概要
『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』から登場した新要素。
現代において本来の姿とあるべき強大な力を取り戻した姿のことである。
恐らく漢字を当てると「原始回帰」。
そのニュアンス的な意味合いで、進化なのか退化なのかとつっこむプレイヤーもいる。
ゲンシカイキポケモン一覧
ゲンシカイキポケモンの名前 | 元のポケモン | 必要な持ち物 | 初登場 |
---|---|---|---|
ゲンシカイオーガ | カイオーガ | あいいろのたま | ORAS |
ゲンシグラードン | グラードン | べにいろのたま | ORAS |
上記のとおりグラードン・カイオーガにのみ確認された形態である。
ちなみに、ホウエン地方に伝えられている伝承によると、
「自然のエネルギーによって圧倒的な力をみなぎらせた2匹の様は後世の人々をして『ゲンシカイキ』と言わしめ、それぞれの姿は『ゲンシグラードン』『ゲンシカイオーガ』と呼ばれた」
とある。
ゲンシカイキはメガシンカとまた違うシステムが導入されている。
まず、メガシンカではない為メガシンカと両立が出来る。
その代わり、対応アイテムを所持していると自動でゲンシカイキが発動する。
その為、ゲンシカイキをする場合はメガシンカのようにタイミングをずらして相手を撹乱する事が出来ない。
メガシンカと並んでインフレと批判されることも少なくないが、抜きでやるとスカーフカイオーガとモロバレルあたりからの引き付け→ゼルネアスのジオコントロールの2体制が容易く環境をゲームの自由度ごと飲み込むことになるので、ゲームバランスのために必要なインフレとみるべきだろう。そもそも採用理由がゲンシカイキのグラードンはともかくカイオーガに関してはスカーフしおふきも十分強力な為、ゲンシカイキを採用しないケースも多い。インフレとはいえ(ゲンシカイキの仕様も相まって)プレイヤーの実力が試されるシステムといえる。
ちなみに色違いがゲンシカイキした場合はいずれも漆黒に変わる(模様の色はそのままで、ツメの部分はゲンシカイオーガが紫・ゲンシグラードンが金色に変わる)。
ただしブロックルーチンの都合上、色違いの個体はカロスマークが付かないという欠点がある(2015年映画の前売りに付属するおでまし引換券でも入手出来ない)。
第7世代(USUM)ではウルトラワープライドで捕まえられる他、配布でも色違いの個体を入手できた。
関連イラスト
関連タグ
ポケモン ORAS
メガシンカ
メガヤンマ、モジャンボ、マンムー…こちらはげんしのちからを覚えて進化するポケモン。ゲンシグラードン・ゲンシカイオーガと同じく昔の姿とされる。