にっき 9がつ1にち
ここは パルデアちほう
かがやく けっしょうの なかで
ひかる ポケモンを はっけん
ポケモン ミュウツーは つよすぎる
ダメだ……
わたしの てには おえない!
概要
『ポケモンSV』の最高難易度★7のテラレイドバトル第12弾。
開催日時は、2023年9月1日9:00~9月18日8:59。
今回は日程の分割はないが、その代わりに挑戦できる期間が長めに設定されている。
これまで最強レイドにはピカチュウを除いて御三家ポケモンが割り当てられてきたが、今回初めて伝説のポケモン(しかも禁止級)がターゲットに選ばれることとなった。
また、元のタイプと同じテラスタルの最強レイドポケモンも今回が初となる。
同時に、ふしぎなおくりものでプレイヤーによってテラスタイプや性格が異なる君だけのミュウが配布されている。今回のレイドに使わなくても、入手手段が限られている幻のポケモンをゲットできるまたとない機会であるため、絶対に受け取っておこう。
ただし、ゲームデータ1つにつき1回きりしか厳選できない(おまけに強制オートセーブ)ため、目当てのステータスでなかった場合は下記の連動レイドのアイテムで調整しなければならない。
技
最強ミュウツーが使ってくる技は下記の通り「めいそう」をレイド開始時に行い、「ねむる」はミュウツーのHPが半分を切ると使用してくる。
特殊行動
時間残り | HP残り | 行動 |
---|---|---|
開始直後 | 100% | シールド展開(体力全体の50%)、めいそう |
75% | 自身のデバフ解除 | |
75% | 味方のバフ解除 | |
シールド破壊後 | 50% | 自身のデバフ解除、ねむる、カゴのみ使用で体力を全回復 |
35% | 味方のバフ解除 |
対策
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
106 | 110 | 90 | 154 | 90 | 130 |
元より通常のポケモンよりステータスの高い伝説ポケモンであること、後述のようにわざわざ連動イベントが用意されていること、通常よりも長めに日程が組まれていること等からもわかるように、これまでの最強レイドよりも輪をかけて難易度が高く設定されている。
その分初回撃破報酬もかなり豪華な内容となっている。(後述)
特性はこれまで通り隠れ特性の「きんちょうかん」である。うっかり「オボンのみ」を持たせないように注意。もっとも、PPを高速で削ってくる「プレッシャー」でないのは有情であろう。
元がエスパータイプの為、専用技である「サイコブレイク」が採用されている。相手の防御でダメージ計算する技なので、特防だけが高いポケモン(ハピナスなど)では致命傷を受けてしまう。
相性補完としてかくとう技の「はどうだん」を持つため、エスパー技を無効化するからといって安易にあくタイプのポケモンを使うと痛い目を見る。
「れいとうビーム」も10%と低確率ではあるもののこおり状態が付与されてしばらく動けなくなってしまう危険性がある。幸い「いやしのエール」で状態異常は容易に回復できるものの、技による行動が1ターン行えないのは痛い。
そして何より「めいそう」の存在が厄介。
今までのテラレイドバトルとは違い「めいそう」は固定行動ではなく、開幕だけでなく戦闘時も容赦なく積んでくる(★6サーナイトの「めいそう」やカイリューの「りゅうのまい」、★5ダイオウドウの「のろい」をイメージするとわかりやすい)。また、どちらかが最大まで上がっても両方最大まで上がり切るまでは遠慮なく連発してくる(一応特防が最大まで上がると使用頻度自体は下がるが、使ってこないわけではない)。
これによりあっという間に特攻・特防が最大になってしまい、超火力をもってこちらを殲滅してくる上、特殊技がほとんど通らなくなってしまう。
したがって何らかの手段で特攻を下げる事はほぼ必須と言える。
反面、特防を下げる戦術は非推奨。特殊攻撃がほぼ通らなくなるがミュウツーからのダメージを少なくできる特攻デバフと毎ターン即死級の攻撃が飛んでくる中でバフ強化してから特殊攻撃しなければならない特防デバフ、どちらがこちらの生存率が高くなるかはいうまでもないだろう。
幸いにも物理耐久面はやや低めでありバフもないため、素早くデバフを重ねて短期決戦を狙いたいところ……だがそうもいかず、なんと「めいそう」に加えてシールドもバトル開始時に使ってくる。
しかも、なんと今回は力押しされる事が分かっているのか戦闘時のみ防御・特防の努力値が極振りされていることが有志の検証により判明している。防御・特防の低さの割にやたら硬いのはこのせいで、言ってしまえばHPが50倍のクレセリアを相手にしているようなものである。
そのため、HPの半分程度がシールドになっているため削り切るための火力が必要になり、必然的に長期戦を迫られる。
更にシールドがある前半は「ちょうはつ」や「いやなおと」をはじめとした変化技が通じない。よってデバフをかけたいならば「むしのていこう」や「バークアウト」、「どろかけ」のような追加効果のある攻撃技で行う必要がある。
