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カノン(ポケモン)

かのん

『劇場版ポケットモンスター・水の都の護神(まもりがみ)ラティアスとラティオス』に登場するキャラクター。
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概要

CV:折笠富美子

劇場版ポケットモンスター水の都の護神(まもりがみ)ラティアスとラティオス』に登場するキャラクター。

祖父のボンゴレと共に水の都アルトマーレの秘宝『こころのしずく』とラティ一族の住居『秘密の庭』を代々護ってきた一族の女の子。祖父以外の親類は不明であり、ボンゴレに対しても血縁者にしては不自然なほど他人行儀な呼び方をする。絵をかくのが趣味で、腕前はとても良い。秘密の番人としての責任感故か束縛や守秘義務故に内向きの性格になってしまったのか、(セキュリティに関係する事例に関しては)少々強気で容赦せず、外部に対して少し内気な部分もある。

また、ラティアスが街を探検するためによく彼女に変身することがある。
※ゲーム版版設定を借りると、厳密にはラティアス自身が変身するわけでなく、光を反射する体毛を使って光を屈折させ、あたかも変身したように見せているだけ。しかし、こちらのラティアスの場合は放射する熱も人型なので、何か原理があるのか本当に変化しているのかもしれない。他者が触れる際に違いがあるのかは不明。その際には一切話さない等の微妙な違いが分かれば見分けがつく。

身長はサトシよりも高いが、彼と年齢の差があるのかは不明。当時のカスミが10歳だったように、思春期突入前後の男女には、身長逆転はよく見られる現象である。

その他

よく挙がる論題として、「映画のラストでサトシに○○したのはラティアス/カノンどっち?」がある。本題に関しては結論は出ていなく、製作スタッフの意図としても答えをはぐらかす様に描写したとされている。が、長期にわたってWikipediaに「桟橋で一行を見送ったのはラティアスと公式発表があった」というまったくのデマが書かれたため、大勢の読者が誤解をしてきた。件の書籍の解説はこちら。また、「監督が(ラティアスだと)言った」「海外ではラティアスだと公式に発表した」「海外のパンフレットには載っていた」という情報もよく引き合いに出されるが、そのような事を裏付けるソースが一切発見されていない。雑誌の「りぼん」や故首藤氏筆のコラムに情報があったという意見があるが、それも確認が取れていない。

  • これについては、本当の答えはサトシのみぞ知るというのが実情である(人間とポケモンの体温の差がこの伏線になっている)。また、ゲーム上での変身の原理を考慮すると、接触時の感触も異なる可能性がある。
なお、ボンゴレの発言やサトシが現れた少女を見てカノンであることを最初から疑わなかった(ラティアスだと一度も思っていない)ことから、事前にラティアスとの挨拶を済ませていることが考えられる。また、サトシ一行の比較的短期間の滞在であったにも関わらず、非常に上手なサトシとピカチュウのスケッチを完成させている事から、サトシにある程度以上の好意をもっていると思われる(単に彼女の観察・デッサン力が高いからかもしれないが)。
以下は、考察の材料としてお納めいただきたい。
  • 短期間と言っても、見送りの際、もはや事件後の対応に終われていないであろうボンゴレの様子や、犠牲者が出たり、世界的な犯罪者たちの逮捕により大々的にメディアが注目するような事件だった事もあり、常識的に考えるとザンナーリオンが投獄され、当事者や遺族の感情および事件の収束がある程度の落ち着きを見せる程度には一行はアルトマーレに留まっていたと思しい。
  • 「人間じゃ13秒で追い付けない」という意見があるが、実際のヴェネツィアをご存知のお人、しかも筋金入りの人ならご理解いただけるだろうが、あの街は「どこにどの裏路地があるか」を把握しているだけで行動力、というか移動範囲の可能性に天と地の差が出る。アルトマーレも然り。車がない街で効率よく移動するための仕組みであり、ほとんど住人でないと使いこなせない(防衛のためでもあるのかもしれない)。ショートカットはいくらでも可能なのである。しかも、映画の世界ではシーンが一部抜けていて、実際に13秒経っていたのではない。
  • 追いついた少女は息を切らしていたが、ラティアスの変身体では怪盗姉妹から逃げる際にかなり走っても息を切らしていなかった(拝借情報)。
  • カノンとラティアスは光彩のカラーが殆ど同じだが、ラティアスの方がほんの少し明るい。が、光の加減でいくらでも明暗が変化するので、最後のシーンをこれで判断するのは難しい。
  • 「ラティアスが人のものを勝手に拝借するだろうか?」という意見もある。
    • ただし、「サトシの帽子を取ったのが伏線」という人もいるが、実際は不明。

