『※』はたたりめ堂、または『よどみのキャンディショップ』の商品、『△』は六条研究所の商品、『☆』はアニメオリジナル商品。()内は初登場した巻数や話数を指す。
一覧
- 負け知らずアンズ※(第7巻)
種なしのアンズのドライフルーツ。食べるとどんな勝負でも負ける事が無くなるが、努力しなくても必ず勝つため、勝負のスリルを楽しみたい人は食べない方が良い。
- マスク・メロンパン(第8巻)
チョコチップで顔が描かれているメロンパン。パンの顔は見る角度によって表情が変わる。食べるとお面を取り替える様に、どんな表情も自在に演じられる様になる。演技を必要とする役者などには最適の商品。
類似品にたたりめ堂の『なげきのマスク・メロンパン』があり、こちらは食べると笑顔が作れなくなってしまう。
- マスコットマスカット(吉凶通り 第1巻)
マスカットの房を模したゼリー。食べると愛嬌のある人になり、マスコットの様にあらゆる人から愛される様になる。ただし種を潰す様にしながら1粒ずつ食べないと、愛嬌しか自分の存在価値が無くなり、可愛いと思われない事をしようとすると周囲に制限される様になってしまう。
作中では注意事項を守らなかったかつての使用者が、新たに購入した客に警告したため、使われる事は無かった。
- マスターチョップスティック(公式サイト『ふしぎ駄菓子図鑑』)
箸にそっくりの2本1組のスナック。食べると誰でも箸の達人になれる。
- またたび香※
香りを嗅いだ猫を眠らせる事が出来るお香。作中では、よどみが金の招き猫達を眠らせるのに使用した。
- マッチョーレオーレ
作中では名前だけ登場しており(当初は『マッチョーレ・オーレ』と表記されていた)、『にゃははな毎日 銭天堂の招き猫たち』の描き下ろし四コマにて、飲むとマッチョになれるという効果が判明した。
- マッチョーレオーレDX△(第15巻)
『マッチョーレオーレ』の非正規品。飲むと細胞を異常に活発化させ、筋肉をつける事が出来る。
しかし六条曰く「風船が漬物石に変わるようなもの」なため、海やプールに入ると体が自己防衛反応を起こし、溺れない様にそれまでの筋肉を一気に減らし逆に脂肪細胞を増やし、結果として体がパンパンに膨れ上がってしまう。もっともまだまだ不安定な商品なので、効果は2ヶ月程で切れるとの事。
- まねまねマネー(第16巻)
紙幣を模した玩具で、利息や返済期間を気にせずに買い物が出来る。ただし本物のお金が手に入った場合、今まで使ったお金を店に返さないといけなくなる。
- ママン・マドレーヌ
優しく微笑む母親の顔を模ったマドレーヌ。効果は不明だが、その名と見た目が示す通り子育てをする母親向けの商品の模様。作中では第6巻で名前だけ登場している。
- 守らニャイト(第5巻)
持ち主を全力で守る、銀色の鎧兜を身につけ剣を握っている騎士の姿をした小さい黒猫のストラップ。紅子の飼い猫の墨丸がモデルとなっている。
心の綺麗な持ち主だけに仕え(持ち主が悪意を抱くと、見下げ果てた様な表情に変わる)、悪意があってもそれを断ち切る事が出来た人は助けて貰える。
- 満足缶(第20巻)
この缶詰の中に詰められた煙を浴びると、満足感に満たされる。ただしあらゆる執着心が消えるため、向上心ややる気も無くなり、人によっては生きる気力を失う。
- ミイラムネ(第3巻)
古代エジプトの王・ファラオのお気に入りの秘薬を改良したというラムネ。ツタンカーメン王の黄金の棺を象った瓶に入っており、飲むと痩せられるだけでなく、何千年も生きる事が出来る。
ただし一度に3分の2以上飲むと強制的にミイラ化し、1時間後に棺へと変わった瓶に封印され、2千年間閉じ込められてしまう。しかし時間内に『もとどおり薬』を作ってかければ、瓶は壊れ飲んだ人も元に戻る事が出来る(薬は塩・油・小麦粉・砂糖・牛乳・氷で作れる)。
あまりに危険な代物でもあるためか、瓶の底の部分には銭天堂への緊急用の電話番号が書かれたシールが貼られている。
- 身代わり風船(第5巻)
膨らませると使用者そっくりに膨らみ、一定時間周囲の人に本物と認識される。なお、自分以外でも似せたい人を決めて膨らませる事が出来る。作中では紅子が使用した。
- 巫女缶(第2、8巻)
マッチ箱大の金属缶。持っていると缶の中の巫女が預言を教えてくれるだけでなく、占い師としてのカリスマ性も備わるため、人気者になれる。ただし、遠い未来は占えない。
なお『お稲荷せんべい』のお告げに逆らった者は、この中に閉じ込められる。
- 見定メーター(第13巻)