そして頑張ってシールドを破壊したトレーナーに待つのは、よりにもよって「ねむる」。
素のHPが参照される半分回復技と違い、ねむるは遠慮なく全回復である。
しかも、持ち物まで「カゴのみ」で隙すら見せない極めっぷり。
さすがにシールドまでは復活しないのだが、一度回復された後の突破はほぼ絶望的だろう。
手っ取り早い対策は、シールドが割れる直前に「エレキフィールド」or「ミストフィールド」を使って「ねむる」を阻止すること。ミストフィールドだとこおり状態のケアもできるが、エレキフィールドだとミュウツーに(ねむり以外の)状態異常を通せる。一長一短なのでその辺りはどちらでも構わない。
他には、「やきつくす」や「むしくい」で事前に処分しておくという手もあるにはあるが、回復する事に変わりはない為あまり有効とは言い難い(そもそも肝心のミュウがSVではどちらも覚えない)。
なお特性を「ふみん」に変える「なやみのタネ」はシールドで防がれてしまうため意味がない。
下記の対策ポケモンの一覧には今までの最強レイドで見られたソロによっても攻略可能な火力によるゴリ押しができたポケモンは一切見られない。
これは即ち剣盾の「ミュウツーをたおせ!」のような「ソロでの勝利は100%に近い確率で不可能」なほど理不尽な仕様であると言え、現時点ではマルチでのクリアの報告が殆どなのはこのためである。
一応、ごく少数ながらソロ討伐の報告も上がっているため、絶対に不可能というわけではないものの、ソロの場合は周りの火力やサポートが期待できない以上デバフ・攻撃・サポートをほぼ自分1人でやりくりしなければならないため、単に最強ミュウツーが欲しいだけならお勧めしない。
ただ、前述の剣盾の「ミュウツーをたおせ!」は、戦うまではどの技構成かが分からないということが攻略を難しくさせる要因であったが、今回の技構成および特殊行動のパターンは完全に固定であるのが救いである。
推奨ポケモン
今回のレイドにおける最有力ポケモン……
と、言うよりは余程強い理由が無い限り選出すべきポケモン。
ミュウは公式が連れて行くことをわざわざ推奨しているだけあって開幕に「強敵を前にしてミュウは本気を出した!」と言う特別な演出が起こり、HPが1.5倍に上昇、それ以外の各能力も1.2倍に強化される。この強化は敵のバフ解除でもリセットされない特別仕様となっている。
ちなみに、強化後のステータスはアルセウスと同等、HPに至っては上回ると言えばどのくらい凄いのかはお解りになるだろう。
懸念されていたシャドーボールが採用されておらず、主力技の「サイコブレイク」および「はどうだん」は半減のため安定して戦える。
テラスタルはアタッカーの場合むしタイプがおすすめ。あくタイプは「はどうだん」で弱点を突かれるが、後述の方法で攻略は可能。
サポートの場合であれば火力面は重視しなくてよいためテラスタルする必要はない(したがってテラスタイプを変える必要もない)。むしろエスパータイプ以外にテラスタルすると「サイコブレイク」が等倍になったり、サブウェポンで弱点を突かれたりしてしまう。
元々、ミュウはわざマシンで覚えられる技はすべて覚えるカスタマイズ性の高さを誇るため、
- デバフ技:シールドを貫通する「むしのていこう」「バークアウト」「どろかけ」など
- サポート技:「ひかりのかべ」「いのちのしずく」「エレキフィールド」「ミストフィールド」など
- バフ技:「つるぎのまい」「てっぺき」「ドわすれ」など
と実に多彩。その分、自身の役割に応じてどの技を覚えさせるかはしっかりと吟味する必要がある。
努力値は素早さに48振ることでミュウツーに対し先制できるようになる。
あとはHPに極振りし、残りをアタッカーの場合は攻撃、サポートの場合は防御or特防に振るとよい。
もちろん単純に特化にしても問題はない。1.2倍補正の影響はそれだけ大きい。
アタッカーとしておすすめの型は「つるぎのまい」で攻撃を最大まで上げ、むしテラスタルして「きゅうけつ」を連打する戦法。
物理技のため「めいそう」による特防上昇の影響を受けず、体力を吸収できるため安定して戦える。ただしむしタイプになると「サイコブレイク」は等倍になるため、テラスタルを切るタイミングには留意すべき。
途中「てっぺき」を使っておくと「サイコブレイク」を安定して受けられるようになるが、積みすぎると「れいとうビーム」を使い始めこおり状態になるリスクが高まるため注意。目安として、「てっぺき」を2回以上積むと攻撃を「れいとうビーム」へと切り替えてくるため、「てっぺき」の使用は1回だけに留めておくのが無難か。
技枠には余裕があるので、テラスタルするまでは「むしのていこう」でデバフしつつ攻撃回数を稼いでテラスタルオーブのチャージに活用するとよい。流石にバリアの上からではほとんど回復できないし、仮に野良のマッチング等でアタッカーが自分だけの場合はきゅうけつのPPがかなりギリギリになる。
持ち物は「メトロノーム」、もしくは「れいとうビーム」によるこおり状態を防ぐための「おんみつマント」等。「きゅうけつ」を主軸に攻めるのであれば「ぎんのこな」「おおきなねっこ」も候補になる。
