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ナイト・オブ・ゴールド

ないとおぶごーるど

永野護の漫画作品『ファイブスター物語』に登場するモーターヘッド・・・?一応神様らしい
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概要編集

正式名称「KNIGHT OF Titin D」。

主人公、レディオス・ソープことアマテラスのミカドラキシスのために作りあげた黄金のモーターヘッド(MH)。

ベイル()を装備せず、両腰に太刀を下げる完全駆逐型MH。

A.K.Dの皇帝騎であり、国を代表するMHである。


正確には『ナイト・オブ・ゴールド』とはアマテラスが開発した専用のイレーザー・エンジンを搭載した騎体を指すものであり、プロトタイプであるオージェ・アルスキュルシュペルター(the K.O.G.ウォータードラゴン)なども総称してKOGシリーズとも呼ばれる。

そのため、アマテラスとラキシスが騎乗する騎体は他のKOGと区別するために『ディスティニーミラージュ』や『ナイト・オブ・ゴールド・ラキシス』『THE K.O.G.(定冠詞THEつきのKOG)』といった名も持っている。

単純戦闘力では同等の騎体が数多く後付された現在でも、アマテラスとラキシスが乗る「黄金の騎士」は別格というコトである。


そのままでも超々強力な星団最強のMHだが、神であるアマテラス(ソープ)とファティマの範疇を超えた超人類ダブルイプシロン・ヒューマンであるラキシスが乗り込むことで、もはや星団では誰も手がつけられない、正しく究極かつ絶対的な存在となってしまう。


2013年の映画『花の詩女ゴティックメード』公開に併せた本編の大幅な設定改変により、MHからGTM帝騎マグナパレスに置き換えられた。


機体解説編集

LEDミラージュをベースに作られているが、その実体はいきなり動かなくなったり時空の流れを飛び越えたりする良く分からない生き物である。さらに本来ならば星団法違反であるバスターランチャーを固定装備としており、存在そのものが法律違反という反則MHでもある(一応、国事や視察といった公の場に出す際は取り外している)。


特徴的な巨大な頭部は内部に冷凍睡眠装置や生命維持システム、次元航行デバイス、人用ファティマ用問わず衣服や食料といった様々な必要物資を生産するプラント等を内蔵しており、戦闘で欠損したパーツも自分で作れちゃうという異色のMH。ファティマコクピットも一般的なMHのものと比べて広くなっており、高い居住性が確保されている。

つまり、乗組員が超常ブツであるために非常にコンパクトに押し込む事ができているものの、

本騎はレッドミラージュベースのMH騎体に、何百年も無補給で機能維持して飛び続ける想定の「恒星間宇宙船」の機能を後からくっつけたマシーンなのである。


これらの機能は一見すると通常のMH戦にはさっぱり不要…というか寧ろデッドウェイトにすらなりうる装備ばかりであるが、これは将来、ラキシスがナイト・オブ・ゴールドと共に巻き込まれることになる時空と次元を超えた漂流の旅で大いに役立つことになる。

何故、アマテラスがこんなモノをナイト・オブ・ゴールドに組み込んだかというと神であるアマテラスが未来の出来事を漠然と予知し、「なんとなーく付けておいたほうがいい気がする」と思ったかららしい。


フェイスカバーの下には男の顔、後頭部には女の顔(模型などで確認できる)をもち、の柄には男性器、スタビライザーには女性器、頭頂部にはその両方をモチーフにしたレリーフが施されているが、これは両性具有、即ち『神の化身』であることを示唆しているとのこと。

あしゅら男爵と言うと作者が怒るので、言ってはいけない(戒め)


装備しているバスターランチャーはナイト・オブ・ゴールド本体の出力パワーの大きさも相俟って、着弾地点周辺の三次元空間を歪ませてしまうほどの威力を持つものの、通常のバスターランチャーの砲身を半分にぶった切った挙句に無理やり折りたたみ砲身に改造していることから命中精度がとても悪く、ファティマによる照準補正は必須である。


当初は本当に特殊加工された純金で装甲をコーティングしていたが、星団歴2992年以降はLEDミラージュと同じ半透明積層装甲が採用され、その中に薄いシート状の黄金がインサートされている形になっている。

これによりイレーザー・エンジンから発生するプラズマ炎の閃光が装甲内で乱反射することで全身が黄金色に発光しながらも、薄っすらと装甲内部が透けて見えるというよくわからないことなる。

ちなみにミラージュマシンの多くにも採用されているこの半透明装甲、何か戦術的なアドバンテージがあるかというとそんなもんは微塵も無く、単純に「カッコイイから」という理由だけで採用したらしい。


他にも

・気まぐれ

・パイロットもファティマもいないのに勝手に動く

・オーバーホール中のバラバラの状態でも勝手に動く

・強いとかいうレベルじゃない

・通常のイレーザーエネルギーだけでなく時間そのもの(!?)もエネルギーにできる

・むしろ出力パワーがデカ過ぎて三次元宇宙では逆に不安定

・ずいぶん登場してない

女装(?)させられる


等いろんな理由で主人公メカとは言えない存在になってしまっている。

というか劇中では最初期のエピソードでしかまともに活躍していない。ぶっちゃけ制御担当のラキシスが「星団全体・宇宙全体の危機でないと本当の戦力が出せない」という縛り付きなので仕方ない。

まあ、そもそも国家元首が乗る皇帝騎が最前線で戦う事自体が異常なのだが、そういう事を好んで行う国家元首がやたらと多く居るのがFSSな世界である。


関連イラスト編集

K.O.G

ラキシス&ナイト・オブ・ゴールド【ファイブスター物語】Knight Of Gold


関連タグ編集

ウォータードラゴンシュペルター

オージェ・アルスキュルパトラクシェミラージュ

ディスティニーミラージュ

ルミナスミラージュ

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