データ
初出 | 第3世代 |
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効果 | 野生ポケモンとの戦闘で必ず逃げられる |
概要
第3世代から存在する特性。
野生のポケモンから必ず逃げられる。それがどんなに強力なポケモンであろうと、「くろいまなざし」「かげふみ」などの効果をどれほど受けていようと。
ただしかつて存在した「バトルピラミッド」では効果が弱くなっている。
だが、逃げることに特化しすぎたせいかトレーナー戦では一切の効果を発揮しない。
いかにも交代する効果を封じる技や特性を無効化して自由に交代できる効果でも持っていそうなものなのだが……。
ちなみに対野生ポケモン戦においても交代封じを無効にすることはできない(「逃げられる」だけ)。駄目だこりゃ。
故にポケモン廃人からは専ら除け者にされる特性の代表格となっていた。
…のだが『ソード・シールド』になると状況が一変。序盤でのワイルドエリアで真価を発揮する特性へと変えた。
それというのもワイルドエリアでは一部の野生ポケモンのレベルが比較的高く、とりあえずボールを投げて運頼みする選択すら封じてくるとても強いポケモンも登場。まともに戦っても勝ち目がなく下手したら全滅もあり得るからである。
その為シナリオ序盤ではこの特性が重宝される事になった。また中盤においても、十分捕まえられる相手だと思ってぶつかったらとても強いポケモンだったというアクシデントを回避するのに役立つ(最初ににげあし持ちをセットしぶつかってみて、ダメだったら即逃げるということができる)。
長い間除け者にされる特性とされてきたが、ようやく使い道が出てきたといっても過言ではない。
ただし、ガラルマタドガスの特性が「かがくへんかガス」だと特性を消されるので注意。
ポケダンでは
救助隊シリーズが第三世代ベースのため、もちろん登場するが、超地雷特性として有名になってしまった。
本編の効果に加えて、「HPが半分を切ると、おびえじょうたいになる」という有り難くない効果が追加されてしまった。
おびえじょうたいになると、一切攻撃しなくなり敵味方問わずポケモンから逃げ出す。
この効果が発動するのが敵ポケモンだけならまだよかった。味方にも発動するというのが肝。
作戦をそのばでたいきにすれば、逃げ回らなくはなる。けれども、何もせずにリンチされるのがオチ。
更に救助隊シリーズはこれに起因したバグがあり、2匹以上にげあしが発動したままフロア移動すると、フリーズしてしまう。
ブイズ結成のためイーブイを勧誘している時に、このバグが起きて泣きを見たプレイヤーは少なくないはず(リメイク版の『救助隊DX』では修正されている)。
探検隊シリーズも似たような境遇であり、『時・闇の探検隊』ならまだしも、『空の探検隊』ではイーブイが主人公・パートナー候補に復帰。パートナーにした場合は、ちゃんと対策しておかないと難易度が上がる。
主人公:ゴマゾウ、パートナー:イーブイというドMコンビでクリアした亡者は何人いるだろうか。
なお救助隊・探検隊シリーズ共に、操作キャラにした場合はおびえじょうたいになる仕様は殺される。
流石に操作キャラが勝手に動き回っては困るからだろうか。ゲーム内の説明では「リーダーのときはグッとガマンするぞ」らしい。
ここまで散々扱き下ろしてきたが、『マグナゲートと∞迷宮』以降は2つ特性を持つポケモンは勧誘時にランダムで選択される仕様になるので幾分難易度は低くなった。
『ポケモン超不思議のダンジョン』では、勝手に逃げ出すという仕様自体が削除されたので地雷でもなんでもない。
これを本編にも逆輸入してくれないものか……。
所有ポケモン
たねポケモンや素早いポケモンが多い。太字は隠れ特性。
- キャタピー
- ビードル
- コラッタ(原種)-ラッタ(原種)
- ナゾノクサ
- コンパン
- ポニータ-ギャロップ
- ドードー-ドードリオ
- イーブイ
- オタチ-オオタチ
- エイパム
- ノコッチ-ノココッチ
- ブルー
- ポチエナ
- ケムッソ
- ツチニン
- コロボーシ
- パチリス
- ミミロル
- ミネズミ
- ヨーテリー
- クスネ-フォクスライ
- ウールー
- ワッカネズミ
- オラチフ
- コレクレー(とほフォルム)