もしかして:自己暗示
データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
威力 | - |
命中率 | - |
PP | 10 |
分類 | 変化 |
範囲 | 単体 |
効果 | 相手の能力補正を自身にコピーする |
英語名 | Psych Up |
概要
第2世代より存在する、自分の能力補正を相手と同じにする技。
単品で使うと「相手が能力を上げている状態」が必須となり、相手を選ぶため使いにくい。
相手にいばるを使う、ダブル・トリプルバトルで味方が積み技を使うなど、積極的に使える状態を作って行きたい。
はらだいこをデメリットなしでコピー出来ればかなり強力であるが、相手の技をコピーする場合はその後の攻撃に注意。
「補正がかけられていない状態」もコピー出来るため、能力が下がる攻撃技を使った後でリセットするというしろいハーブのような使い方も可能。
第3世代では流行していた「りゅうのまい」や「めいそう」に対抗する逆利用手段して利用される場合があった。当時火力インフレ前で硬いポケモンだと相当積まないと倒し切れない場合もあったが、そうした積み技の連打に「じこあんじ」を合わせると強力であった。
混乱の実にものをいわせたカビゴンとミミッキュのじこあんじは運ゲーに等しい択を相手に迫れる、イーブイZ絡め、GSルールにおけるゼルネアスから特性でまず一撃は耐えるルナアーラのじこあんじ、など実はすさまじいインフレを起こしている技であり、調整が懸念されることも。
第8世代にて、技マシン、教え技から排除され、ランクバトルでは仕様上過去作からの習得持ち込みも不可能に。使えるポケモンが大きく制限されることとなった。
上記の暴走もそうだが、ダイマックスで積んだ補正をコピーすることも出来たりするので、やむを得ない処置とはいえる。
第9世代では、相手の能力上昇時に自動的にじこあんじの効果が発動する消費アイテム「ものまねハーブ」が実装された。一方で相変わらず技自体の習得者は少ない状況であった。
ところがDLC『藍の円盤』において突如としてわざマシンが復活。
習得ポケモンが最終進化系だけで150種近くまで増えており、再度様々なコンボが実践出来るようになった。
余談
第2世代ではわざマシン09、第3世代では教え技によって覚えられるのであるが、この2世代に限ってラッキーはハピナスに進化すると何故か覚えられなくなる。
幸運(ラッキー)は自己暗示で思い込むことが出来るが、幸福(ハッピー)はそうはいかない、ということなのであろうか?
第4世代以降はハピナスもわざマシンによって覚えることが出来るようになった。