概要
CV:西尾徳(1)→だるま二郎(2) / 岸部シロー(劇場版) / 郷里大輔(ボクシングマニア版)
丈が入れられた少年鑑別所で部屋のボスとして君臨し新入りのジョーを迫害していたが、ジョーと喧嘩したのもあって特等少年院(注:現実世界では「特別少年院」と表記するのが正しい)に送られることになる。入院当初はジョーと共にいじめられ、すっかり怯えていたが、ジョーと結託し脱獄を計画。ブタを暴走させて逃走しようとするも力石徹に邪魔される。
ひと悶着あってそこを出てから、二人で丹下拳闘クラブに入門し、そこに入った影響で性格は丸くなり真面目な青年になった。
本来の階級は観た通りヘビー級だが、当時JBCにはヘビー級が無かったため、試合前に減量してミドル級で試合に出ている(『はじめの一歩』の鷹村守も同じことをやっている)。
大柄な体躯の為大食いで、夜中に抜け出し、屋台でうどんを食っていた時にジョーから腹をド突かれ、鼻の穴からうどんを垂らしたシーンは、「立て立つんだジョー」「燃え尽きたぜ」に並ぶ、本編未読でも何故か知ってる『ジョー』の名場面として名高い(よく誤解されるが、ジョーの「うどん野郎~っ」という台詞はこの時点では出てこない)。
この後は減量して別人のようにスリムになったが、拳の故障に伴い引退。
バイト先の林屋で看板娘の林紀子と親しくなり、引退後は結婚して跡を継いだ。ちなみに商才はあったようで、新車を購入できるだけの売り上げは上げている(古い方はジムに寄付した)。
アニメでは原作と違い引退後もジョーを支え、彼が燃え尽きるまでセコンドを務めていた。