データ
初出 | 第1世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
ぶんるい | 変化 |
めいちゅう | 85(初代)→100(第2〜5世代)→-(第6世代) |
PP | 20 |
範囲 | 相手一体 |
備考 | 野生ポケモン戦では戦闘を終了させる。 |
トレーナー戦ではほかのポケモンに交代させる(第2世代~)。 | |
英語名 | Whirlwind |
概要
初代から存在するポケモンの技。その初代ではわざマシン04に記録されたわざであった。
初代では強制的に野生ポケモンとの戦闘を終わらせる(しかも必中じゃない上にたまに外す)というはねる並みに需要の無い技だった。そらをとぶ(状態変化)を貫通する効果を初代の時点で既に持っており、空中にいる時でも吹き飛ばされてしまう。
第2世代からは相手のポケモンを強制的に交替させる効果が追加され、対戦でも使えるようになった。
因みに優先度は-6。
ちなみにポケモンの体重での制限はない為、グラードンやテッカグヤなどといった巨体ポケモンでも簡単にふきとばせる、すなわちポッポなどの小鳥ポケモンが放つ風でも…。どんだけヤバい強風なんだ…。
ただし第8世代で登場したダイマックスしたポケモンは吹き飛ばせない。
ほえるとの違いはやはり風で吹き飛ばすだけあって鳥ポケモンが主に覚える事。
その一方で、ドラピオンやカビゴンのように物理的に吹き飛ばすような輩もいる。
また、じごくづき・ぼうおんによって無効化されないのも長所と言える。
ほえるとの習得者の違いを上手く活かそう。
両方とも覚えるカバルドンなどは、無効にされにくいふきとばしが優先される(ふきとばしもほえるも元々みがわりを貫通できる)。
能力強化を多用する相手には効果的だが、主な使われ方はやはりまきびしやステルスロックと絡めた通称・昆布だろう。
第6世代からは必中扱いとなった。
という感じで長らくの間技自体の性能はふきとばしがほえるの完全上位互換(PPも同じ)である状況が続いていたが、第9世代で新たに風技というカテゴリが登場し、ふきとばしもこれに該当するようになった。
現状風技であることのメリットはシングルバトルにおいては存在せず、むしろ新特性かぜのりによって無効化されてしまうというデメリット的な扱いになっている。
これにより元々ぼうおんで無効化されていたほえると積極的に使い分ける必要ができた。
ポケダンではふきとばしの杖のように数マス相手を吹っ飛ばす。
これそのものにはダメージは無いが、吹っ飛んでる途中に壁や他のポケモンにぶつかるとそこで止まり微量のダメージが入る。