概要
銭天堂の商品の総称。「駄菓子」という名がついているものの、実際は駄菓子屋で販売されている商品の範疇のため、菓子以外も含まれている。
これらの商品は銭天堂で働く金の招き猫達によって作られ、製作する際に作り手が想像力を込める事で不思議な力が与えられる。
正しく使用すれば買った客の願いを叶えられるが、使い方を誤ると恐ろしい効果(副作用)を持つ物も少なくない。そのため、使用者は必ず紅子の話をちゃんと聞くか、説明書をしっかり読まなくてはならない(客がまだ字も読めない幼い子供だった場合、紅子が扱い方から注意事項まで丁寧に説明する)。
注意事項を守らなかった客の大半は、目当ての商品を手に入れた事で浮かれきって紅子の説明をまともに聞いていなかった者だが、そもそも注意事項が分かりにくい箇所に小さい字で書かれている事が多いのも原因の1つだったりする。
なお駄菓子を食べた事で獲得した能力は、紅子の力があれば譲渡が行えるという事が第9巻で判明している。
また作中では、たたりめ堂の駄菓子の効果を墨丸や銭天堂の井戸水を介して消し去る描写が何度か見られた。