マツブサ
まつぶさ
「だが このさきも
われわれのかつどうを じゃまするようであれば
ただでは すまさないからな!」
RSE
マグマ団のリーダー。髪型は赤髪のオールバック。グラードンを利用し、陸を増やす目的を持っている。
名前の由来はマツブサ科の落葉つる性木本「マツブサ」からと思われる。
大地を増やすことで人や地上に棲むポケモンが住みよい世界を作る、というある意味危険思想ともとれる考え方をしており、自らを「悪」と定義して行動するロケット団ボス・サカキとは一線を画する。最終的に、おくりびやまから奪った珠の力でグラードンを目覚めさせる事に成功するも、その直後にグラードンの力で世界中が日照りに見舞われる異常気象を目の当たりにし、自然のバランスをむやみに変えてはならないと悟り、珠をおくりびやまに返して行方をくらませた。
『サファイア』ではアオギリの暴走を食い止めるためマグマ団を率い、主人公に協力を申し出るヒーローな役回り。金銀でいうロケット団を追うワタルポジションとなる。
『エメラルド』ではマグマ団・アクア団双方がそれぞれグラードンとカイオーガを目覚めさせようと動いているため、主人公はその両方と相対する。グラードンとカイオーガの争いをレックウザが鎮めた後はアオギリと共に珠をおくりびやまに返した。
マグマ団のリーダーだからか、プレイ開始時に選択できる7言語ではいずれも名前が「Ma」で始まる。
日本語:Matsubusa
英語:Maxie
フランス語・イタリア語:Max
ドイツ語:Marc
スペイン語:Magno
韓国語:Majeok
ORAS
「ものの 1びょうでも
われらに たてつこう ものなら
この マツブサ ようしゃはせぬぞ……!」
リメイク版の『ORAS』では、面影を残しつつも全体的に痩せこけ、眼鏡に七三分けと大きくデザインが異なっている。
アクア団のリーダー・アオギリ同様にキーストーンを所持しており、メガメガネとして身につけている。
悪の組織幹部のような風体から、研究者風の容姿への変貌ぶりに驚いたプレイヤーも多いと思われ、あまりの変わり様に一部ユーザーからは「メガマツブサ」と呼ばれている。
さらなる研究にのめり込んだ結果、オリジナル版よりよりヤバい思想に染まったマツブサとも。
常に毅然としており何事にも生成沈着だが、勝負に負けると取り乱してメガネがずり落ち、慌てて直し元の澄ました表情に戻るというコミカルな一面も。
性格面はオリジナル版の悪の幹部っぽい言動から、研究者(マッドサイエンティスト)な気質に変わっており、小さいことまで気にする神経質な性格かつ、目的のためなら犠牲を厭わない冷徹さも持ち合わせている。
また、見た目だけでなく、『ORAS』におけるマツブサ並びにマグマ団の目的は「人類にとっての理想の世界の追求」に集約されており、グラードンを復活させる目的も、陸地に住むポケモンの住処を増やす為……ではなく、人間の生活環境の為となっている。
また「人類とポケモンの共存は馬鹿げたこと」とポケモンを人間よりも下の存在だと断じている。
『アルファサファイア』では『サファイア』と同様にアクア団の暴走を止めるべく行動する。ただし、リメイク版のアオギリと同様、オリジナル版のように主人公に全面的に協力を仰ぐような態度は見られなくなり、あくまで主人公の協力者として力を貸すポジションに留まっている。
『オメガルビー』でのエンディング後イベント「エピソードデルタ」ではヒガナにキーストーンを奪われ、主人公に助けられる。
エピソードデルタクリア後はバトルハウスでタッグを組んで戦えるのだが、挑戦を終えた後、「私とキミがタッグを組んでいるのだから勝つのは当然」という旨の台詞を言うことから、クリア後のマツブサは主人公を相当信頼していることがわかる。
以上のことより、ルネシティでの一件の後、主人公とは良好な関係を築いている模様。
ウルトラサン・ウルトラムーン
2017年発売の『ポケモンUSUM』では、リメイク版ではなく『RSE』のマツブサがレインボーロケット団のメンバーとして登場。容姿もORASのメガネ装着状態から裸眼に戻り、服装もRSE時代のものになった為、リメイク前を知らないプレイヤーはかなり困惑した。
グラードンを目覚めさせ、世界を陸地だらけにする目的が達成された瞬間になぜかアローラへと移動し、サカキから客人として遇された。
異世界の知識に興味を持ちそれなりに楽しくやりつつも、この世界もどうせだから自分の理想に近づけてあげようという手前勝手な善意から主人公と敵対する。
前述の通り設定はRSE版準拠だが、したっぱから知的な印象を抱かれる、ボールを投げるモーションが下手投げ、マタドガスが手持ちに入っているなど、リメイク版に近い要素もある。