腕時計の形をしているメーター。相手にこれを向けて針が+寄りなら相性が良く、-寄りなら相性が悪い。同じ相手でも時が経てば変わる事もある。
もし自分のイメージと見定メーターの結果にずれが生じた場合、自分の中で葛藤が生まれてしまうので、結果を信じる事が大事。
- ミステリーヌ(WEB限定小説)
緑色の粉砂糖でクエスチョンマークの書かれたテリーヌ。食べると謎解きの達人になれるが、この世には解いてはいけない謎というのも存在するため、好奇心に任せて謎解きを続けていると危険な目に遭う恐れがある。
- みせびら菓子(第14巻)
孔雀の羽根の形をしたクッキー。食べると周囲から羨ましがられる様になるが、「羨ましい」と言うと周囲の妬みが蛇の形をしたオーラとなって見える様になってしまう。
- ミュージックスナック(第2巻)
食べると音楽の才能が目覚める。ただし1袋につきなれる音楽家のタイプは1人までで、袋に記載された作曲者の作った曲でなければ上手に弾けない(具体的に言うと『モーツァルト風味』ならモーツァルトの曲が、『ベートーベン風味』ならベートーベンの曲が完璧に演奏出来る様になる)。
- 向こう水(吉凶通り 第1巻)
ペットボトル入りの水。飲むと様々な事に挑戦する勇気が湧いてくるが、一気飲みすると効果が強く出過ぎてしまい、周囲に何でも無理強いする様になる。元は銭天堂が設置した自動販売機の商品。
- 虫歯あられ※(第4巻)
食べた相手に自分の虫歯を移せる、虫歯を模したあられ。ただし虫歯を移したい相手に直接使わなければならず、誰かに譲渡すると購入者の歯が全て消えてしまう。
- 虫よけ香水(第11巻)
体に吹きかけると虫が寄りつかなくなるスプレー式の香水。害虫に効果があるライムの爽やかな香りの「弱」と、害虫以外の虫にも効果があるミントの清々しい香りの「強」の2種類があるため、必ず最初は「弱」から使う事。なお、これらは生きている虫にしか効果が無い。
また、よどみが作った非正規品の「最強」もあり、これは生死を問わずあらゆる害虫を寄せつけない効果があるが、名前に虫が入っている人(例として「蜂谷」や「治虫」など)も近寄れなくなる。
- 迷宮メロンパン☆(第113話)
食べると巨大迷宮を楽しめる1人用のメロンパン。ミノタウロスに捕まると入り口に戻ってしまう。ただし前述の通りこのメロンパンは1人用で、1つを複数人で分けて食べてしまうと、迷宮の出口が無くなってしまう。
- メーメーアメ(銭天堂のまねきねこ)
これも、買った客自体はいない。
作中では、こはくが試食したことにより、羊のように体からモコモコの毛が生えていた。
- メイク・アップル(第16巻)
リンゴの形をした薄切りのグミ。食べると手早くかつ完璧に化粧が出来る。ただし一度に全部食べてしまうとメイクの楽しさの虜となり、他の事が手につかなくなってしまう。
- 猛獣ビスケット(第1巻、公式ガイドブック『銭天堂へようこそ』)
様々な猛獣の型のビスケットの詰め合わせと、猛獣使いの型のビスケットのセット。猛獣のビスケットは全部で9枚あり、食べると気性の荒い動物を懐かせる事が出来る。更にビスケットの絵柄に該当する動物のみならず、その近縁種に指示を出しても言う事を聞かせる事が可能で、虎のビスケットなら猫を従えられる他、ゴリラのビスケットなら人間をも従えられる(ただし、人間であっても気性の荒い性格の持ち主限定の模様)。
猛獣使いを先に食べれば猛獣は大人しくなり安全に食べられるが、逆に猛獣を先に食べてしまうと「仲間を食べた不届き者」とみなされて、巨大化した猛獣に襲われてしまう。
- もじゃもんじゃ焼き(第6巻)
食べると老若男女問わずもじゃもじゃの髪が生えてくるもんじゃ焼き。その効果は強力で、『ラプンツェル・プレッツェル』で髪の毛を使い果たした人でも髪の毛が生えてくるくらい効果は抜群らしいが、作中では未使用のまま終わっている。
- もてもてもち(第14巻)
木苺のジャムとクリーム入りのハート型の餅。食べると異性から好かれる様になる(『イケ面』とは異なり、そのままの外見で好かれる)。
ただし、無条件で好かれるからと言って調子に乗って誰かに酷い態度を取ってしまえば、酷くした回数分だけ振られる羽目になる。特に「モテる」条件となる品格と優しさを持たないと、本当に好きになった人から嫌われる。
- もとどおりんごあめ(第20巻)
食べると壊れてしまった物を元通りに直せる様になる。ただし芯や種までしっかり完食しないと、新品の機械や道具が次々と壊れてしまう(しかも、これらは修理出来ない)。また全ての物を修理出来る様になる訳ではなく、誰かにとっての大切な物・思い入れのある物しか直せない。