サポーターとしては「ひかりのかべ」を張った後、「むしのていこう」を連打し相手の特攻上昇を打ち消す型がおすすめ。ミュウツーの体力が半分を下回りそうになったら、「ねむる」対策として「エレキフィールド」もしくは「ミストフィールド」を使うのを忘れずに。
余裕があれば「いのちのしずく」で他のミュウを守ったり、「どろかけ」で命中を下げたりするのもあり(野良だと回復手段を持たないミュウを繰り出すプレイヤーが稀におり、そうしたミュウは応援以外で自力回復できないので体力がカツカツになりがちなのである)。
なお、「サイコブレイク」はあくまで特殊技扱いなので、物理技だけを半減する「リフレクター」は意味を成さない。他の物理技も一切ないため覚えさせる必要は全くない。
持ち物は「たべのこし」「ひかりのねんど」「おんみつマント」辺りを推奨。
なお、こちらがHD型だとミュウツーはひたすら「サイコブレイク」を優先するため、この振り方の場合は「おんみつマント」は持たせなくても問題ない。
あくテラスタイプは「はどうだん」で弱点を突かれるため非推奨……と思いきや、逆にミュウツーからの攻撃をタイプ不一致の「はどうだん」の一点に絞れるという観点から、特防に努力値を極振りし、マルチプレイで仲間と共に「むしのていこう」でミュウツーの特攻を下げきり、「ドわすれ」を1回積むことで「はどうだん」のダメージを極限まで減らせる。
アタッカーとして運用するのであれば、「つるぎのまい」を3回積み、「かみくだく」を連打するのが最適解。「かみくだく」の防御デバフが発動すれば更にダメージを稼ぎやすい。ただ、20%は信用ならない数字なので追加効果が出ればラッキー程度に思った方が良い。
むしテラスタルと比べると回復手段が少ないため、持ち物は「かいがらのすず」1択。味方との協力が必須な分むしテラスより安定性は低く野良レイドでは実現が難しいものの、ミュウツーからの攻撃を「はどうだん」に絞れる関係上「れいとうビーム」が飛んでくる確率が限りなく低く、凍らされる危険性が低いのが利点(レイドポケモンは、相手の弱点を突く攻撃を優先的に使う思考をしている)。
また、不一致技しか使われないことでミュウツーの攻撃によるテラスタル技の演出がカットされ、結果的に時間内のこちらの行動回数が増える利点もあり、むしテラスタルより速く倒せる例も見られる。
全員ミュウで挑み、サポーターは特攻デバフや味方のサポートに専念し、その間にバフを積んだ物理アタッカーのミュウをテラスタルさせて総攻撃を仕掛けるというのが、現在における最適解の攻略法である。
唯一の欠点はアタッカーもサポーターもできてしまう都合上、野良レイドの待機画面ではどちらの型のミュウか判別できないという点か。たとえミュウが4体集まっても運が悪いと全員アタッカーで攻撃を受けきれなかったり、全員サポーターで体力を全く削れず終わったりしてしまうことも。
こうした点を踏まえて、ネット上では各種掲示板で事前に募集条件を細かく指定したり、Discord等のチャットアプリを活用して適宜コミュニケーションを取りながら攻略していく動きもみられる。
ちなみにミュウでのソロ討伐は不可能ではないが、「どろかけ」による技回避や味方NPCの引きなど、あまりにも運が良くないと達成できず、ソロ討伐報告は片手で数えるくらいしかない。
参考までに、ある配信者が配信内でソロ討伐に挑戦したところ、クリアまでに約40時間かかったとのこと(それでも達成できただけ凄いが)。
推奨ポケモン候補
今回に限っては余程強い理由が無ければミュウ一択となる。
レイドの前提として相手に弱点を突かれるポケモンが望ましくないのは言うまでもないが、今回のミュウツーは火力があまりにも高く等倍の「サイコブレイク」すら致命傷になり得る。そもそも「めいそう」をガンガン積んでくるため、半減や1/4の耐性に任せた立ち回りは危険。
サイコブレイクの性質上実質両刀であり、物理・特殊どちらの耐久力も求められることも難易度上昇に拍車をかけている。
たとえ全ての技を耐えられる耐久があったとしても、今度はバリアを突破できるほどの火力があるかも問題となる。
つまりミュウツーをどうにかするには
- 物理・特殊両方の耐久の数値が高く
- 可能な限り2技程度は半減に抑えられる耐性を持ち
- その上で物理攻撃力も高く
- 継戦能力も高く
- ついでに積み技も揃っている
という条件を全て満たす必要があるのだが、当然そんな都合のいいポケモンなどそうそういるはずがないのである。
なので、その全てを特殊バフによって備える事が出来るミュウが選ばれるのが実情。
それでも他のポケモンを使いたい!……と、言うのであれば以下のポケモンを使う事をお勧めする。
ただ、仲間内や事前に了承を得たプレイヤー同士で腕試しとしてやるのはともかく、マルチにおいては基本的に白い目で見られる事を忘れずに。
特に野良レイドでは一匹でもミュウ以外が参加した場合、レイド開始前にホストにより解散させられるのも日常茶飯事である(自分だけでなく、ホストや参加者に無駄足を踏ませて迷惑をかけることになるので、やはりミュウ以外の選出は控えた方がよい)。
