概要
CV:大塚周夫(あしたのジョー)・渡部猛(あしたのジョー2)
『あしたのジョー』の登場人物。ゴロマキ(ヤクザの隠語で「喧嘩をする」の意)の異名を持つ流れの用心棒。左頬に刀傷があり、ケツ顎でボサボサの髪の男。
依頼で喧嘩を買う喧嘩屋であり、ロートルの引退ボクサーとはいえヤクザの用心棒に成り下がっていたウルフ金串をボコボコにするほどの強さを有する。
矢吹丈が力石との一戦を経てやさぐれていた頃、街のヤクザが用心棒として金で雇い入れる形で対面。対立する組で散々暴れ回っていたウルフと戦い、序盤こそ圧倒されたように見えたが、ウルフの古傷であるかつてジョーに粉砕された顎に拳を打ち込み形勢逆転。
部下ですら「もういい」とドン引きする程に徹底的にウルフを叩きのめし凶器攻撃まで行うも、ジョーに仲裁される。
邪魔をしたジョーに掴み掛かる部下に「お前らが何十人束になっても敵う相手じゃない」と静止し、ジョーの正体を見破った上で「元ボクサーと現役とじゃ雲泥の差がある」と喧嘩を売る真似はしなかったものの、何故確実に勝てると分かっているのにウルフを執拗に叩きのめしたかを問われ、
「ああいうタイプの人間がきらいなんでね。昔の華やかなりし思い出話と愚痴しか言えねえようなクズは…」とウルフを貶したためジョーの逆鱗に触れ、逆にパンチ一発で吹き飛ばされ重傷を負った。
しかし、「本物だよ…ボクサーのパンチってやつあ、こうでなくっちゃ…いけ…ねえ」とその拳がクサっていなかったことを認め、部下に抱えられて去っていった。
それから暫くして、怪我を治してジョーと再会。野生児ハリマオとの戦いに備え丹下ジムに呼ばれ、スパーリング相手を務めた。
その後、ホセ・メンドーサとのタイトルマッチもウルフや青山君と共に観戦に来ていた。