データ
初登場 | ポケットモンスター スカーレット・バイオレット |
---|---|
威力 | 85 |
命中率 | - |
PP | 10 |
タイプ | あく |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | × |
攻撃範囲 | 単体 |
効果 | 自身の命中率・相手の回避率に関係なく必ず攻撃が命中する |
概要
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』から存在するドドゲザンの専用技。
土下座して 相手を油断させておいて 切りかかる(原文ママ)という代物。不意を突くため必ず命中し、頭のデカい刃で叩き斬るため威力も十分だが、群雄割拠の総大将に上り詰めたポケモンの切り札としては何とも情けない。
だましうちの系譜にさらに追加された、あくタイプの必中技。威力はだましうちどころかギモー・オーロンゲのどげざつきを更に上回る。やはり毛を突き刺すのと刃で斬るのでは威力に差が出てしまうのだろうか?
余談
普段は座っている椅子ごと浮かしてホバー状態で移動するドドゲザンだが、この技を使用した際に見せるお尻が海外で注目を集めている。
シャープ&クールなイメージの強いキリキザンから一転、強力だがセコい卑怯者じみたこの技を中心にしたキャラ付けへの変化には不満の声もある。
とはいえ、キリキザンの時点で勝つ為なら手段を選ばない卑怯もいいとこなポケモンであるし、第五世代からおいうち、ふいうち、でんじはハサミギロチンといった嫌らしいダーティな型での運用を主流としていた。
なので、実はやっている事の方向性自体はコマタナ時代から何ら変わっていなかったりする。
英語では「Kowtow cleave」と表記される。後ろの「cleave」は「裂く」という意味の動詞なのだが、興味深いのは前半の「Kowtow」。
これは、中国語で膝をついて額を地面に触れさせるお辞儀を指す「叩頭(コウトウ)」から取られているのである。また、もう1つの土下座技であるどげざつきの英語名は「False surrender(偽りの降伏)」であり、「Kowtow」は使われていない。
…ということは、ドドゲザンのモチーフは中国の武将なのだろうか?
関連タグ
ビーハイヴ…ニンジャスレイヤーの登場キャラ。同じく頭を下げながらの騙し討ちを主戦法としており、作中随一の最低野郎と称されている。
インフィニットジャスティスガンダム弐式...機動戦士ガンダムSEEDFREEDOMに登場するMS。最終決戦の際に頭頂部から発生させたビームサーベルを振り下ろし敵MSを討ち取るというドゲザンに通じる技を見せた。