概要
燕尾服に次ぐ男性の夜間用準礼服。燕尾服に代わる略式の衣服として用いられる。
現在では、燕尾服があまり着られなくなったことから、実質的な夜の正礼装として着られるようになってきている。
「タキシード」という呼び名は、主にアメリカで使用されており、イギリスではディナージャケット(会食服)、その他の欧州諸国ではスモーキング(smoking / 喫煙服)と呼ばれる。また、黒い蝶ネクタイをつけるところからブラック・タイとも呼ばれる。
1886年頃、ニューヨーク州にある別荘地「タキシード・パーク」にある会員制クラブのメンバーが簡単な夕食会などに気楽に着られるようにと採用した。やがてそれが一般に広まり、1890年代に「タキシード」という呼び名が定着した。
日本では、夕方からの結婚式・披露宴、公式晩餐会、パーティー、音楽会や観劇の初日などに着用する。
また、日本では結婚式の新郎が着るフロックコート風の衣装を「タキシード」と呼ぶこともあるが、これはファンシータキシードなどとよばれ、本来のタキシードとは異なる。
別名・表記揺れ
tuxedo ディナージャケット ディナーコート ブラックタイ / ブラック・タイ
関連タグ
タキシードを着ているキャラクター
他言語記事
外部リンク
- タキシード(Wikipedia)
- フォーマル着こなし術・タキシード(コナカ)