そもそも、後述のポケモンを使ったクリア報告も基本的にミュウが2体以上選出されているバトルや仲間内で相談してギリギリでクリアしているバトルがほとんどなので余程のこだわりが無いのであればミュウを使った方がいいのは明らかである。
また、前提として今回のレイドの難易度の関係上、回復を味方のサポートに依存する戦法は非推奨。自力で回復手段を持っているポケモンを使った方が味方の負担が少ないので、採用率が高い。
後述する連動レイドイベントでのピックアップ対象には★を付与。
- ハッサム ★
主にアタッカー要員。
本レイドにおいて、ミュウ以外でアタッカーとなる数少ないポケモン。
ミュウツーのエスパー技を半減するのは当然として、「むしのていこう」で特攻を下げてから、「きあいだめ」と「れんぞくぎり」で畳みかける。
どちらの技による強化効果もミュウツーからのバフ解除を受け付けないのが利点。特に「れんぞくぎり」は最大威力160となり、抜群技を連打するレイドバトルには最適である。
ただし、「れんぞくぎり」がたまに外れること、瞬間火力はミュウに劣ることは留意しておこう。また、HPと特防の種族値がやや低く、今作では「はねやすめ」など回復技は習得しないので、せめて「かいがらのすず」を持たせたい。「メトロノーム」等他のアイテムを持たせられる余裕は恐らくない。
- オーロンゲ ★
主にサポート要員。
「ソウルクラッシュ」で特攻デバフが可能。特性「いたずらごころ」により「ひかりのかべ」「ミストフィールド」を先制して繰り出せる。
また、「ミストフィールド」の状態異常無効を利用して「いばる」による味方のミュウの火力増強に貢献することも可能である。
ただし、開幕のシールドで前半は「ちょうはつ」が通用しない点に注意。
また、あまり耐久面に優れていない点にも注意。「サイコブレイク」を無効化できるため、防御に努力値を振らずに済むのは幸いだが、「はどうだん」が等倍なので割とダメージはかさむ。
- ブリムオン ★
主にサポート要員。
サポーター発足レイドでピックアップされているブリムオンは「ひかりのかべ」・「いやしのはどう」・「いのちのしずく」による生存率の向上、「マジカルフレイム」による特攻デバフ、「てだすけ」によるアタッカーの強化が可能。 特に「ほっぺすりすり」によるまひ撒きによって、バリアを張っている際にもミュウツーを行動不能に出来る可能性がある。
ただし、HPが低いため、「いのちのしずく」による体力管理が重要となる。
主にサポート要員。
耐性に優れ、ミュウツーの全ての攻撃を半減で受けられる。
「ひかりのかべ」を貼った後、「マジカルフレイム」での特攻デバフを繰り返す動きになる。今回は「クリアスモッグ」厳禁。
でんきだまを「なげつける」ことでまひ状態にしたりと搦め手を混ぜることも可能。
欠点は体力回復が実質応援頼りとなること、スカーレット版限定であることか。
主にサポート要員。
攻略法の開拓が進んだ後期になって突如見出されたポケモンで、エスパー技無効、相手の最大打点「れいとうビーム」はHPととくぼうが高く十分受けられる。
主なデバフは「バークアウト」「どろかけ」「いやなおと」で、命中不安はフォーカスレンズで補うとよいとされた。
特に「いやなおと」は、バリアを割った後すぐさま使うことで「ねむる」を使われてもアタッカーが高打点で押し切れるようになるため、攻略に大いに役立った。
残りの技は「どくどくのキバ」でのもうどく付与狙いや、「かみくだく」でバリアの上からぼうぎょダウン狙いなどが採用された。
グレンアルマ同様HP回復手段が応援頼みであり、かつ入手も第7世代、ポケモンGO、ピカブイなどから輸送するしかないのが難点。
また、特防種族値が高いと言っても、覚えられる特防バフが「たくわえる」しかない上に、最大3段階までしか詰められないのも難点である。間違ってもHPと特防の高さを過信してアシッドボムなんか使おうものなら、自分だけでなく他のプレイヤーに迷惑がかかるので、アシッドボムは外した方が懸命である。
番外編
ゴーストタイプによりはどうだんを無効にすることが出来、特性てんねんでめいそうの効果を無視して攻撃出来る……のだが、普通に考えるとそれだけでは突破は厳しいと思われていた。
が、中には「いけいけドンドン」と「がっちりぼうぎょ」使用後、相手のバフ解除が来る前にひんしになると効果が永続するバグ技を使用した上で、したでなめるのマヒ付与+たたりめを使ってソロ撃破をしたというプレイヤーも。ただし、本人曰く「ただの運ゲー」との事なのでソロ以外でやるのは推奨できない。(そもそもバグ技を利用しているので正規クリアとも言い難い)
ステータス自体がHP以外は強化後のミュウと互角であり、持たせるプレートによって自身のタイプを変えられる。防御と特防を同時に上げる「コスモパワー」の他、回復手段として「じこさいせい」を覚える。
サポートとしては両壁が使え、ねむる対策の「エレキフィールド」と「ミストフィールド」も使える。
