曖昧さ回避
データ
初出 | 第6世代 |
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タイプ | どく |
ぶんるい | 特殊 |
いりょく | 120 |
めいちゅう | 90 |
PP | 10 |
直接攻撃 | × |
範囲 | 単体 |
備考 | その戦闘中に木の実を消費している場合のみ使える |
概要
第6世代で初登場。
何というかドストレートな名称を持つどくタイプの特殊技。
習得者はやはりどくタイプ中心だが、カビゴンやクイタラン等、食べる事に関連したようなポケモンも習得できる。
一見ネタっぽいがその威力はすさまじく、なんと120を誇る。だいもんじとかかみなりみたいな大技よりも強いのである(元々は同威力だが、第6世代からは威力が110にダウンしている)。
ちなみにどく特殊わざの最高峰はヘドロウェーブの95だったが、ゲップの登場で25も塗り替えられてしまった。
じゃれつく、ほおばる、ドわすれ……やたら高い威力や能力変化を発揮するポケモンの日常行為は何かおかしい。「じゃれつく」は威力90で大抵の技より強いし、「度忘れ」なのに意図して発動できるし、木の実を頬張るとその実の効果だけでなく防御力が2倍になるオマケまである……。
逆にいかにも強そうな技名なのに威力が低い技もある。
しかしこのわざ、きのみを消費してからでないと使えない上にプレイヤーではなくポケモン自身がきのみを使う(消費する)必要があり、事実上持ち物はきのみ固定になる。
条件さえ満たしてしまえば強力なことに変わりは無いので、どのきのみを持たせるかは良く考えるようにしよう。
発動条件がやや似ている特性「かるわざ」と違い、条件を満たしていれば交代しても使用できる。
一応、ダブルバトルであれば味方からきのみをなげつけられることでも条件を満たせる。
技の仕様上特性「くいしんぼう」持ちとの相性が良い事や、どく技であるためウツボットやマルノームにもよく使われる…かと思いきや、ウツボットはそもそも特性ようりょくそで晴れパに組み込まれることが多く、マルノームも変化技やサブウェポンを多用するポケモンなので、使用状況はクイタランが時々使う程度に留まっている。いかにも似合いそうなカビゴンもとくこうが65と低めなため、とくしゅ技のこれとはあまり相性がよくない。
ちなみに某ポケモン4コマには「はかいこうせんか!?」→「ただのゲップ~」というやり取りがあったりする。
まさか本当に実装されるとは誰も思わなかったろう。
カプ対策
フェアリー弱点のポケモンがカプ・テテフ、カプ・ブルル、カプ・コケコ、カプ・レヒレに対し大ダメージを与えるためにこの技を使っている場合もある。相手がサーナイトやカプ・テテフやカプ・レヒレの場合女子にゲップというなかなか外道な光景を見ることができる。