その他曖昧さ回避
日本中央競馬会(JRA)の公式マスコットキャラクターの一人で、ターフィーのガールフレンドであるウマの女の子。
基礎データ
全国図鑑 | No.0077 |
---|---|
カントー図鑑 | No.077 |
ジョウト図鑑(GSC) | No.201 |
シンオウ図鑑 | No.090 |
ジョウト図鑑(HGSS) | No.206 |
ガラル図鑑 | No.333 |
カンムリ雪原図鑑 | No.105 |
ヒスイ図鑑 | No.023 |
ローマ字表記 | Ponyta |
ぶんるい | ひのうまポケモン |
タイプ | ほのお |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 30.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | にげあし/もらいび |
隠れ特性 | ほのおのからだ |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ポニータ | pony(英語でポニー、子馬)+bonita(スペイン語で可愛い) |
英語 | Ponyta | 日本語名に同じ |
スペイン語 | 〃 | 〃 |
フランス語 | 〃 | 〃 |
イタリア語 | 〃 | 〃 |
ドイツ語 | Ponita | 日本語名に同じ |
韓国語 | 포니타 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 小火马 | 小(小さい)+火+马(馬) |
中国語(繁体字) | 小火馬 | 小(小さい)+火+馬 |
進化
ポニータ → ギャロップ(Lv.40)
リージョンフォーム
『ポケモン剣盾』から登場する、ガラル地方の環境に適応して姿を変化させたポニータのガラルのすがた。
概要
第1世代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場している炎のタテガミや尻尾を持つ子馬がモチーフのポケモン。進化後共々、普段はその熱い炎で近寄ってきた外敵を火傷させ身を守る。一方この炎は心を許した相手にのみ熱くなくなる特徴があり、その場合は背に乗ることも可能となる。
現実の馬同様、生まれてすぐは立ち上がるのもやっとで、炎のタテガミも尻尾も灯っていないらしい。それから1時間ぐらいすると生え揃う様になり、転びながら親の後を追いかけているうちに丈夫な足腰に育ってゆく。
伸びる牧草を何度も飛び越える事で鍛えられたジャンプ力は、ポケモンの中でも非常に高く、一人前のポニータは東京タワー(333メートル)もひとっ飛びで越えるほどになるという。
- 東京タワーを飛び越えたり、足のヒヅメがダイヤモンドの10倍硬いなど初期ポケモン特有のトンデモ設定を背負っており、そんな固すぎる蹄で着地した時割れたりしないのか?という疑問が出てくるが、脚の筋肉で衝撃を和らげているらしい。
火と馬を結びつける考えはポニータが初めてではない。例の一つとして干支に「丙午」が存在し、「丙午」に当たる年には火災が頻発すると信じられていたり、この年に生まれた女はいわゆるじゃじゃ馬娘で、夫の寿命が減るとも言われていた。流石にポニータにはそんな性質はないと信じたいが…。
名前の由来はポニー+ロリータであると思われるが、普通にオスもいる。
色違い
色違いは炎が赤から青へと変わり、その美しさから人気が高い。LEGENDSアルセウスでは、色違いのポニータを捕まえるイベントがある。何気にゲーム内で確定で出現する色違いは久々。
ゲーム上における特徴
初代・FRLG・LPLE
馬がモチーフなのだから、生息地は草原だろうと思いきや、実は初登場した頃はポケモンやしきの1階と2階で出現。つまるところ屋内に生息していたのである(まあ、このポケモン屋敷のある町のジムリーダーがほのおタイプの使い手なので仕方がない気もするが)。
不自然だった為か、ピカチュウバージョンから屋外で出現するようになった。『ピカチュウ』『ピカブイ』ではサイクリングロードがある17ばんどうろに出現。自転車が騎乗する手段だからだろうか。
