技のデータ
初出 | 第2世代 |
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威力 | - |
命中率 | 100 |
PP | 15 |
技タイプ | ゴースト |
分類 | 変化 |
効果 | 眠っている相手をあくむ状態にして、ターン終了時に最大HPの1/4のダメージを与える |
概要
第2世代から登場した技。
相手にターン毎に最大HPの1/4のダメージを与える、と言う強力な効果を持つ…。
が、悪夢だけあってねむり状態の相手にしか効果が無い。
たかが悪夢で1/4と感じるかもしれないが、「のろい」もターン毎に1/4ダメージなので気にしてはいけない。
ダークライの専用特性「ナイトメア」はこの技の特性版。但しこちらのダメージは最大HPの1/8。
実際のところ、使い勝手は良くない。
理由としては、ねむり+「あくむ」だけで2ターン使ってしまうと言うのが大きい。
何せ第6世代現在のねむりターンは2〜4ターン(実質1〜3ターン)であり、タイミングが悪いとあくむを使ったターンに起きられて全てがふいになる可能性がある。
もう少し眠りのターンが長かったり、もう一度眠っても効果が発動する様であれば使い勝手は変わるかもしれない。
最大の問題は習得者の少なさ。
自力習得出来るのはゴース系統・スリーパー・ダークライ・ムンナ系統のみで、タマゴ技で見てもデスマス系統・ミミッキュしかいない。
全員眠らせる技を持つのだが、スリーパー以外は素早さが高いので無駄になる可能性が高い。
一応第2世代とXDで教え技になっているのだが、そこまでやる価値があるかと言うと微妙。
なお第2世代では「ねむる」と「ねごと」の全盛期だった事もあり、ねむねごによる耐久戦法を使う相手に忍ばせておけば一矢報いる事も出来なくはなかった。
ちなみに3世代では特性「だっぴ」で眠りから回復してもあくむ状態になってたら、ターン終了時にダメージを受けるという白昼夢なるバグが存在する。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズにおいては一転、非常に凶悪な技。
本編とは異なり眠っていない相手にも効果がある上に、ポケダンにおけるあくむ状態とは相手を眠り状態にして目が覚めた瞬間にダメージを与えるというもの。
その上さいみんじゅつなどで既に眠らせた相手に使った場合、通常の睡眠状態とあくむ状態が別々に掛かるため、両方の状態異常が解除されるまでは目覚めることが出来なくなる。
使い手こそ少ないが、本編よりも大きく強化され危険な技とかしているため要警戒。