ただし、覚える技が専用技の「さばきのつぶて」を始めとして特殊攻撃が多く、バリエーションもミュウと比べると少ない。デバフについても、今回で使えるのが命中率95の「バークアウト」くらいであり、確実に当てられる「むしのていこう」は覚えられない。また、持ち物がプレートに依存するため、メトロノームやおんみつマントなどの他の持ち物を持たせられないのが欠点。
どうしてもアタッカーとして使いたいなら「つるぎのまい」でバフを重ね、むしタイプで「シザークロス」、ゴーストタイプで「シャドークロー」連打くらいだが、持ち物のバリエーションが豊富で攻撃と回復を同時に可能なむしテラスのミュウと比べると優先度が限りなく低い。いずれにせよ仲間内で事前に打ち合わせてサポート役を確保しなければならず、ソロや野良マルチでの運用は非推奨。
アタッカー・サポートとしても両方可能。
特攻種族値165、素早さ150、HPと特防が100と高水準なのに加えてエスパー・ゴースト複合のため、「サイコブレイク」半減、「はどうだん」無効と相手の打点を実質「れいとうビーム」のみに制限できる。更にバフ技である「わるだくみ」を自力習得し、専用技である威力120の「アストラルビット」でミュウツーの弱点を突くことが可能。そこにゴーストテラスタルを含めれば周りの補助やアイテム次第ではバリアの上からワンパンできたという報告もあるほど。
攻撃だけでなく自身の補助技も豊富で「ひかりのかべ」、「いのちのしずく」、「いやしのはどう」、「かふんだんご」、「バークアウト」など、サポートとしても非常に優秀。
ただし、上記のワンパン戦法は味方の補助が必要不可欠のため、コミュニケーションを取れる仲間内でやるのが理想か。野良でやろうものなら「めいそう」をしこたま積まれてジリ貧に陥る。
特に非推奨であるポケモン
- 特防デバフ技戦法
シールドを貫通するデバフ技はいくつかあるが、今回のレイドに適さない技もある。代表的な例が「アシッドボム」。
アシッドボムは特防を一気に2段階下げる通常のレイド(特性まけんきのポケモンを除く)であれば有用な技なのだが、ミュウツーレイドにおいては特防が下がることで「めいそう」の使用率が上昇し、特攻アップの起点にされる完全な利敵行為なのである。
そもそも、めいそうは特殊行動ではなく通常行動なので、条件が揃えば何度でも使ってくる。例えデバフ要員を複数用意しても、デバフの手を緩めればめいそうで徐々に打ち消されてしまい、とてもじゃないが他の行動をしている暇がなくなる。
アシッドボムを使うプレイヤーが紛れていた場合、そのパーティは能力低下が追い付かずに高まった特攻からの「サイコブレイク」(または、タイプ不一致の等倍だろうが高まった特攻で大ダメージ不可避の「はどうだん」や「れいとうビーム」)で粉砕されてしまうのだ。
更に言えば、上述の通り特防が上がりきったらめいそうの使用率が減るが、特攻が上がりきっても特防が上がり切るまではめいそうを使い続ける。それ故に、特攻デバフからの物理攻撃戦法が最適解と言われているのである。
もし自分のポケモンの技欄にアシッドボムなどの特防デバフ技が入っているのなら、今すぐに別の技に差し替えておこう。物理攻撃型の採用率が高いソロや野良ではほぼ無意味であり、使えるとすれば上述のバドレックスによるワンパン攻略ぐらいとかなり限定的。
いつも通りレイドの嫌われ者。あくタイプなので、自身はエスパー技を無効化しながら、タイプ一致のあく技で弱点を突けるが、共通した弱点であるはどうだんで返り討ちにされることは目に見えている上、この4体ではパオジアンが最も特殊耐久が貧弱なうえに格闘技が4倍弱点である。そもそも特性が味方の足手まといになりかねないため、これまでの事例を踏まえるとやはり非推奨である。特防を下げるイーユイや今回のミュウツーの弱体化に全く貢献できないチオンジェン、味方への「サイコブレイク」のダメージが増加してしまうパオジアンの3体は絶対に選んではならない。
今回は基本的に特殊アタッカーを採用しない為ディンルーは一見相性は悪くなさそうに見えるが、デバフ攻撃以外のサポートに欠けるため他のポケモンの負担が重くなる。
- 未育成の配布ミュウ
ふしぎなおくりもので配布されるミュウはレベル5である。
もちろんそのままミュウツーレイドに選出しても、瞬殺されるのは目に見えている。
ミュウツーレイド開始前に膨大な期間の連動レイドで育成の機会が設けられているので、流石にそれまでにはプレイヤーもミュウを育成するとは思われるが、手を付けないままレイドに参加させても時間の無駄にしかならない。何より未育成ポケモンの選出、戦術やタイプ相性を考えない選出自体が言語道断。
また「君だけのミュウ」ということで配布されるミュウの性格、個性及びテラスタイプはプレイヤーにより異なるが、残念ながら対ミュウツーレイドにおいて有用な戦法は限られるため、よほど愛着が無い限りは性格補正とテラスタイプ(アタッカーの場合)は全て変えてしまった方がよい。努力値は後からリセットできるし性格補正やテラスタイプはレイドが終わったら元に戻せばいいだけの話である。
