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概要

ポケモンSV』の最高難易度★7のテラレイドバトル第3弾。
対象ポケモンはレベル100どくテラスタルゲッコウガ。忍者やカエルのイメージとしても毒は似合っている。

対策

内容を見た瞬間、多くのトレーナーが戦々恐々した。
まずどくタイプの弱点はじめんエスパーなのだが、ゲッコウガの元々のタイプはみずあくタイプである。

つまり、じめんタイプで行けばみず技で弱点をとられ、エスパータイプで行けばあく技で弱点を取られるという、レイド戦という観点ではゲッコウガにとって相性の良すぎるテラスタルである。
当然ながら、安易に生半可なフェアリータイプを使おうものならどく技に瞬殺されるのは目に見えている(マリルリも例外ではない)。

そしていざ始まってみると、最強ゲッコウガの技構成は「ダストシュート」・「ハイドロポンプ」・「れいとうビーム」・「つじぎり」という両刀型で、専用技の「みずしゅりけん」は不採用となった。

行動パターン

最強のゲッコウガ #03


初手に特殊行動として「かげぶんしん」→「どくびし」を使用。その後も特定のターンで「かげぶんしん」を使用し、こちらを攪乱してくる。
どくタイプに抜群をつける必中技は存在しないため、対策なしでは大事な攻撃を外しかねないリスクから逃れることは実質不可能。汚いなさすが忍者きたない
一方、「どくびし」は倒れなければまったく怖くない上、「ダストシュート」の毒付与はどくタイプやはがねタイプ、またはおんみつマントで防げる。
前回のエースバーンと同様にテラスタルオーブのチャージを奪う行動をしないので、テラスタルもしやすい。

ある程度ターンが経過すると、こちらのバフを打ち消してくる
ただ、幸いなことに、かつての最強リザードン同様、こちらのバフを打ち消す特殊行動は序盤に1回行うのみである。
アシストパワーを目的としたバフ積みは一度目の特殊行動後に行うようにしよう。

また、「かげぶんしん」以外にバフ・デバフ技を使ってこないので、バフ技で防御面を強化すれば、2倍弱点くらいならある程度耐えることができる(後述のように、バフ積み「アシストパワー」戦法でのソロ討伐報告があるのも、そのためである)。ステータス強化バフがないのであれば、変化技が使えない代わりに特防を強化するとつげきチョッキがオススメである。
ただし、急所に当たりやすい「つじぎり」の関係上、物理防御を固めても大ダメージを受けることがあるため要注意である。このため、急所に当たって事故死してしまうことを防ぐために、何かしらの回復手段も用意しておく必要がある。

そして、定期的に「ハイドロポンプ」を撃つターンがあるため、ちょすいまたはよびみずの特性持ちのポケモンなら、無力化して回復または特攻上昇するメリットが得られる。
ただし、バフ消しの特殊行動が発生したターンでは特性が無効化されるので、そのターンは回復に徹しよう。

「かげぶんしん」対策は弱点を突けなくてもいいので必中技を使うか、「つめとぎ」や「とぐろをまく」などで自分の命中率を上げるか、はたまた「クリアスモッグ」や「くろいきり」で打ち消すという方法が挙げられる。
ただし、くろいきりは味方のバフも消してしまうため、使うのであれば最初のターンに使うことをオススメする。クリアスモッグも敵にかけたデバフも消してしまう危険性があるが、相手がデバフ解除の特殊行動をしたのを見計らって使用するという方法も取れる。
どちらかといえば、味方のバフを消さない分「クリアスモッグ」の方がオススメである(「クリアスモッグ」の追加効果はバリア中でも通じる)。

よって防御・特防を強化してHPを半分以上キープすれば、ソロでも安定して討伐しやすいというのが現時点での最強のゲッコウガに有効な攻略法である。

おすすめのポケモン

アタッカー枠

3分でわかる最強ゲッコウガソロ討伐
ゲッコウガレイド


現在、ネット上で挙げられているソロクリア報告では、

などがある。
ゲッコウガレイド開始後からしばらくは、アシストパワー戦法を除けば短期決戦を想定した一撃必殺型より、多少時間はかかっても安定を重視した耐久型でソロ討伐を達成したという報告が多く上がった。

また、エースバーン向けのヤドランをそのまま使いまわせるという報告も挙がっている。
ゲッコウガが時間経過でこちらのバフを解除するまで何もせずに放置し、そこからエースバーンと同じように「てっぺき」×3→「わるだくみ」×3→「いけいけドンドン」の応援→「アシストパワー」連打…となる。適宜「なまける」で回復しておこう。
ただし、AIが学習して「つじぎり」しか使ってこないことがある上に、いくら「てっぺき」で防御を固めても「つじぎり」が急所に当たれば沈んでしまう。そのため、上記のシャワーズと比べるとやや安定性には欠ける。
当然マルチで選出しようものなら弾かれても文句は言えないので注意。