『FRLG』では本土ではなく、ナナシマ・1のしまにある「ともしびやま」に出現する。
金銀クリスタル・HGSS
RSE・ORAS
『RSE』では出現しなかったが、『ORAS』ではグラードン/カイオーガ戦後にシルエットで出現するようになる。
DPt・BDSP
206ばんどうろ・210ばんどうろ、『ダイヤモンド・パール』では211ばんどうろ・214ばんどうろ・215ばんどうろ、『プラチナ』では207ばんどうろ、『BDSP』ではリメイク前の場所に加えて地下大洞窟の「マグマの空洞」「熱砂の空洞」「バクフーの大空洞」に出現する。シンオウ地方が北海道をモデルとしているためか、雨の中でも平気で出現する。
そしてダイヤモンド及びパールのみ、最初のポケモンにヒコザルを選ばなかった場合、クリア前にシンオウでゲットできる唯一の炎タイプとなっていた。流石に選択肢が狭すぎた為か、プラチナではデルビル系、ブーバー系、ブースターがゲットできるようになっている。
…が、『BDSP』では登場ポケモンの種類がDP準拠に戻ったうえ、地下大空洞でもヘルガー位しか炎タイプが出ないため、まさかの逆戻りとなった(選出が増えるポニータにとっては喜ばしいかもしれないが)。炎タイプの四天王の手持ちも初戦はDPと同じだし。
ストーリーにおいては、主人公が最初にナエトル以外を選んだ場合にライバル(ジュン)の手持ちで登場する。
BW・BW2
『BW』でのみ12ばんどうろでギャロップが野生出現する。かつては『ポケモンドリームワールド』で入手できたがサービス終了しているので、ギャロップからタマゴを生ませるか過去作から連れてこよう。
X・Y
フレンドサファリ(ほのお)に出現。
SM・USUM
過去作から連れてくる必要がある。
ソード・シールド
リージョンフォームのガラルポニータが登場。実は原種ポニータの方が大きかったりする。DLC『鎧の孤島』では、シールド限定でガラルポニータを持っていれば、ヨロイ島に現れるチホコから原種ポニータが交換で貰う事が可能。
LEGENDSアルセウス
黒曜の原野の「蹄鉄ヶ原」、大大大発生時には天冠の山麓にも出現。更にサブ任務19「おかしなポニータ目撃報告」を進めると確定で色違いが出現する。
スカーレット・バイオレット
未内定。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 50 | 85 | 55 | 65 | ※ | 90 | 345 |
第2世代から | 50 | 85 | 55 | 65 | 65 | 90 | 410 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。リージョンフォームは第2世代以降と同様。
たねポケモンの中では種族値が高い事でも有名。その合計値はあのマグカルゴと同じ410(第6世代まで)である。マグカルゴ「解せぬ」。
没になった進化前がいた頃の名残と考えられる。ちなみに後付けを含むならジュラルドンの535が最も高い。
なお、攻撃のステータスは同じ高速アタッカーであるファイアローより4つほど高い。
序盤に入手できるポケモンとしてはかなり高いステータスなのだが、第4世代ではかえんぐるまぐらいしかまともなタイプ一致物理技を覚えない(BDSPではニトロチャージを早く習得)。
切り札のフレアドライブを覚えるのはプラチナだとLv.46(DPではLv.48、BDSPではLv.55に跳ね上がった)なので、出来るならデパートでわざマシン「だいもんじ」を覚えさせてやりたいところ。
習得技の都合上、若干旅パ要員にしづらい所はあるが、シンオウ地方ではほのおタイプが少ないので出来るなら手持ちに入れておきたいポケモンである。
リトルバトルでは高めのASを活かしやすいので人気。
「さいみんじゅつ」や「つのドリル」も覚えるので、耐久型に出くわしても一発逆転の余地がある。
使用トレーナー
ゲーム版
- カツラ:ジムリーダー(カントー)
- アスナ:ジムリーダー(ホウエン)
- ジュン:DPpt・BDSPライバル※1
- タク:ポニータマスター