これらを踏まえた上でしっかりミュウを仕上げてレイドに臨んでも油断はできない。
特に野良のマッチングではミュウツーに全く有効でない技構成のミュウを選出するプレイヤーが散見されるためである。
むしタイプが有利というだけで特殊技の「むしのさざめき」を連打したり、レベル技そのままの「サイコキネシス」や「はどうだん」、果ては「へんしん」を使ったりと、ミスマッチな事例は枚挙に暇がない。
- 特殊型のミュウ
特殊技の適性の無さについては上述にある通りだが、それでも特殊型ミュウを連れて行くトレーナーが後を絶たない。ミュウツーの種族値を見ればわかることだが、防御と特防は同じ90である。そして最強のミュウツーは開幕から「めいそう」で特防を上げ、戦闘中にも「めいそう」でバフを積んでくる。つまり、こちらがいくら「わるだくみ」や「めいそう」で特攻を上げようが与える特殊技のダメージは増えない。加えて、こちらが使うミュウの種族値はオール100。相手が防御バフを使わないのであれば物理で攻めた方がダメージ効率が良いのは一目瞭然だろう。どうしても特殊型で攻略したいのであれば、野良マルチではなくコミュニケーションを取れる仲間内でやることを推奨する。
一応記載するが、対策技として挙がっている「バークアウト」と「むしのていこう」は特殊技ではあるものの、ミュウツーの特攻を下げたりテラスタルの補助が目的の技であり、これらを強化するくらいなら別の物理技を用意して強化する方が良い。
このためミュウなら覚える特殊技のギガドレインやドレインキッスを対策技として挙げていない。
- 持ち物なしおよび持ち物に適性がないミュウ
攻略法が確立して以降も、育成はしてもミュウに持ち物を何も持たせずにレイドバトルに挑むプレイヤーが一定数存在する。今作は強力なアイテムが各地のショップで買えるため、「ミュウをレベル100まで育成かつ努力値を振れる」プレイヤーであれば適正アイテムを持っていないということはまずあり得ない。高難易度かつアイテムに干渉する技を使ってこないミュウツーレイドの都合上アイテムを持たせない理由はないので何も持たせていない人は上記のアイテムを持たせることを推奨する。
加えて上記にある通り、最強ミュウツーの特性はきのみが使用不能になる「きんちょうかん」。いつものレイド(主にはらだいこアタッカー)のノリで「オボンのみ」を持たせておけばいいかと考えている人も注意されたし。
その他技構成が特殊寄り(そもそも特殊型は非推奨だが)なのに「ちからのハチマキ」を持たせたりと自分のミュウと適性のない持ち物を持たせるのも言語道断。ソロで挑む場合はどんなプレイをしようと自由だが、マルチで他のプレイヤーと協力する以上は最高のコンディションのミュウを使うようにしよう。
報酬
前述のようにとても豪華な初回報酬となっている。
なお、2回目以降は報酬の質がガタ落ちする(それでも★6と比べれば豪華だが)ため、単純にミュウツーが欲しいだけなのであれば周回する必要はない。
もっとも、「まだクリアしていない人を助けるために続ける」「報酬とかどうでもいいから周回させろ」などという理由で周回を続ける人もゼロではないが。一応低確率ながら「とくせいパッチ」も出るし…。
クリアすることができれば、これまで通り「さいきょうのあかし」付のミュウツーを仲間にすることができる。性能は、これまでの最強レイドの報酬ポケモンと同様、6V確定で、性格は「ひかえめ」となっており、努力値を振れば即戦力として投入可能な優れものとなっている。
技構成はサイコブレイク・はどうだん・れいとうビーム・めいそう。
また、持ち物としてカゴのみを持っている。何気に最強ピカチュウ以来2度目となるアイテムを所持したレイドボスとなった。
倒すのには相応に苦労するが、このように性能面では申し分なく、捕獲できればDLC「ゼロの秘宝」の攻略においても大いに役立ってくれること間違いなしである。 特に、「碧の仮面」では、準伝説枠であるともっこさまがどくタイプのポケモンであることもあり、テラスタルしてサイコブレイクを連発していればレベル差によるゴリ押しでほぼ完勝できてしまう。
また当然、今作のテラレイドバトルの仕様上どのボールでも確定捕獲となるため、オシャボとして好きなボールに入れることが可能。
ただ、これまでと違ってミュウツーはタマゴみはっけんグループであり、ボールは捕まえた個体にしか適用されない。
そして最強レイドの仕様により「最強レイドで色違いが出現することはない」。よって、通常色の証持ちミュウツー1匹に似合うボールを選ぶことになる。
プレイヤーの間では、エスパータイプのポケモンと視覚効果の上で相性が良好なドリームボール、希少性の高さを活かしたウルトラボールが特に人気。レインボーロケット団シナリオやポケスペでミュウツーが入っていたボールであるマスターボールも候補に挙がっていた(ただ、上記のようにテラレイドバトルがどのボールでも確定で捕獲可能なことを考えると、このタイミングでマスターボールを使ってしまうのは少々勿体ないとも言える)。