なお、参考までにヤドランに「つじぎり」が急所に当たった際のダメージは、B252H4振りの場合41.5〜49.3%、防御が上がりやすい性格の場合は37.9〜45.1%になる。このためHP半分以上をキープすると安定する(「なまける」、「じこさいせい」、「いやしのエール」などの回復手段は必須だが)。

サポート枠

マルチ向けのサポート型として、ハリーセンマルノームも挙げられる。

ハリーセンは「ひやみず」と「アシッドボム」を覚えられ、つぼをつくで味方の能力をランダムで上げる。「アシストパワー」を覚えたポケモンに使えば火力増強になるだけでなくもし命中率が上昇したら相手を確実に仕留めることが出来る。回復手段に乏しいが、「ちいさくなる」でこちらも運ゲーを仕掛けることができる。
難点としては「つぼをつく」でどの能力が上がったかを味方が見るには一度ステータス画面を確認しないといけない(メッセージが表示されない)ところか。

マルノームは「アシッドボム」と「クリアスモッグ」、「ドわすれ」を習得でき、レベルアップで「たくわえる」を覚えることができる。残りの枠は「てだすけ」などを入れるといいだろう。実用的な回復手段が「のみこむ」しかないのが少し辛いか(しかも、のみこむはたくわえるで上昇したステータスが戻ってしまう)。
ただし、マルノーム系統はバイオレット版限定ポケモンであるため、スカーレット版をプレイしているプレイヤーにはやや敷居が高いのが難点。

ちょすい」持ちのヌオードオーも「アシッドボム」「ひやみず」の両方を揃え、「じこさいせい」で粘れるので、安心してサポートを行える。ドオーについては「れいとうビーム」の導入で非推奨と思われたが、特防を最大まで上げた上で、「ドわすれ」や「たくわえる」などで強化していけば、HPの高さも相まって「れいとうビーム」に数発は耐えられることが判明した(「じこさいせい」も覚えるので、回復手段もある)。テラスタルでどくタイプになればなお安心。

上述のソロ討伐報告に挙げられたトリトドンも、「ひやみず」や「クリアスモッグ」を覚えられ、「どろかけ」で「ハイドロポンプ」の命中率を下げるなど、サポート型としても優秀である。こちらも回復手段として「じこさいせい」を覚えられる。
西の姿と東の姿で色分けされているので、一方をソロ用、もう一方をマルチのサポート用に育てると、いざというときに判別しやすいのも利点。

同様にハラバリーも「ひやみず」や「どろかけ」、「アシッドボム」の他、相手の特攻を二段階下げる「かいでんぱ」も覚える。さらに「リフレクター」や「ひかりのかべ」といったサポート技を覚えることができ、回復手段も「パラボラチャージ」の他に「なまける」も覚えられる。

なお、ドオーやトリトドンに限らず、みず技に弱点を突かれなければ、「たくわえる」か「ドわすれ」を積めば、じめんタイプでも(複合しているタイプとの関係で4倍弱点にならない、特防のステータスをある程度確保するということが前提ではあるが)「れいとうビーム」に耐えることは可能である。

そして意外にもデカヌチャンも有効である。
彼女ははがねタイプ複合なのでフェアリータイプなのに「どくびし」や「ダストシュート」が効かない上に、こおり・あく技に耐性があるため、唯一の脅威はハイドロポンプのみという高耐性が魅力。しかも特防の種族値が高い。
うそなき」や「はいよるいちげき」などのデバフ技、「リフレクター」や「ひかりのかべ」、「てだすけ」などのサポート技も充実している。
おすすめのテラスタルははがねタイプ一択。フェアリータイプはせっかくのどく耐性を消してしまうため非推奨。
同様に同じタイプのクレッフィもデカヌチャンと同じ耐性を持ち、バフ・デバフ技が充実している他、「アシストパワー」も使えるので攻撃面においてもある程度対応可能。

ただ、上記の2体は回復手段に乏しいのが難点である(「ドレインキッス」もどくタイプ相手には回復量に期待できない)。

非推奨のポケモン

こおり技が紛れ込んでいるため、今回もドラゴンタイプ複合であるコライドンミライドンは足手まといにしかならないので注意。また、じめん技をタイプ一致で扱えるものの、やはりドラゴンタイプ複合でこおり技が4倍弱点のガブリアスも非推奨である(というより、ドラゴンタイプ全般が足手まとい)。

お馴染み野良レイドの嫌われ者である四災も非推奨で、唯一パオジアンだけが弱点を突かれないが、メイン火力になれず、特性わざわいのつるぎのせいで「つじぎり」と「ダストシュート」に沈みやすいので、やはりおすすめしにくい。
一応、「くろいきり」で相手の回避力とこちらの防御力をリセットすることができるのだが、それならばパオジアンでなくても「くろいきり」が使える別のポケモンを出せば済む話である。

