基礎データ
全国図鑑 | No.0999 | 同左 |
---|---|---|
パルデア図鑑 | No.391 | 同左 |
ローマ字表記 | Collecurei | 同左 |
フォルム | はこフォルム | とほフォルム |
ぶんるい | たからばこポケモン | たからさがしポケモン |
タイプ | ゴースト | 同左 |
たかさ | 0.3m | 0.1m |
おもさ | 5.0kg | 0.1kg |
せいべつ | 不明 | 同左 |
とくせい | びびり | にげあし |
タマゴグループ | タマゴみはっけん | 同左 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | コレクレー | collect(英語で集める)+霊+これくれ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Gimmighoul | gimme(give meを意味する俗語、貪欲)+gimmick(手品などの仕掛け、ギミック)+ghoul(グール)+Give me gold(私に金貨をくれ) |
ドイツ語 | Gierspenst | Gier(貪欲)+Gespenst(幽霊) |
フランス語 | Mordudor | mort(死)+mordu d'or(金狂いの) |
韓国語 | 모으령 | 모으다(集める)+령(霊) |
中国語(簡体字) | 索财灵 | 索(探す)+财(財)+灵(霊) |
中国語(繁体字) | 索財靈 | 索(探す)+財+靈(霊) |
進化
コレクレー→サーフゴー(コレクレーのコインを999枚溜めてレベルアップ、その際コインは消費される)
概要
【公式】新たな発見!コインを持つポケモン|ジニア先生とウィロー博士の通話記録(非公開)
初登場は『ポケモンSV』。
ただし、後述の通り『ポケモンGO』で「とほフォルム」が先行登場した。
ダウジングの様な触覚を備える灰色の虫人のような見た目をしているが、虫タイプは持たずゴースト単タイプ。およそ1500年前、宝箱の中でコインに染みついた情念から生まれたとされる。
フォルム
パルデア地方では以前からコレクレーに二種類の姿が確認されていた。
「宝箱に入ったコレクレー」は近寄ったものをゴーストエネルギーで操りコインを集めさせる習性を、「宝箱に入っていないコレクレー」は元の宝箱に戻ろうとする一種の帰巣本能を持っている。このように、同じポケモンでも大きくかけ離れた習性・能力からウィロー博士はその違いを別のフォルムであると提唱。
これを受けて宝箱にコレクレーが入っている姿についてジニア先生が「はこフォルム」、そうでない姿についてウィロー博士が「とほフォルム」と命名した。
フォルムの切り替えは現時点では不可能。なおどちらのフォルムであっても、進化すると同じ姿のサーフゴーになる。
はこフォルム
コレクレーが宝箱の中に潜んでいる際の姿。
普段は宝箱の中に潜んで誰かが通りかかるのを待ち伏せし、近づいた人間やポケモンをゴーストエネルギーで操ってコインを集めさせる習性を持っている。宝を盗む不埒者の生気を吸収するというゴーストポケモンらしい生態も持ち合わせる。
頑丈な宝箱のおかげで高い防御性能を発揮する事が可能。その反面、箱が重すぎて動きが鈍く移動が苦手という欠点を抱えている。
また、一見変哲もない宝箱のような見た目をしているため、人間に骨董品として売られたり持ち去られてしまうこともしばしば。その見た目故に、ミミックよろしく何かのアイテムと勘違いして調べたらバトルに入ってしまった人もいるだろう。
とほフォルム
元の宝箱に戻るために彷徨っているコレクレーの姿。
自身の体長の半分ほどもある大きさのコインを1枚、尻尾を使って背負っている。
自らコインを求めて宝箱を留守にする個体もいれば、外で生まれコインが入っていた宝箱を求めて旅する個体もおり、いずれもパルデア地方では各地を転々としている。
看板等の物陰にいて小さく見つけにくいが、近くにいるとコインを落としたような鳴き声がする。人が近づくと一目散に逃げていってしまうためパルデア地方では捕獲例がない。逃げる際に落としたコインを拾うことができる。
