- 睡眠すること。⇒ 眠り
- ポケットモンスターシリーズに登場するわざの1つ。
初登場 | ポケットモンスター 赤・緑 |
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PP | 10(『赤・緑』~『ソード・シールド』)→5(『スカーレット・バイオレット』〜) |
備考 | 体力と状態異常を完全回復する代わりに、2ターンねむり状態になる |
分類 | 変化 |
タイプ | エスパー |
対象範囲 | 自分 |
体力を全回復し、状態異常を治すことが出来る、回復技の中では破格の効果を持っている技だが、代償として2ターンの間眠り状態になる。
さいみんじゅつやキノコのほうしなどで相手に眠らされたり、あるいはあくびによるねむけ状態などで眠ったときは眠っているターン数は1〜3ターンでランダムだが、この技によりねむり状態になったときのみ、確定で2ターン眠ることになる。
この仕様はねごとと相性が良く、ねごとを使ったにもかかわらず早めに起きたせいでねごと失敗という事態が起きない。ねむる→ねごと→ねごと→(確定で起きて)ねむるを繰り返すことで回復しながら行動し続ける戦法が考案されており、このコンボは「ねむねご」と呼ばれることが多い。
しんぴのまもり中でも問題なく眠れるが、ねむりを無効にする特性を持っているポケモンは使っても失敗するので注意。
2ターンの眠り状態は痛いものの、耐久型で使って体制を整えたり、特性「ふしぎなうろこ」を活かしたり等、決してデメリットと言い切れない。
一発限りになってしまうが「カゴのみ」や「ラムのみ」を持たせて即完全回復に持ち込むことも出来る。実際、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のイベントレイド「最強のミュウツー」で、ミュウツーがこの戦術を使ってきたことがあるため、それで印象に残っているという方も多いだろう。
ねごととコンボして一撃技を狙ったりなど、ロマンコンボも中々面白いだろう。
ゆめくいされた? 知らんよそれは。
ちなみに、わざマシンが使えるポケモンは(レベル技と同じわざマシンしか覚えないポケモンを除けば)カプ神とレジギガス以外は全員覚えられる。
しかし、『ポケットモンスター ソード・シールド』ではその例外も覚えられるようになった。
ただ眠るだけの筈なのに何故かエスパータイプである。
当時習得者がエスパータイプのポケモンに偏っていたじこさいせい(ノーマルタイプ)と間違われたのだろうか(当時の開発陣の入力ミスという可能性も否定できないが…)。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは、プリンの下必殺技として登場。原作とは違って回復効果はない上、ただ眠って無防備になるだけの自殺技に見える。
が、実はこの必殺技、発動した瞬間に強烈な当たり判定が発生し、密着していた相手を大きく吹っ飛ばす(スネークとキャンベル大佐の通信によると、「寝る瞬間に体内でものすごいエネルギー反応がある」とのこと)。それでもプリン本人の使いにくさも相まってロマン技の域を出るか出ないかの所だが、使いこなせるようになれば十分な脅威となり得る。