白木葉子
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しらきようこ
「あしたのジョー」に登場する人物。中盤以降はメインヒロインとなる。
『あしたのジョー』主要人物の一人。
日本有数の財閥・白木財閥の令嬢で、当主・白木幹之助の孫娘。祖父の経営する白木ジム(力石徹の所属先)の幹部であり、力石没後は会長に就任する。
オールバックにしたロングヘアを持つ美少女であるが性格は勝ち気で、高飛車な態度を崩さない。しかしボクシングに対しては真摯に向き合っており、力石の無茶な減量を止めるよう懇願したこともある(知っての通り無視されたが)。
ジョーが涙橋の悪ガキたちを連れて行った孤児院設立詐欺の被害者の一人であり、ジョーが特等少年院送りになった時にはガキどもや丹下段平を連れて慰問劇『ノートルダムの鐘』を公演した。
そこで主演のカジモド(演者は段平)相手に無茶振りを行ったためにジョーから愚弄され、力石と一触即発の空気となる。それを受けて彼女は二人のボクシング対決を行うことを提案した。
以降も出所(?)した力石の復帰をバックアップしていたが、力石がジョーとの一戦で絶命してからは白木ジムの経営を一任。カーロス・リベラやハリマオといった海外選手のプロモーションも行った。
ジョーの奔放かつ人を食ったような性格には当初こそ嫌悪感を抱いていたが、次第に心惹かれていき、ホセ・メンドーサとの最終決戦の前には告白を行っている。
しかし、試合後のジョーの変貌を目の当たりにし、ショックからグローブを落としてしまう。
その後の展開は、ちばの意向もあって語られることはなかった。
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