いまのベトベトンは ダブルバトルで
たおされた ポケモンのとくせいを
コピーして つかえるんだと
データ
初出 | 第7世代 |
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効果 | 味方が「ひんし」になると、味方が持っていた特性を自分が引き継ぐ |
英名 | Power of Alchemy |
概要
第7世代のポケモンSMで初登場した特性。アローラベトベトン系統の固有隠れ特性。
シングルバトルでは機能せず、ダブルバトルで味方が「ひんし」になった時にのみ発動と、かなり発動条件が限られている。
同世代で登場した特性「レシーバー」とは効果が全く同じ。
特性名の元ネタは言わずと知れた冒頭の台詞だろうが、あちらは「科学(science)」に対しこちらは恐らくは「化学(chemistry)」の方と思われる。
ちなみに英名「Power of Alchemy」の「alchemy」とは「錬金術」のこと。
効果は上記の通りなので特性の数だけコンボを考えられるものの、考えなしに採用しても真価を発揮できない上級者向けの特性となっている。
有名なコンボの例として、特性「ムラっけ」のドーブルからムラっけを受け取ったアローラベトベトンが「ちいさくなる」を使い続けて居座り続ける耐久戦術が考案されている。
一部ではこの2体のコンボを「ドブベトン」と呼んだりする模様。……語感の汚さに他意はないハズである。
8世代では両者ともに未登場だったが、9世代ではDLC『ゼロの秘宝』にてめでたくコンビ再結成が決まった。
ムラっけの仕様変更で命中率、回避率が変化しなくなったことでちいさくなるの効果が打ち消される心配もなくなったのも追い風。
くろいきりなどをほとんど見なくなったこともあり、きょうえんを持つカラミンゴや、わざマシンで習得可能になったじこあんじを持つポケモンなども加えて活躍中である。
なお、一部特性(ヌケニンの「ふしぎなまもり」やギルガルドの「バトルスイッチ」など)は引き継げない。