データ
概要
汚いゴミを相手にぶつけて攻撃する第4世代初登場のどく技。
語源となった「ダストシュート」(dust chute:和製英語)とは、ビルなどで用いられる縦穴状のゴミ集積設備のこと。chuteとshoot(発射する)の言葉遊びとなっている。
マイナーチェンジ版での教え技の常連であり、どく物理最大威力技でもある。特殊技でも「ダストシュート」以上の威力を出せるのは「ゲップ」(威力120。きのみを食べていないと使えない)と「ベノムショック」(相手がどく・もうどく状態で威力が倍となる)しかない。
また威力が120もある技の中では珍しく追加効果発生率が3割もある。そして物理技ながら非接触。
しかし威力のせいか命中がかなり不安で、第5世代まではどくの不遇もあって採用は多くなかった。
第6世代では命中が上昇し、どくの有用性も上がったため、採用率も上がった。
命中安定を取るならわざマシン技「どくづき」をどうぞ。
習得者はどくポケモンが多い…と思いきや、何故か哺乳類型ポケモン習得が多い(教え技)。
これってもしかしてウン(ry
イメージの合うマタドガスや、タイプ一致で火力が欲しいドラピオンやペンドラーは習得不可。何故…。
ついでにいえばゴキブリモチーフのフェローチェも習得出来ない。
なお、レートで良くこの技を使って来るのはどくですらないゲッコウガである(ORASの教え技により習得)。
しかし侮ることなかれ、隠れ特性「へんげんじざい」によりタイプ一致で撃てるようになる他、上述の覚えられないどくポケモンが多過ぎる関係上ドラミドロ(特性「てきおうりょく」)・ドクロッグ・ベトベトンに次ぐ4番目の火力を叩き出す。さらにどくは耐性が優秀なため、紙耐久のはずのゲッコウガでも相手の反撃を1発は耐えてしまうことも。
このためあくの癖に本来相性不利なマリルリやニンフィアなどをHPに振られていようが一撃で倒すといった事象が発生している。汚いなさすが忍者きたない。
技エフェクトはゴミ箱をぶん投げるというどくらしい?ものとなっているが、ヘドロやベノムより威力が高いゴミって一体……
しかし、第7世代では巨大な毒の塊を叩き付ける演出に変化している。
そして、第8世代では何故か隠れ特性「リベロ」持ちエースバーンが習得。特化するとドラミドロに続きどくタイプ第2位の物理火力を出せる。なお、攻撃無振りで考えると、攻撃種族値差でこちらが1位となる。そのため、ほのおポケモンが1番どく技を使いこなしているといわれたこともあったが、エースバーンは基本的に攻撃無振りでは使われないため余り意味はない。
また、クリムガン等の特性「ちからずく」を持つポケモンのサブウェポンともなっている。
そして第9世代、とうとうゲッコウガが本気を出すことに…。