上述にもあるが、フェアリータイプはどく技があるため、もちろん非推奨である(例外は上述にもあるはがねタイプ複合のデカヌチャンとクレッフィ)。

当然、今回の報酬である最強のゲッコウガも、そのままでは活躍できない。

報酬

初回のみどくテラスタイプのゲッコウガを入手可能の他、とくせいパッチ1つとわざマシン091「どくびし」を確定入手。
個体値は6V確定、特性はへんげんじざいで、性格はなまいき(とくぼう上昇、すばやさ下降)固定。残念ながら今回はそのままではガチの戦闘に向いているとは言い難い性格となっており、どうしても実戦で使いたい場合は、ミントによる補正が必要となる。
そして、最強のゲッコウガにはリボン「さいきょうのあかし」を所持している。

また、クリアの度にインドメタシンを数個ドロップする。

ピックアップレイドについて

最強レイドの配信時には、同時に何かしらのポケモンがピックアップされ、レイドの出現率が上がるのがお約束となっているが、今回公式が同時配信したイベントレイドはドータクンルカリオとなっている。
普段からそこそこの確率でレイドが出現するドータクンはともかく、ルカリオは普段レイドには一切登場しないため、事実上のイベント限定のレイドとなっている。また、ルカリオ系統のドロップアイテムである「リオルのけ」はわざマシンの「インファイト」作成に必要な素材であり、一方のドータクン系統のドロップアイテムである「ドーミラーのかけら」もカルボウグレンアルマへ進化させるのに必要な「イワイノヨロイ」の交換アイテムであるため、ルカリオやドータクンそのものに用はなくとも、素材目当てに周回するのもありだろう。

一方で、ゲッコウガへの対策として有用かと言われると微妙なところ。
言わずもがなドータクンはエスパー複合であるがゆえに「つじぎり」が怖い上に、ルカリオも火力の面はともかく、相手の技をすべて等倍以下に抑え込めるとはいえ肝心の耐久面に難があるためおすすめしにくいのだ。
ただ、ルカリオに関しては、相手の「ハイドロポンプ」の威力を削ぐことのできる「にほんばれ」、回復技である「いのちのしずく」「いやしのはどう」といったサポート技を覚えられるので、あくまでサポートに特化して行動するのであればそこそこ有用という声も聞かれる。難点である耐久面もHD特化すればある程度はカバーが可能。

メタ的に、はがねタイプがおすすめ」という公式からのメッセージである可能性もあり、事実ゲッコウガの技にはがねタイプの弱点を突けるものはなく、「ダストシュート」を無効化できる。
実際、上述のドドゲザンもはがねタイプ複合である。

まったくの余談だが、ゲッコウガとルカリオには

といった具合に色々と接点が多い。

ルカリオ×ゲッコウガ


数多あるはがねタイプのポケモンの中からあえてルカリオがピックアップ対象として抜擢されたのはこうした事情もあったのかもしれない。

一方のドータクンは一見何の関係が無いように見えるが、両者雨に関係している(ゲッコウガは蛙→雨の連想、ドータクンは別世界から雨を呼び寄せ降らせる能力を持つ)、神通力を操ることが出来るという共通点がある。

余談

実は、ゲッコウガ参戦の伏線自体は張られており、ネモの自宅にゲッコウガを描いたと思われる抽象画「しのび しのぶ」が飾られている。

テラスタイプがどく忍者モチーフのポケモンということもあり、プレイヤーの間では、スター団のボスの1人であるシュウメイにこれ以上ないくらいぴったりのポケモンという意見が多い。

欲しい


ただ、スター団は諸事情によりポケモンのテラスタル化に必要なテラスタルオーブが使えないため、仮にシュウメイがこのゲッコウガを手に入れることができたとしても、残念ながらどくポケモンとしての運用は難しいのではないかと思われる…。
そして、ゲッコウガを手に入れたプレイヤーの中には早速シュウメイの元に赴いてゲッコウガを見せびらかしてきたという者も。果たしてシュウメイの心境やいかに。

ゲッコウガが追加されたことで、ポケモンSMの体験版で入手出来たサトシゲッコウガを連れて行けると期待しているトレーナーが多いが、ボックス内の特性の検索では、サトシゲッコウガになれるきずなへんげが無い。
翌月の2月にポケモンホームの連動のアップデートがあり、サトシ3月末の回アニポケの主人公を引退するため何か動きがある可能性もあるが果たして…?

また、今回のゲッコウガの内定に伴い、カロス時代のサトシの旅パを『SV』で再現することが可能となった。

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ポケモンSV テラレイドバトル
ゲッコウガ

最強のエースバーン最強のゲッコウガ最強のピカチュウ

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