基礎データ
全国図鑑 | No.0982 |
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パルデア図鑑 | No.189 |
キタカミ図鑑 | No.161 |
ローマ字表記 | Nokokocchi |
ぶんるい | つちへびポケモン |
タイプ | ノーマル |
たかさ | 3.6m(ふたふしフォルム) / 4.5m(みつふしフォルム) |
おもさ | 39.2kg(ふたふしフォルム) / 47.4kg(みつふしフォルム) |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | てんのめぐみ/にげあし |
隠れ特性 | びびり |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称
ドイツ語 | Dummimisel |
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英語・スペイン語・イタリア語 | Dudunsparce |
フランス語 | Deusolourdo |
韓国語 | 노고고치 |
中国語(簡体字) | 土龙节节 |
中国語(繁体字) | 土龍節節 |
進化
ノコッチ→ノココッチ(「ハイパードリル」を覚えてレベルアップ)
概要
第9世代『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』にて初登場したポケモン。23年の時を超えて登場したノコッチの進化形で、パルデアのすがたではなく原種がそのまま進化する。
一見今までのノコッチと変わらない様に見えるが、羽付きの丸い胴体が増え、串団子のようでいて蛇らしくもある細長い体型に変化した。一番先の腹部にはヘビがとぐろを巻いたような模様が刻まれている(アニポケでの描写ではそこから「へびにらみ」を出していた)。
その他、顎のトゲは2本から3本になり、体色も若干明るくなった。
名前もノコッチの「コ」を重ねただけのネーミングで、この特徴は海外での名称でも見られる。
その他、ドリルの先端に青い小さなドリルが付いたり、糸目も二重線の細目になっていたり、鳴き声も進化前のものが重なった音階であるなど、ノコッチを"重ねた"という趣が随所に現れている。
自慢の掘削能力も向上しており、尻尾で岩盤を掘り起こし巣を作るのだが、その深さは約10kmにも及ぶ。
そして万が一巣に敵が侵入した場合、細長い肺にいっぱいの空気を吸い込み、強力なばくおんぱを放って追い出しにかかる(ゲーム中でも、攻撃時に体節を風船のように膨らませる様子が確認可能)。
一方、悪気無く巣に迷い込んでしまった相手にはむしろ親切であり、背中に乗せてわざわざ入り口まで運んであげるという、基本はノコッチ時代と変わらぬ温厚な性質の持ち主。
すがた
実は「ふたふしフォルム」と「みつふしフォルム」の2種類が存在しており、進化する際にランダムでどちらかになる。その名の通り、羽付きの丸い胴体が2つある(ノコッチから1個増えてる)のがふたふしフォルム、3つあるのがみつふしフォルム。よく見ると、背中の縞模様の本数もふしの数と対応している。
どちらの姿でも性能上の差異は一切ないが、みつふしに進化する確率は、金銀当時におけるノコッチの出現率並みに低い。パルデアではよく見かけるポケモンとなったノコッチだが、こんな形で激レア要素を復活させてくるとは…。
どうやら増える節の数は、その個体が持つ遺伝子で決まるという事が、最近の研究で判明した模様。
ゲームでの特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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ノココッチ | 125 | 100 | 80 | 85 | 75 | 55 | 520 |
ノコッチ | 100 | 70 | 70 | 65 | 65 | 45 | 415 |
増減 | +25 | +30 | +10 | +20 | +10 | +10 | +105 |
ノコッチ時代の特徴をほぼ残しつつ全ての種族値が上昇。特に攻撃は防御を上回った。
結果ノコッチの欠点だった数値の低さが改善されたので安定感が増し、自慢のまひるみ戦法もよりやり易くなっている。ノーマルタイプ特有の広い技範囲を活かせるようになったのもポイント。ただし、中途半端に素早さが上がったことで「トリックルーム」適性だけは落ちている点に注意。
変化技は伝家の宝刀「へびにらみ」だけでなく「あくび」「とぐろをまく」「ステルスロック」「はねやすめ」といった有用な技を数多く取り揃え、ノコッチがひっそりと蓄えていた起点作り役としてのポテンシャルの高さを発揮しつつある。ただ起点作り型として考えると、サーフゴーやキョジオーンに何もできないのがマイナス点。「テラバースト」などそれらに対する有効打を用意しておくのが1つの手。
進化にも必要な新専用技「ハイパードリル」は、威力・命中共に優良なノーマル技で、「まもる」や「みきり」を貫通できる効果もある。攻撃が地味に高く、サブウェポン物理レパートリーも豊富なので堅実にダメージを稼げる。
