概要
『無防備』状態、とすると攻撃要素や他の救済方法(サポートやリカバリ)も無い状況を示すが、
ノーガードとよぶ場合は防御だけが無い時が多い。
矢吹丈が主人公のボクシングの作品『あしたのジョー』で、ファイティングポーズをとらずに両手を下ろした棒立ちのまま相手の攻撃をガードしない“ノーガード戦法(両手ブラリ戦法)”が、その見た目のインパクトから(ただし一部に『ガードをしないで攻撃を受ける』というイメージで)広まることになる。
矢吹丈の戦闘センスと打たれ強さから成し得られる、相手の一瞬の隙を見出し(また、相手の動揺を誘い隙を作らせ、最大限の攻撃(クロスカウンター)を放つという、実践から生まれた戦法で、まさに肉を切らせて骨を断つ、である。(※効果には個人差があります)
実際のボクシングなどの格闘技の試合でも試合中にノーガードでの挑発が演出としてか見られることがある。
そのほかのノーガード戦法
将棋にもノーガード戦法と一般的に呼ばれるものがあり、序盤で行われる奇襲作戦であり守りが薄くなる。ただし防御がまったくなくなるわけではないようだ。
某“海パン刑事”の主張はかなり「ノーガード戦法」として成り立っている、が、全裸が社会的に認められるかどうかは別の話である。
いたずらに“ノーガード”を主張しすぎるのは考え物。
“脱げば脱ぐほど強くなる”・“露出度(肌面積)が上がるほど強くなる”という設定は意外に多く見られるが、
実際のところ『ただ脱ぎたいだけ』『脱がせるための口実』なので “お約束” であり、設定自体が“戦法”であるといえる。