また、ミュウが味方にいる状態でミュウツーに勝利すると、ミュウにさいきょうのあかしが付与される(これを受けてか事前に配信された更新データにてさいきょうのあかしの説明文が変更されている)。
特筆すべきは、事前に配布されたミュウでなくとも、ポケモンHOME経由で過去作やポケモンGO等から連れてきた個体であってもOKということ。
これによりミュウは初となる「色違いと"さいきょうのあかし"を両立できるポケモン」になった。リボンを集めている人は是非自分の自慢の個体に「さいきょうのあかし」を付けてあげてはいかがだろうか。
連動イベント
最強レイドは、初期には攻略に有用なポケモンのピックアップレイドが、それ以降は最強レイドとは特に関係のないイベントレイドが同時並行して開催されていたが、今回はミュウツーに挑むための準備期間として特別なレイドイベントが開催されるという初の試みが行われた。
また、本レイドの開催時には、第1弾・第2弾のレイドも同時開催される。
内容は以下の通り。
目指せアタッカー! 最強のミュウツーへのウォームアップ
日程 | 2023年8月9日9:00~8月18日8:59 |
---|---|
出現ポケモン(共通で☆5) | ハッサム、サザンドラ、ハピナス |
報酬 | けいけんアメ、テラピース、栄養ドリンク(タウリン、リゾチウム、インドメタシン)、わざマシン(つるぎのまい、りゅうのまい、めいそう、わるだくみ) |
ミュウをアタッカー向けにしたい人に最適のアイテムを稼げるレイド。ミュウで挑む場合、ハッサムは虫タイプの技、サザンドラは悪タイプの技でそれぞれ弱点を突いてくるので注意。
…そもそも、レイドバトルでレベルや努力値が上がることはないため、ミュウ以外で挑んで入手したアイテムでミュウを強化した方が効率がいいのだが。
ハッサムは、「つるぎのまい」や「きあいだめ」で強化しつつ、「シザークロス」や「つじぎり」、「つばめがえし」による物理主体で攻めてくる。
サザンドラは、「わるだくみ」で強化しつつ、「あくのはどう」や「りゅうのはどう」、「だいちのちから」による特殊攻撃を使ってくる。さらに、特性が「ふゆう」であるためそのままではじめんタイプ技が当たらないため注意である。そのためでんきテラスタルを相手にするのは面倒極まる。
ハピナスは攻撃技が「ちきゅうなげ」や「とっておき」だけなので、ゴーストタイプ複合で完封可能であり、更には「いやしのはどう」でこちらを回復してくれる。なので、「ちょうはつ」などで特殊行動を封じない方が有利だったりする(「タマゴうみ」も、物理アタッカーでバフで強化して殴れば回復量を上回るダメージが与えられるので微々たるもの)。
特殊アタッカーや低体力のポケモンを使わなければ、負けるほうが難しい。
なお、ピックアップ対象の1つに両バージョン共通でサザンドラが選ばれている。本作では、サザンドラはスカーレット版限定ポケモンとなっているためバイオレット版のプレイヤーにとっては、通信交換・マルチプレイ無しでモノズ系統を入手できる貴重な機会である。
また、ハッサムも隠れ特性持ちの個体がそこそこの確率で出現するため、隠れ特性持ちのバサギリの元手が欲しいという場合には有用…かもしれない(ただし、バサギリへ進化させるには前作との連動が不可欠なので注意)。
目指せサポーター! 最強のミュウツーへのウォームアップ
日程 | 2023年8月18日9:00~9月1日8:59 |
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出現ポケモン(共通で☆5) | ブリムオン、オーロンゲ、ハピナス |
報酬 | けいけんアメ、テラピース、栄養ドリンク(マックスアップ、ブロムヘキシン、キトサン)、わざマシン(ひかりのかべ、リフレクター、バークアウト、むしのていこう) |
ミュウをサポーター向けにしたい人に最適のアイテムを稼げるレイド。ミュウで挑む場合、両者とも「ひかりのかべ」や「リフレクター」などを使ってくるので、ゴーストにテラスタルをしていなければ「かわらわり」などを用いて破壊するか、「ちょうはつ」を先に打って封じてしまうといいだろう。オーロンゲは悪タイプ技で弱点を突いてくるので注意。
なお、ブリムオンは「サイコキネシス」や「チャームボイス」、「マジカルフレイム」の特殊攻撃主体、オーロンゲは「ソウルクラッシュ」や「どげざづき」、「じゃれつく」などの物理攻撃主体で攻撃してくる。
ハピナスについては、目指せアタッカーと同様の攻略法で問題なし。
目指せアタッカーと同じく、ミュウ以外で挑んだ方が効率がいい。
また、両イベントともにハピナスはテラピースのドロップ率が高く、栄養ドリンクを落とさない。
各種演出の元ネタ等
このように、良くも悪くもこれまでと比べて特徴的な要素や演出がふんだんに盛り込まれたレイドであったわけだが、実はこれらの要素には元ネタ(若しくは元ネタと思われるもの)がある。
- ミュウとミュウツーとの因縁