特攻は攻撃と比べれば控えめだが、設定通り「ばくおんぱ」を習得しており、特攻特化ばくおんぱが攻撃特化すてみタックルの火力指数を上回るため特殊型でも充分な火力を誇る。
てんのめぐみを生かしやすい特殊サブウェポンも数多く習得するため、高いHPで場持ちがいい=追加効果も発生させ易い特殊型でも相手には大きなプレッシャーをかけられる。
だが、「チャージビーム」がわざマシンで復帰したにもかかわらず何故か覚えなくなっている。
そもそも「てんのめぐみ」持ちの「ばくおんぱ」アタッカーという時点でオンリーワンの性能を持つと言える。また「ずつき」や「いわなだれ」、「エアスラッシュ」も引き続き習得しており、まひるみ戦法は物理、特殊どちらでも可能と隙がない。
また、「とぐろをまく」と「めいそう」の両方を覚えることから物理特殊どちらの積みアタッカーにもなれ、他にも「こうそくいどう」と「ドわすれ」と2段階の技もある。「はねやすめ」を覚えるので回復もお手の物。なんならバトン役までこなしてくれる。そしてこれらが思わぬところで重宝されることになった。
なお、相変わらず対戦では役に立たない「にげあし」だが、SVのシナリオ中では場合によっては自軍より遥かにレベルの高い野生ポケモンと出会すことも多いため、探索中の先頭ポケモンとして最適だったりする。追加効果に拘らないのであれば隠れ特性「びびり」を選択する事となるが、一度では抜ける相手が限られるので「バトンタッチ」等と併用したい。
テラレイドバトルの味方NPCシンペイが使うノココッチは、「へびにらみ」が使える一点だけで強い寄りの評価を得ている。
フォルム違いについて
同じ個体ではリセマラしても無意味な上、タマゴ孵化でも遺伝せず、さらには野生ではふたふしフォルムしか出現しないため、実際にノコッチを進化させなければ判別も入手も不可能。ただし両親が「ハイパードリル」を覚えたノコッチ同士でタマゴを作れば、Lv2ですぐ進化可能なノコッチは出来る。
上述のとおり性能に違いはなく、体重こそ異なるが「くさむすび」「けたぐり」の被ダメージ等も変わらない程度なので、希少性と見た目の好み以外にこだわる理由は無い。
一応非ヘヴィメタルのドータクンのヘビーボンバーの威力こそみつふしフォルムで軽減できるが、ドータクンのはがね技はジャイロボールが主流なのでまず考えなくて良い。
使用トレーナー
※アオキ・シンペイの個体は「ふたふしフォルム」、ネモの個体は「みつふしフォルム」。
番外作品
ポケモンマスターズ
2024年6月14日にアオキ&ノココッチが実装された。ノーマルタイプのスピードロールで、EXロールはテクニカル。
切り札のムクホークは既にコクランのバディーで登場している事・ネッコアラは第7世代のポケモンである事・あくまでノーマルタイプの使い手としてなのでカラミンゴが除外されるとなると、彼の手持ちのうち第9世代のポケモンで抜擢されたのだと思われる。
詳細はアオキのノココッチにて。
アニメ版
アニポケ・第8シリーズ
余談
ノコッチはこれまでも様々な進化先が予想されており、ドラゴンやじめんタイプの追加・変化など様々な進化先が考えられていたが、結果的にはノーマル単タイプになった。
実用性はさておき、みつふしフォルムでドラゴンテラスタルを使えば、中々の貫禄を醸し出す。
上述通りみつふしフォルムへの進化確率は非常に低く1%となっているが、第三世代と第四世代で性格がんばりや、特性「てんのめぐみ」のノコッチを捕獲してSVに輸送して進化させると約1/2の確率でみつふしフォルムになる。これは過去の世代における暗号化定数の反映方法が関係しているが、詳しい話は割愛。
これまでポケモンの「○○フォルム」は基本的にフォルムチェンジに関わる形態を指す用語だったが、ノココッチは初めてフォルムチェンジに関係ない(任意で姿を変えることが不可能な)「○○フォルム」を持つポケモンとなった。
「コが増えただけの名前」「個体次第で体長が変わる」という設定から、Pixivでは「コ」が増えすぎたノココッチのイラストもネタで投稿されている。ある意味ギギギアルの再来。
また、みつふしを別名「ノコココッチ」と呼ぶ人もいるとかいないとか。
実はSV発売当初の原種からの追加進化組の中では唯一素早さが上昇している。(DLCにてカミッチュが加わり唯一ではなくなった)
関連イラスト
関連タグ
0981.リキキリン→0982.ノココッチ(ふたふしフォルム/みつふしフォルム)→0983.ドドゲザン
関連ポケモン等
第9世代追加進化
No | 進化前 | No | 追加進化1 | No | 追加進化2 |
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0057 | オコリザル | 0979 | コノヨザル | - | |
0194 | パルデアウパー | 0980 | ドオー | - | |
0203 | キリンリキ | 0981 | リキキリン | - | |
0206 | ノコッチ | 0982 | ノココッチ(2/3) | - | |
0625 | キリキザン | 0983 | ドドゲザン | - | |
0840 | カジッチュ | 1011 | カミッチュ | 1019 | カミツオロチ |
0884 | ジュラルドン | 1018 | ブリジュラス | - |