データ
初登場 | ポケットモンスター ルビー・サファイア |
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効果 | この特性の持ち主が場にいる限り、相手のポケモンは交代することができない。 |
英語名 | Shadow Tag |
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』より存在する特性。
効果は上記の通り、相手のポケモン交代や逃亡を封じてしまう。
「テレポート」も必ず失敗してしまうが、交代効果がある技(「バトンタッチ」「とんぼがえり」「ボルトチェンジ」)やアイテム「きれいなぬけがら」「だっしゅつボタン」の効果はこの影響を受けない。
また、『ポケットモンスター X・Y』よりゴーストタイプに効かなくなった。
簡単にいえば、「くろいまなざし」や「クモのす」の特性版といったところである。
相手が限定されるものの、ほぼ同じ効果を有する特性として「じりょく」「ありじごく」がある。
ストーリー上では、相手トレーナーは余程無効タイプ相性などで攻撃手段がない時くらいしか交代を選択しないため、活用する場面はほぼないといって良い。
通常の所有者はソーナンス系統のみ。
メガシンカポケモンではメガゲンガーが、隠れ特性ではゴチルゼル系統が所有している。
一時期シャンデラ系統の隠れ特性もこれといわれていたが、実際は違う特性として解禁されている。
相手の交代を封じるということは、相手にとって不利な状況でも交代を許さず仕留めることが出来るということでもあり、単純ながら強力な特性。
ダブルバトルやトリプルバトルでは複数のポケモンを逃げられなくするため、さらに有用性が上がる。
シングルバトルでもメガゲンガーがほろびのうたで確実に3ターン後に相手を潰すという凶悪な戦術を成り立たせてしまっている。この場合、大体ソーナンスかゴチルゼルも一緒にいる。
ただし、メガゲンガーの場合メガシンカターンは相手の交代を許してしまうため注意が必要。
ちなみに「かげふみ」持ちは「かげふみ」の効果を受けない。
というのも、『ルビー・サファイア』では自発的な攻撃技を持たないソーナンス系統しか持ち主がいなかったため、お互いがソーナンス同士だと交代も攻撃も全く出来ずターンのみが過ぎて行くという馬鹿にならない状態に持ち込まれてしまい、バトルが終わらなくなってしまうという問題があったからである。
これを利用して、技「なりきり」を「かげふみ」持ちに使うと次のターンに交代できてしまうし、極端な場合特性「トレース」持ちのポケモンが出ればターン経過を待たず即交代が可能である。
ちなみに影を踏まれるだけで逃げられなくなるとは不思議なものである。
恐らく忍者の技「影縫い」がモチーフだと思われるが、忍者ポケモンに持ち主はいない。
ますます不思議である。
その「かげぬい」は後にまさかのアーチャーが習得してしまうという……。