ひざしが とても つよくなった!
データ
初出 | 第6世代(ORAS) |
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効果 | 所有者がフィールドにいる限り、天候を「おおひでり」状態にする |
概要
第6世代『オメガルビー・アルファサファイア』で初登場した、ゲンシグラードン専用の天候特性。
効果は上記の通り、天候を「おおひでり」状態にすると言うもの。
「おおひでり」状態となると、以下の効果が適用される。
- 「おわりのだいち」保有者がフィールドにいる限り天候は切れないが、フィールドからいなくなると効果が切れる。
- 「いえき」で特性を消された場合、その時点で即座に効果が消える。
- 「はじまりのうみ」「デルタストリーム」を除いた天候変化技・特性では上書きできない。
- ただし「ノーてんき」「エアロック」を持つポケモンがいると効果を封じられる。
- みずタイプの技を無効にする。
- それ以外の基本的な効果は「ひざしがつよい」と同じ。
ご覧の通り、元の「ひでり」を遥かに越えるメリットを所有している。
特に素がみず技4倍弱点であるゲンシグラードンにとって、みず技無効の恩恵が半端ない。
このお陰で弱点は実質じめん2倍の一つのみ。しかも高い防御により「じしん」すら寄せ付けない。
とにかく伝説ポケモン特有の高い数値によって凄まじい耐久を見せる。
但しゲンシグラードンが引っ込むか倒されると効果が切れる点に注意。
とは言え、とりあえず場にいればいいのでどんなルールでも有効に使えることは間違いない。
数少ない欠点は天候無効特性で無効化されてしまう事。
ゲンシグラードンが活躍できるのはダブル以上と言う事もあり天候無効特性持ちは後出しが効きやすく、特に「ノーてんき」ゴルダックの一致みず技であっさりやられてしまう(具体的には特攻に努力値を振っていないゴルダックの波乗り1発でKO)。
相手のパーティを見て、上手く天候を操作しよう。
「いえき」で特性を消された場合も無効化されてしまう。この技と水技を合わせ持つシビルドン(「ふゆう」で地面技も無効)にも要注意。
ちなみに技を当てる相手の特性を無効にする特性「かたやぶり」でみず技を当てることは不可能、あくまでみず技を無効にする天候にする特性であって「ちょすい」のようなみず技を無効にする特性ではないから。メガギャラドスであっても大人しく地震で攻撃しよう。
なお、『オメガルビー』において、マツブサとの最終決戦後にグラードンが目覚めた時に発生した大日照りはこの「ひざしがとてもつよい」状態である。
カイオーガにも言える事だがこの段階ではグラードンはゲンシカイキしていない為、この特性は単純にゲンシカイキ故のひでりの強化版というわけではなく素のグラードンの時点で持ち合わせているグラードン本来の力という伝説ポケモン故の凄まじい力を象徴している。
つまり普通のグラードンの戦闘上の特性のひでりは、神話に伝わる真の力を発揮させることはできない幾分力を抑えているということになる。
尚、『オメガルビー』のゲンシグラードン関連のイベントのタイミングの関係上グラードンを捕獲してからルネシティジムに挑戦できれば、有効打となる「ソーラービーム」を覚えさせるだけでその直後に控えているルネジムのトレーナー達は何も出来ぬまま撃墜されて行く。
これはNPCが特性の効果を考えず、タイプ相性でしか技を選ばない仕様(=グラードンにはみず技ばかり打つようになる)のために起こってしまう現象である。
因みに天候の名前が第7世代で地味に「ひざしがとてもつよい」から「おおひでり」に変更されている。