※1:主人公が最初にヒコザルかポッチャマを選んだ場合。
アニメ版
- フウコ(無印33話)
漫画版
番外作品
ポケモン不思議のダンジョン
『赤・青の救助隊』にて、悪名高い高難易度ダンジョンの一つ「しあわせのとう」の57から59階のみに出現。おまけに一定ダメでにげあしが発動するのでコンプを目指す場合、かなり手間を掛けさせられる。それでも面倒だという人はジラーチにお願いするのも手だが、これはこれで面倒臭い。
この反省からか、以降のシリーズでは幾分か出現ダンジョンの難易度が下がった。
ポケモンマスターズ
カツラ&ポニータ
通常ガチャでも登場する、にほんばれ持ちのテクニカルロール。条件を満たすとギャロップへ進化可能。
ちなみに、カツラは山登りが趣味なのだが、一度遭難して以降はポニータを連れて山登りしてるとの事。
技
かえんぐるま |
---|
自分のこおり状態を解除する。10%の確率で相手をやけど状態にする。 |
ほのおのうず |
相手をバインド状態にする |
うおおーす! |
自分の攻撃を3段階あげる。自分の防御と特攻と特防と素早さの中からどれかひとつを2段階あげる |
にほんばれ |
天気をひざしがつよい状態にする |
バディーズ技
バディーズファイアーインパクト |
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追加効果なし |
パッシブスキル
異常確率上昇1 |
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技の追加効果で状態異常にするときの成功率をあげる |
主人公&ポニータ
タマゴイベントの報酬で貰えるタマゴから孵化する事があり、主人公のバディにする事が可能。
アニメ版
アニポケシリーズ
- フウコのポニータ
無印第33話でポケモン放牧民ララミー族のフウコのポケモンとして初登場。フウコは愛馬のポニータでポケモンレースに参加する予定だったがドードリオ使いのドリオが差し向けたロケット団の妨害により腕を痛めてしまう。サトシが動揺して暴れ出したポニータを静めた事でフウコから代わりにポケモンレースに出場する。
一緒に出場したカスミの助けもあってレース中のロケット団の妨害を抜け、ドリオのドードリオと一騎打ち。最後までポニータを妨害するドリオだったが、その結果ポニータの闘志に火が付きギャロップへと進化し一気に巻き返して優勝した。
この回なんとこれまでのアニポケの中で、平均視聴率最高(18.6%)を記録したのであった(関東地区調べ)。途中でギャロップに進化した。
その他
以後はメインとしての登場例はないが、映画「結晶塔の帝王」をはじめ「ポニータを模したおもちゃ・遊具」としてアニメに登場することがある(だいたい木馬やメリーゴーランドであることが多い)。
第8シリーズ
- 第75話:野生で登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- プラチナのポニータ
プラチナの幼馴染ポケモン。いつも彼女を背中に乗せていて、時には守ることもある。
移動用の為にあまり戦闘向きではなく、ヨスガまでの3つのジム戦ではまともに技を繰り出せないまま一方的に攻撃されてダウンしていたが、トウガンとの戦いでプラチナの怒り(誤解)が伝わってドータクン2匹を一撃で倒した。
その翌日、プラチナが父の反対を押しきってでも悪と戦う決意を固めたことに応えるかのようにギャロップへと進化する。
ポケモンローカルActs
福島県相馬市に地域応援ポケモンであるラッキーとカジッチュと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。「馬」繋がりだろう。
余談
ちなみにジャンプできる脚力から計算すると、走行速度はマッハ14.58(時速15500キロ)。
もちろん進化後はさらに速くなりなんと新幹線と同じ時速240キロで走れるように……ってあれ?
クワガノンなど、種族値と図鑑説明が嚙み合わない事はザラである。
関連イラスト
関連項目
図鑑番号順
0077.ポニータ / ガラルポニータ
関連ポケモン・グループタグ等
その他