  • 上への返しになるかは不明だが、「EDでカノンが桟橋にいたのが伏線」と言う意見もある。
  • ちなみに、あのシーンのBGM名は『カノン』であるが、本来 「カノン」には ”追復曲” ”追走曲” ”終幕”という意味もあるため、いずれにしろ明確な答えではないが、あのシーンに非常に相応しい曲名であることは間違いがない。
    • 「サトシがカノンと思い込んでいたから『カノン』だ」という意見もある。
    • なお、見送りに来た少女を最初に見たピカチュウが「ピカピカッ!」と鳴いているが、前後等しく二分節(しかも後のが高音)で発音しているため、「ラティアス」と発言している可能性は否定できないが決して高いものでもない

  • はたして、ラティアスがどこで○○を覚えたのかという疑問がある(唇がないポケモンの場合、キスは愛情表現として成り立たない)。可能性としたら、人間の姿の際に何らかの形で機会があったか、機会はないが覚えたのか(TVなどを見たか、おそらく実際のヴェネツィア同様、アルトマーレには恋人同士が愛情を交わすに相応しい場所がたくさんあるのかもしれない)。
  • 結局のところ、サトシにもどちらかわからなかったから戻っていく少女に声をかけなかったのだという意見もある。
    • 唇の温度にポケモンとヒトとで明確な差があるのかも不明なのだという意見も。

余談

  • 作中では正義感が強く、少々気の強い性格だが非常事態になるとどこかしり込みしてしまうキャラクターとして描かれていたが、プロット時のデザインは温和で快活そうな美少女として描かれており、初期段階の映画シナリオでは、完成作品よりも活躍の場が多く彼女自身もよりクローズアップされる予定だった(初期の予告編でその様子が垣間見れる)。劇場版のゲストキャラクターとしては異例の早さで予告編に登場していた。この時点では物語の深部により深く関わっており、サトシ・カノン・ピカチュウで古代装置に立ち向かう様子が描かれていたり、「こころのしずく」がカノンの手中で発動していた¹が、後の予告編で前者の部分はラティアスに取って代わられ、後者のシーンも消えたた。
  • ラティアス・ラティオスのデザインの起源は以前から存在していたものの(確認できる最古の物はバシャーモの開発デザインの一部に現在のラティアスのパーツが使われていた)、実質的には本作品のために創造されたポケモンたちである。また、そのようなゲストポケモンと様相をシェアするキャラクターも歴代で彼女だけであり、ゲストヒロイン達の中でも(ある意味で)特別な位置にいる存在と言っても過言ではないだろう。
  • シナリオとキャラクター設定の変更の理由は不明だが、「ピカチュウ・ザ・シリーズ」では度々見られる予告詐欺や、凶悪兵器大人の事情が発動したのか否かは不明である(XY以前のアニポケ界において、人間同士とくに主役級の面々の恋愛は御法度という戒律は古くから存在した)。
  • カノンとボンゴレの一族は、実は人間とポケモンのハーフなんじゃないか?という意見があるが真偽は不明(後年のゲーム作品で、人間と婚姻したポケモンの話が出てくるからだが、交配が行われたのかについつは判明していない)。あくまでも、後年にできた設定なので、これをカノン達に用いるのは適しているのか判断できない。


トリビア

  • 衣装のデザインはエスパー魔美の主人公摩美と似ている(ポケ書より)。
  • 彼女の祖父ボンゴレと彼のゴンドラ工房には実在のモデルが存在する可能性がある(某芸術書²に、あまりにも酷似する実在人物と彼のゴンドラ工房の写真が載っているため)。
  • 中の人は、これまでチャンピオンカルネなどを演じてきて、「ポケモンジェネレーションズ」にてピカチュウ役も務める。

参考資料

¹ 当作品のサウンドトラック「2002年劇場版ポケットモンスター・水の都の護神 ラティアスとラティオス/ ピカピカ星空キャンプ ミュージックコレクション」には、この意匠を受け継いだ挿絵がある。

² 著 渡部雄吉 須賀敦子 中嶋和郎 『ヴェネツィア案内』 新潮社 とんぼの本シリーズ 

関連イラスト

水の都
在りし日のアルトマーレ
カノン
ふえるカノン(ラティアス)


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