データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
ぶんるい | 変化 |
いりょく | - |
めいちゅう | - |
PP | 5 |
範囲 | 自身(第2世代 - )→単体(第3世代) |
効果 | 相手は逃げることができなくなる |
英語名 | Mean Look |
概要
第2世代から存在する技。
怪しい眼差しで相手の交代(野生ポケモンの場合は逃走)を封じてしまう。
ノーマルタイプの技だが、覚えられるポケモンはエスパータイプやゴーストタイプが多く、意外にもノーマルタイプで覚えられるのはミネズミ系統だけであったりする。
第2 - 5世代には、準伝説の中に戦闘に入った最初のターンに即逃走する「徘徊系ポケモン」がいたため、この技は対戦外でもかなり需要があった。
(例えば、徘徊系ポケモンに繰返し「みねうち」を浴びせてHP1とした後、「くろいまなざし」と「さいみんじゅつ」を覚えさせたゲンガーを先頭にして接触。逃走を封じた上で眠らせ、ボールを投げる。相手が眠りから覚めたらまた眠らせて……といった具合)
第4世代ではクイックボール登場に伴い、HP1+ねむり状態としておいて、最初のターンにクイックボールを投げるという戦法が取れるようになり、相対的に需要が低下した。
第6世代以降はそもそも徘徊系がいなくなったため(XYの三鳥は徘徊はするが特殊な仕様なので例外)、使用する相手はケーシィ等「テレポート」を覚えたポケモンぐらいしかいなくなってしまった。
ちなみにネイティオは覚えない。
実は初出の第2世代では、この技を使用したポケモンがいる限り相手は逃げられないという、自身にかける効果であった。まだダブルバトルがなかったため些細な違いなのであるが。
いずれにしても、効果を維持するためには使用したポケモンが場に留まらなければならず、倒されたり交代したりすると効果が消える。
第4世代までは、ブラッキーが「くろいまなざし」を使ってから、その状態を「バトンタッチ」で引継がせて、有利な相手と対面させる戦法が存在していた。
しかし第5世代で仕様変更となり、「バトンタッチ」で引継ぐことができなくなってしまった。
第6世代ではゴーストタイプ全般に無効となってしまった。
また、アイテム「きれいなぬけがら」を持ったポケモンや、「とんぼがえり」「ボルトチェンジ」といった控えのポケモンと交代する技でも抜け出すことができるので注意。あくまで交代できるだけであるが逃げる選択肢がない対戦では充分対策になる。
特性「にげあし」あるいはアイテム「けむりだま」を持ったポケモンの場合、逃げることはできるが交代はできないので、対戦では対策にならない。
対戦では主にゴーストタイプが「ほろびのうた」と併用して来る場合が多い。主に「しんかのきせき」で高い耐久を持つムウマ、高い素早さからメガゲンガーが使用して来る場合が多い。ムウマージも可能であるが、耐久はムウマ、素早さはメガゲンガーに負けているため、使用頻度は低い。
ニャオニクス♂が「あくび」と合わせて相手を逃がさずロックする戦法がある。
関連タグ
他逃走封じの技
拘束技
まきつく しめつける ほのおのうず からではさむ うずしお すなじごく マグマストーム まとわりつく
逃走封じの特性