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80cm列車砲

はちじゅっせんちれっしゃほう

第二次世界大戦中のドイツ軍が使用した史上最大の列車砲、通称『グスタフ/ドーラ』である。
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概要

1930年代後半、再軍備宣言でヴェルサイユ条約の軍事制約条項を破棄したドイツ国防軍はフランスの国境に構築されたマジノ要塞線を攻略できる新型列車砲の開発製造などを優秀な軍需企業であるクルップ社に依頼した。その一環として完成したのが『80cm列車砲』だった。製造された2門は当時のクルップ社会長のグスタフ・クルップとその設計主任であったエーリヒ・ミューラーの妻、ドーラ・ミュラー夫人の名前からそれぞれ『グスタフ』『ドーラ』と命名された。

構造

実戦運用された列車砲の中でも史上最大級である80cm×40.6口径カノン砲を大型の砲台車8台の上に据え置いている。通常榴弾の重量は4.8tに達し、最大射程は4万7000m(47km)と言われている。重さ7.1tのベトン弾を使用した場合の最大射程は3万8000m(38km)程度だが、厚さ7mのコンクリートを粉砕せしめる絶大な威力を有していた。
しかし、余りにも巨大過ぎるため運用面での苦労が絶えない代物だった。分解状態でなければ移動も困難であり、一個大隊規模(3000人以上)の工兵を動員しても組み立てに数週間の時間を要することから実戦での使用回数は非常に少ない。

ロマン砲止まりの代物であったが、(もし)実際に運用された時の破壊力はすさまじいものだっただろう(コスト的にも)。

実戦

詳しい活躍などは本記事の列車砲を参照

性能諸元【80cm列車砲】

全長47.3m
全幅7.1m
全高11.6m
重量1350t(1500tと言う説もあり)
砲身口径80cm×40.6口径
砲弾重量4.8(通常弾)~7.1t(ベトン弾)
最大射程3万8000(ベトン弾)~4万8000m(通常弾)
発射速度1発/30~45分
運用人数1400人(+支援:4000人以上)


関連項目

大鉄人17:敵組織がグスタフを奪い取ってロボット怪獣にする回がある
ブレイブウィッチーズ:本砲がモデルの「800mm列車砲」が登場。 史実と違い自走可能、全周旋回砲架を搭載している。 フレイアー作戦に投入された。

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