基礎データ
全国図鑑 | No.0290 |
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ホウエン図鑑 | No.042 |
セントラルカロス図鑑 | No.111 |
ガラル図鑑 | No.104 |
ローマ字表記 | Tutinin |
ぶんるい | したづみポケモン |
タイプ | むし / じめん |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 5.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | ふくがん/にげあし(隠れ特性) |
タマゴグループ | むし |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ツチニン | 土+忍者 |
英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語 | Nincada | ninja(忍者)+cicada(セミ) |
フランス語 | Ningale | ninja(忍者)+cigale(セミ) |
韓国語 | 토중몬 | 토중(tojung、土中)+monster(英語で怪獣) |
中国語 | 土居忍士 | 土(tǔ)+居(jū、住む)+忍者(rěnzhě)+士(shì、下士官、ある分野の技能者)+居士(jūshì、隠棲した人、隠者) |
ヒンズー語 | निनकडा | 英語名の音写 |
ロシア語 | Нинкада | 英語名の音写 |
タイ語 | สึจินิน | 日本語名の音写 |
進化
ツチニン ┬→ テッカニン(Lv20)
└→ ヌケニン (手持ちを5匹以下にしているとテッカニン進化時に出現(第4世代以降はモンスターボールを所持していることも必要))
概要
第3世代『ルビー・サファイア』から登場したセミの幼虫がモチーフで、したづみポケモンというとても地味な肩書きを持つ。
地面を掘り進む為に爪の力が発達しており、これで木の根を傷つけて水分や栄養を摂取する。なんと10年もの期間を地面の中で過ごすと言う。目の代わりに触角を使って周りの様子を窺う。ただし、太陽の光は苦手なのか、動きが鈍くなってしまう。
抜け殻であるはずのヌケニンとは大きくデザインが異なる気がするが、それは気のせいである。
ゲームでの特徴
進化するとテッカニン・ヌケニンともにツチニンの時の地面タイプを引き継がない。テッカニンは飛行タイプに、ヌケニンはゴーストタイプに変化する。それゆえに進化後とは覚える技が違うので進化するタイミングが重要。
なお、ポケモンホームでの取扱いに注意を要するポケモンである。
というのもツチニンは上記の通り進化時に異なる種のポケモンが2体現れる(他のポケモンは進化時の姿が変化する場合があるとはいえ1体としてカウントされる)ことから、これを悪用したバグを危惧されている説がある。
このため事実としてツチニンは2024年1月現在特定のソフトからポケモンホームに送ることはできるが、別の特定のソフトに送れない仕様となっている。
- 『ポケモン剣盾』・『GO』で捕獲した個体およびポケモンバンクから引っ越してきた個体は、ポケモンホームに送った後は『ポケモン剣盾』のみに送ることができ、『BDSP』には送れない。
- 『BDSP』で捕獲した個体は、ポケモンホームに預けることはできるものの、『BDSP』にしか送れない。
RSE・ORAS
- 116ばんどうろに生息しており、ORASでは群れで出現する。
DPt・BDSP
HGSS
- 全国図鑑入手後に木・土曜日開催のむしとり大会に出現する。
ブラック・ホワイト・BW2
- 2014年1月14日に終了してしまった『ポケモンドリームワールド』でのみの出現であった為、過去作から連れてくる必要がある。
XY
サンムーン・ウルトラサンムーン
- 過去作から連れてくる必要がある。
ソード・シールド
スカーレット・バイオレット
- DLC『藍の円盤』時点で未解禁。テラスタルとヌケニンの相性があまりにも良過ぎたためと考えられる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
31 | 45 | 90 | 30 | 30 | 40 | 266 |
- 長い間地中で暮らしていたため目はほとんど見えない……はずなのだが、なぜか通常特性は「ふくがん」。進化後のテッカニンとは、タイプも覚える技も大きく違う。
- 地味なところで進化後よりも防御が高いのだが、進化させないとやっぱり辛い。
使用トレーナー
アニメ版
- カズキ(AG27話)
漫画版
- イズミ➡️シズク(ポケスペ)※一時的
番外作品
『ポケモン不思議のダンジョン』
- 特性「ふくがん」が強い。これに尽きる。
- 特筆すべきは「みだれひっかき」との相性の良さ。救助隊・探検隊ではこれらの連続攻撃技は「1ヒットあたりのダメージが普通の技とほぼ同じ・その代償として命中率がかなり低い」という性質を持っており、期待値的には普通の技を上回るがギャンブル性が高い技として設定されていた。しかしツチニンは「ふくがん」でデメリットを帳消しにできるため、この技に限れば実質的に他のポケモンの2~5倍という爆発的な火力を発揮できたのである。
- 更に周囲攻撃の「いあいぎり」や、探検隊のタマゴ技限定だが部屋全体攻撃の「ぎんいろのかぜ」の命中率も安定するため、敵に囲まれても軽々と吹き飛ばせる。
- 反面数値上の攻撃・防御などはさほど優れておらず、良くも悪くも技と特性頼りのガン攻めキャラ。特に耐久力には不安が残るため要注意。
『ポケモンGO』
- 2018年11月2日に実装。色違いはこの時点では出現しない。テッカニンとヌケニンも実装されたが、本作では進化させてもテッカニンしか出現しない。ヌケニンは野生で出現することは無く、フィールドリサーチなどで入手することになる。
- ツチニンとテッカニンについては通常のポケモンと同様の進化の仕様のため、2020年3月20日に色違いも実装された。ヌケニンの色違い個体は2022年10月2日に実装されたが、入手条件はやはりフィールドリサーチをひたすらこなすのみ。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- カズキのツチニン
- AG27話にて、カズキと一緒に海岸の崖に穴を掘って秘密基地を造っていたが、ロケット団やマグマ団に基地を乗っ取られてしまい、ツチニンもロケット団に捕まってしまう。マグマ団・アクア団が撤退した後、ロケット団を撃退した。
- DP71話
- たまたま近くにいたポケモンで、ハジメがキャプチャして「あなをほる」で部下達を落とし穴に落とした。
- 新無印91話
- 幽霊列車にいたポケモン達で一斉にテッカニンに進化。その際、ゴウの手持ちに空きがあった為…
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 4章で登場。アクア団のイズミがテッセンとの戦いの際にシズクに渡していたポケモン。海底洞窟で他の手持ちを置いていった為、ライボルト戦中にテッカニンに進化+ヌケニンを手持ちに追加した。
関連イラスト
関連タグ
0289.ケッキング→0290.ツチニン→0291.テッカニン