かいがらのすず
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かいがらのすず
『ポケットモンスター』シリーズのどうぐの一種。
与えたダメージの1/8分だけHPを回復するというシンプルなもの。
HPを吸収技として有名な「ギガドレイン」等に比べて回復量は少ないが、自分が相手よりHP量で大きく劣る場合、1/8でも十分な回復量になる。
最初は浅瀬の洞穴で特定のアイテムを集めて引き換えてもらわなければ手に入らないレアアイテムでもあった。
対人戦では持ち物が全体的にまだ貧相であった第3世代においては普通に回復系として利用されていた。また、デバフなどで「わるあがき」により1しかダメージが入らない状況を作り、永遠に「トリック」で押し付けた「かいがらのすず」で相手を回復させてHPを維持しながら捕獲作業を悠々と行うというテクニックもあった。
かつて、特性ががんじょうのレベル1のポケモンに持たせてがむしゃらで相手のHPを削る戦法が有名だったが、剣盾からは、オンライン対戦の基本ルールがフラットルールとなり、レベル1戦法が使えないため、伴ってこの道具の出番が減った。
時は流れて第9世代のSV、相手のHPが通常の何倍にも増加しており、かつ自分が生存することが重要視される「テラレイドバトル」にて、通常のバトルより相手のHP量が多い分、一回の攻撃で与えられるダメージ量も多くなるため、特にソロレイド・野良レイドにおいて体力吸収技を覚えないポケモンにはほぼ必須級の道具となっている。
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