本家ゲームシリーズではミュウツーはある科学者によって改造されたミュウの子供という設定だが、劇場版ではミュウの遺伝子から作り出された人造生物という出自に変更されており、ミュウは自分のコピーであるミュウツーの存在を快く思っておらず、ミュウツーを始末するために行動している。レイドでもミュウがミュウツーを相手に本気を出しているのは、劇場版の個体同様、ミュウツーに対して何かしら思うところがあったからと解釈することもできる。
また、このレイドの配信が告知された際の動画も、夜間にミュウとミュウツーが死闘を繰り広げるという劇場版の展開を彷彿とさせる内容となっており、公式も劇場版の内容をある程度意識していた節が窺える。
そう考えると、ミュウツーの対抗策として公式直々にミュウに白羽の矢が立てられたのはある意味必然であったと言えるだろう。
- 9月1日
レイドの配信開始日の9月1日は、ミュウツー初出である『ポケットモンスター 赤・緑』のグレンタウンにあるポケモン屋敷で見つかるミュウツーに関する日記の最後に書かれた日と同じである(記事冒頭の文章もその一節を捩ったものであり、本編で上記が登場するイベントは当然起こらないため、一応注意)。
上記の事情を知る古参のファンの中には、「何が何でも9月1日に捕まえみせる!」と意気込んだ者も多かったという(そして、碌な攻略情報も出揃っていない最初期にミュウツーに挑んだ結果、そのあまりの強さに「日記の書き手の気持ちが痛い程わかった」と愕然とした者もいたとか)。
- 跳ね上がる特攻・特防
恐らくだが、第1世代の「ドわすれ」を意識したものと思われる。
今でこそ特防を2段階上昇させる技だが、当時は特攻と特防が「特殊」というステータスで一括りにされていたこともあり、この技を使えば、事実上特攻と特防を同時に2段階引き上げることができるという、今の基準で考えればとんでもないぶっ壊れ技であった。
- こおりタイプの技
第1世代での攻撃面において最強クラスだったこおり技のふぶきを意識したものと思われる。そのふぶきは現在では第1世代のみ90%あった命中率および30%あったこおり状態の確率もそれぞれ70%および10%に低下、第5世代まで120あった威力も110に低下とだいぶ弱体化している。代わりに命中安定のれいとうビームが採用された。こおり状態になると、現在でこそ自然解凍することがあるが、第1世代ではなんと自然解凍できない仕様であった。自身または味方が応援を使い切ってしまう、応援自体が悪手となるためにこおり状態を回復してあげられない等の理由で、こおり状態を確実に回復する手段を封じられる可能性があるぐらい、今回の最強テラレイドは難易度が高い。なかなか自然解凍してくれず、初代のこおり状態の仕様のせいで、被害者側の立場でずっと俺のターンがフラッシュバックした古参プレイヤーもいたのではないだろうか。
- ねむる
これは、『ポケモンスタジアム2』の1人用モードの最難関である「ミュウツーをたおせ」が元ネタではないかと言われている。こちらもレベル100のミュウツーに挑むというもので、相手となるミュウツーが回復技として「ねむる」を搭載していた(さすがにカゴのみは持っていないが)。
今回のレイドの初回報酬の1つ。
第2世代では、第1世代から送られてきたミュウツーおよび三鳥のみが持っていたアイテム。
当時は非常に貴重なアイテムだったが、本作では普通にデリバードポーチで購入できるので、貰ってもあまり旨味はなかったりする…。
以上のことを踏まえると、今回のレイドは、シリーズ黎明期のミュウツーがどのような存在だったのかを現在のテラレイドバトルの仕様を利用して疑似的に再現し、それに挑むイベントと捉えることもできるだろう。
余談
DLC「ゼロの秘宝」配信前に実施される最後の最強テラレイドである…と言いたいところだが、厳密には最強レイド実施期間中の9月13日にDLC前編の「碧の仮面」の配信開始が決まっている。
また、ゲームとは直接関係はないが、これまたレイド実施期間中の9月6日に『ポケモンSV』を題材としたWEBアニメ「放課後のブレス」の配信が開始されている。
また、このイベントとほぼ同時期にポケモンカフェミックスではミュウツーに関するイベントが開催。『サイキョーソーダ』と呼ばれる紫色の炭酸飲料作りにミュウツーが興味を持ち、一緒に作るという内容である。(因みに1分間クッキング以外での伝説ポケモン復刻は今回が2回目。第1回はこのポケモン)
このサイキョーソーダをポイントをして溜めることルーレットを回すことが出来、今まで出来なかったミュウツーの着せ替えレベルを上昇させたり、このポケモンの色違いをスタッフとして迎えたりすることが出来た。
当レイドであまりにもむしテラスタルのミュウが最適解すぎたせいで、「キミだけのミュウではなく『むしだけのミュウ』になってしまった」「18テラスタイプのミュウをランダムで配布した意図が分からない。最初からむしテラスタルで配布すべきだったのでは?」という批判が出ることになってしまった。
こればかりは相性の差が露骨に出るゲーム性ゆえに仕方がないところではあるが。
関連項目
★7テラレイドバトル
最強のゴリランダー → 最強のミュウツー → 最強のヒスイジュナイパー