パルデア地方での捕獲例が無い一方でウィロー博士が世界中のトレーナーから受けた報告では、とほフォルムのコレクレーが逃げるそぶりは無く、コインを拾ったトレーナーの周囲を付いてくるという習性を確認できている。このことから、ウィロー博士の見解では捕獲できる可能性があるとしている。
入手方法
はこフォルム
パルデア地方の物見塔や廃墟に生息している。近づくだけだと何も起こらないが、調べてバトルすることで他のポケモンと同様に捕獲する事が可能。
とほフォルム
2024年6月時点での入手手段は以下の通り。色違いは未実装。
SVのパルデア図鑑及びポケモンHOMEのソフト図鑑の完成には不要。
- 『ポケモンGO』
- 2023年2月27日以降、ポケモンGOとポケモンSVを連携し「だいじなたからばこ」を使うと出現する。
- 『ポケモンSV』
- 『GO』で捕獲した個体を「ポケモンHOME」を通して連れて来る。
色違い
パルデア各地のフィールド上にいる「はこフォルム」は、ブロックルーチンがかかっているため色違いは登場しない。
2023年6月22日から「はこフォルム」のイベントテラレイドバトルが開催され、★1~★5のうち★5のレイドのみから超低確率で色違いが登場した。なお、その確率は何と1/4103。明らかな簡悔と思った人が多いのは想像に難くないだろう…。
色の違いについては、箱の中の本体(とほフォルムの全身に相当)が若干明るいだけという、通常個体との見分けがかなりつけにくいものとなっている。
ゲーム上の特徴
フォルム | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
はこフォルム | 45 | 30 | 70 | 75 | 70 | 10 | 300 |
とほフォルム | 45 | 30 | 25 | 75 | 45 | 80 | 300 |
割と序盤で遭遇できる上、合計種族値は300と非常に低い。
はこフォルムは素早さを限界まで削った代わりに耐久面を伸ばし、とほフォルムは逆に耐久を大幅に削って全て素早さに回していると言う両極端な性能。
一応最低限のわざマシンには対応しているのだが、ユキハミやカジッチュの様に、進化前での運用は想定されていないポケモンと言える。
色違いブロックルーチンとタマゴグループが未発見の為、色違いを入手する方法は6/22からの期間限定イベントレイドで稀に出現する個体を捕獲する以外に現状存在しない。
また、SVではコレクレーのコインが999枚ある状態ではコレクレーの進化キャンセルは行えない。何らかの事情で進化したくない場合はレベルアップしないように。
他にもタマゴグループが未発見のため、リトルバトルでは出場禁止ポケモンに設定される場合もある。
登場の経緯
ポケモンGOにて
2022年11月5日、ミニリュウのコミュニティ・デイ(復刻)が実施されたが、これが終了した17時に通常は水色のポケストップが突如金色になった。
そのポケストップを回転させると普段より多くのアイテムに加え、ウィロー博士曰くあやしい魅力を感じる「??????コイン」を入手できた。その後トレーナーの周りに小さなこれまで見たことのないポケモンが出現する。
このポケモンはタップをしてもコインを探すようなリアクションを見せるだけで、捕獲画面には移行しなかった。その為名前などの詳細が発表される翌日までトレーナーたちからは「新ポケモン」と呼ばれ、Twitterのトレンド入りもした。
なお、ポケモンGOのゲーム内で未発表のポケモンが突如出現するのは、メルタンに続く二例目であり、これを思い出したトレーナーたちによりメルタンも同様にトレンド入りすることとなった。
「箱」のサイト
同日の22時にはポケモン公式Twitterから謎の「箱(削除済み)」のサイトが発表された。
「箱」のサイトは真っ暗な空間に宝箱のような箱がひとつと、左上に3桁の数字(000)がある意味深なページとなっていた。
時間が経つごとに左上の数字が増えていき、空だった箱にはポケモンGOで入手できた「??????コイン」と酷似したコインが溜まっていく様子が確認できた。
「箱」のサイトのアップデートは翌6日23時まで続き、左上の数字が「999」になるとジニア先生とウィロー博士がコインとともに現れた謎のポケモンについて話す動画や、その謎のポケモンがパルデア地方では「コレクレー」と呼ばれていることなど詳細が明かされた。
使用トレーナー
