものに差し替えることで、キャノン上部の上げ下げによる発射シークエンスを再現できる。

ただ、発射時に展開・回転するライフリングが「アンプ」と表記され、さらに本来は6基のものが5基に減っているなどの相違点がある(おそらくコスト削減の為)。

ちなみに、箱裏には「新規彩色のダークカラーのジェフティ本体が付属」との記載。つまりベクターキャノンが本体でジェフティがおまけ


関連動画編集


関連項目編集

Z.O.E ジェフティ

ナイト・オブ・ゴールド バスターランチャー←元ネタ

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