概要
『ポケモンLEGENDS アルセウス』に登場する組織…というよりは派閥。
ヒスイ地方に住む若者のカイを長としており、ロゴは漢字の「真」をパルキアの肩の形状に変形させたもの。
同じくヒスイの地に存在しているコンゴウ団とは思想を異にし、時に対立する間柄で、シンジュ団に所属している人は「この土地でみんなと生きることが大切だ」とよく口にしているらしい。
コンゴウ団と同じく「シンオウさま」と呼ばれる存在を信仰しているが、伝えられているその姿も向こうとは異なっている模様。
ヒスイ地方の最北、純白の凍土にあるキッサキ神殿とエイチ湖のそばにシンジュ団の集落がある。
シンジュ団員の話によると、海を渡りヒスイ地方にやってきたシンジュ団の先祖は純白の凍土でシンオウさまと出会ったため、純白の凍土を住処と定めたとのこと。
この集落が後にキッサキシティへ発展したと考えられる。
また、集落にはアオギリに似た人物の肖像画があり、どちらもみずタイプのポケモンに関連した集団の関係者という共通点がある。
なお、カイやユウガオなどは当初モンスターボールを「ポケモンを閉じ込めて、無理やり言うことを聞かせるための道具」と捉えて否定的だったが、主人公とポケモンの絆を見て考えを改めている。
この頃はモンスターボールがまだ普及していない事もあり、シンジュ団ではノボリを除いてモンスターボールを使用していない(これはコンゴウ団も同様だが)。
メンバー
団長
キャプテン
コンゴウ団と比べると、ストーリークリア後もキャプテン全員が何らかの形でNPCとして会うことができた(ノボリのみコトブキムラでポケモンバトルを運営し、それ以外はキング・クイーンの再戦枠を担当する)が、無料アップデート「ヒスイの夜明け」によって、写真屋で主要キャラとの撮影が可能になったため、団ごとの出番の差はほぼなくなった。
余談
作中での現代ではシンジュ団という組織は残っていない。
エンディング後の様子や牧歌的な思想。キャプテンの子孫の一部が(シンジュ団の場合脱退しているが)ギンガ団の幹部となっている事から、ギンガ団(ヒスイ)と併合し自然消滅したか、キッサキシティへの開拓に伴って町の行政組織に発展していったのではないかと考察されている。
初報で公開されていたキャラクターの内、コンゴウ団のメンバーは4人に対してシンジュ団のメンバーはカイとキクイしか紹介されなかった。
シンジュ集落に住む人々には、空間(土地や地形)に関する名前が付けられていると考えられる。
- ミチコ(道)
- ウネト(畝)
- タニスケ(谷)
- ヤマエ(山)
- マチコ(町、街)
- ハタ(畑)
- トチスケ(土地)
- グンペエ(郡)
コンゴウ団・シンジュ団ともに制服にはフードが付いており、それぞれが信仰しているシンオウ様の頭部がモチーフになっていると思われる。