番外作品
ポケモンGO
上記の通りとほフォルムだけを捕獲できるが、史上初のポケモンの飴が一切関与しない進化を行うポケモンである。
交換による飴の必要個数の踏み倒しやメガシンカ・ゲンシカイキのような一時的な変化には飴は必要としないが、前者は交換をしないなら飴は要求されるし、後者は本編シリーズでも既存の進化アイテムとは異なるアイテムを使用している。
しかしコレクレーについては本編シリーズとはシステムの関係か多少の違いはあるものの、ほぼそのままの進化方法を持つため、コレクレーの飴自体は自身の強化や技の開放のみに活用するようになっている。
ポケモンマスターズ
2024年9月7日に特別イベント「謎の古コイン!?」が開催された。キリヤとリッカと共にいた主人公はコインを拾うが、どうやらチェッタやドリバルらもそのコインを探していたが…
そして9月17日にチェッタがとほフォルム、ドリバルがはこフォルム、更に二人の主であるライヤーは進化後のサーフゴーをバディにして登場。
詳細はとほフォルム・はこフォルム参照
ポケモンカフェミックス
ようこそ!ポケモンカフェ〜まぜまぜパズル〜に於けるイベント期間中に出現するアイテムとして登場し、パズルに現れたコレクレーを消すことでコインが手に入る。
とほフォルムだと1コイン、はこフォルムだと5コイン手に入れることが出来、1日の内に50コインまで手に入れることが可能。イベント終了後も溜めたコインは温存することが出来、一定数集めるとサーフゴーをスタッフにすることが出来る。
尚、この仕様上コレクレー自体はスタッフとして雇うことは出来ないと思われる。
(後にイベントアイテムとしてメテノ、カミッチュ、ミニーブが登場し、こちらは1日に何匹も集めることが出来る代わりに、そのイベントが終わればリセットされる)
アニメ版
アニポケ・第8シリーズ
2024年3月5日~11日まで開催されたコラボにおいて、ウィロー博士と共に登場する形でとほフォルムがアニポケ初登場。
- OP「Will」
46話~『テラスタルデビュー編』のOPではこフォルムが初登場。
- 57話
リコ達がレホールとのフィールドワークにて、とほフォルムと遭遇し、ロイが捕獲を試みるがコインを残してすぐに逃亡。物見塔には「はこフォルム」の個体がおり、ロイを操って大量のコインを奪い、逃走していった。
なお、上述のコラボの際にはリコ達はバーベキューの準備等をしていたので目にするのは今話が初。
放課後のブレス
- 第1話『息をふく』でとほフォルムが登場。コインを見つけるが、野生のアーマーガアに取られてしまう(しかし、直後のアーマーガアも…)。
- 第3話『息をつく』では、見張り塔をよく見るとちゃんといる。
- 第4話『息をあわせて』でも登場。なお、この動画に合わせて「ごきげんなコレクレー」が配信された。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
第16章で登場。女主人公・スカーレットはコレクレーのコインを集めている。
関連イラスト
関連動画
紹介映像「コレクレー」
関連タグ
0998.セグレイブ→0999.コレクレー(はこフォルム/とほフォルム)→1000.サーフゴー
ゾロ目
No | ゾロ目ポケモン |
---|---|
0111 | サイホーン |
0222 | サニーゴ(ガラルサニーゴ) |
0333 | チルット |
0444 | ガバイト |
0555 | ヒヒダルマ(ガラルヒヒダルマ) |
0666 | ビビヨン |
0777 | トゲデマル |
0888 | ザシアン |
0999 | コレクレー |
関連ポケモン等
- ニャース:同様にコインを拾い集めるポケモン。
- ビビヨン:図鑑番号がゾロ目、収集要素がある他、上記のGOの連動要素とも関係が見出されることとなった。
- ポケモンコレクター:ポケモンを集めるトレーナー。
- ダウジングマシン:ポケモンシリーズに登場するどうぐが触覚と尻尾の元ネタと思われる。
その他
- コイン 宝箱 箱 金庫
- レプラコーン:金の詰まった壺を持つ小さな妖精。元ネタの可能性がある。
- ひとくいばこ、ミミック:宝箱に擬態している物質系のモンスター。外見があまりにも似ている為、発表当初はよくネタにされていた。
コイン虫:名称が分からなかった頃の仮称。