解説
星団暦2992年にアーレン・ブラフォードの駆るMHアパッチとの戦いで大破したアトロポスのオージェ・アルスキュルを元に再生された第二のナイト・オブ・ゴールド(K.O.G.)。
K.O.G.シリーズ上では三号騎にあたり、区別するために「ナイト・オブ・ゴールドAT(アトロポス)」や「パトラクシェ・テンプル」といった別名も持つ
頭部は花弁のように開き、ヴィーベロックなるレーザー兵器を装備しているが、生産プラントや居住空間などは持っていない点がK.O.G.ラキシスとの最大の違いである。
K.O.G.のバージョン8ともされ、星団暦3960年のジュノー大侵攻において一度だけアマテラスが搭乗した。
その後、アマテラスが隠棲に入ると、A.K.D.の皇帝の位とともにユーパンドラが譲り受けゴーズ騎士団の皇帝MHとなる。
星団暦4100年の反乱軍パルチザンとの最終決戦では、ラベル・ジューダ(コーラスⅥ世)及びクローソーが操縦するジュノーンと戦い、相討ちになった。
究極のMHシリーズであるK.O.G.シリーズの一騎だけあって星団最強の性能を持つMHではあるが、アトロポスと共に歩む過酷で哀しい運命を課せられた悲劇のMHと云える。
なお、ストーリー上の役割とデザインから「重戦機エルガイム」に登場するオリジナル・オージェ(オージ)をリファインしたものと思われる。
2013年の連載再開に伴う設定大改変以後はGTM帝騎メガロコートへと変化している。