陸地を増やすことで領地の奪い合いを無くすことが活動の目的であり、自身に戦いを挑む主人公を「なにも知らない子供」と形容する。また、最初はGBAルビー版に近い大人っぽい口調だが、敗北後はセリフがエメラルド版のものになり、主人公を「おまえ」と呼ぶなど素の性格にはギャップがある一面をのぞかせる。
元の世界においてはアオギリと対決して勝利したようで、自分を倒して目的を達成した世界から来たアオギリのことをホラ吹きと呼び、主人公そっちのけでアローラの未来をかけて決戦に及ぼうとしたところでアオギリとともに元の世界に戻された。
マグマ団が使用するポケモンの最終進化系を使用する。
エメラルド
えんとつやま
- グラエナ(Lv.24)
- ズバット(Lv.24)
- バクーダ(Lv.25)
マグマ団アジト
- グラエナ(Lv.37)
- クロバット(Lv.38)
- バクーダ(Lv.39)
トクサネ宇宙センター(タッグバトル)
- グラエナ(Lv.42)
- クロバット(Lv.43)
- バクーダ(Lv.44)
ウルトラサン・ウルトラムーン
- グラエナ(Lv.64)
- マタドガス(Lv.64)
- クロバット(Lv.64)
- バクーダ(Lv.64)
- グラードン(Lv.66)
彼やマツブサの戦闘BGMには、RSEだと下っ端や幹部がリーダーを褒めたたえているであろう手拍子と思われる音が一部存在したが、ORASではそれが消滅している。なおイントロ部分はORASでもGBA音源になっていたりする。
これらの他に、ゲンシグラードンとゲンシカイオーガの戦闘曲もGBA音源が投入されていたりする。
関係はないが、ORASの海底洞窟で戦うマツブサは技がありえないほど弱い事で知られる。
特にエース枠のバクーダの技構成たるや
のろい
とっしん
いわなだれ
あくび
…タイプ一致技が何処にも無い。ついでにとっしんにちからずく補正は乗らないし弱点も突けない。
一応特性を活かせるいわなだれがあるにはあるがタイプ一致にはならないし、逆に言えばメガバクーダの特性を活かせるのはそれだけ。
のろいを積まれると物理メインでの突破がやや難しくなるが、あくびで足止めでもされない限り
なみのりであっさり叩き潰せる。
他の3匹もグラエナの技はこわいかお、とっしん、ちょうはつ、さしおさえと非常に扱いづらく、マタドガスはヘドロばくだんで戦えなくは無いが何故か組み込まれているだいばくはつ、クロバットはまだ技がまともだがタイプ一致技がどくどくのキバとアクロバットでは正直火力不足と散々な始末である。
ポケモンマスターズ
CV:中田譲治
特別イベント「海と大地の化身現る!」にてバトル相手として登場し、後にマスターバディーズとしてバディーズサーチに実装。バディーズはグラードン。マスターバディーズである所以はマグマ団リーダーとしての経験に由来するのであろうか。
マスターパッシブスキルとして、ホウエン地方出身のトレーナーと一緒に編成すると味方の物理技の威力を最大で50%増強し、相手からの物理技のダメージを最大で31%軽減する能力を持つ。
パッシブスキル「初登場時晴れ化」で自身は晴れ天候を展開しながら、「だんがいのつるぎ」で相手全体に攻撃する強力な物理アタッカー。
天候が晴れの時にわざゲージが加速し技の威力も上がる「晴時ゲージ加速威力↑3」も持つため、全体技で威力がやや減衰することやじめんタイプであるが故技自体には晴れの恩恵は少ない点を加味しても相当な火力が期待できる。
また、急所率を2段階上げるどうぐ「クリティカット+」や、自身の攻撃と特攻を2段階上げ、晴れ時には攻撃もう1段階上昇に加えて自身に次回抜群時威力上昇状態を付与するトレーナー技「新たなる大地を!」で自己バフが完全に自己完結している点も魅力的。
じめんタイプのバディーズはこれまで恒常にはハプウ&バンバドロ、ヤーコン&ガマゲロゲといった貧弱な☆3バディーズしかおらず、フェス限定のシロナ&ガブリアスしか戦力たり得ないという状況だったが、砂嵐状態でないと十分な火力が発揮できないシロナより使い勝手が良い上に火力も高く、次回抜群時威力上昇状態の任意発動もあって対・じめん弱点で圧倒的な性能を誇る彼の登場で戦力不足の状況がまるで気にならなくなったと評するプレイヤーも少なくない。
こちらも容姿は『ORAS』準拠であり、イベント中の会話からオメガルビーにて主人公が存在しなかった場合の時間軸からやって来た模様。
人工島パシオの技術に興味を持ったり、マグマ団の勧誘に精を出すなどこちらでも真面目な一面が見られるが、バディーズエピソードでは妙にグラードンに懐かれているような描写があったりと、周りにやたら信頼される素質は変わらない様子。
2016年2月12日にポケモン公式のX(旧・Twitter)アカウントが、ハート窓状の公式メッセージカードにマツブサとアオギリのポケモンカードを2ショットの状態にさせる投稿を行い、話題となった一方で「悪の組織のボスとしてのシリアスなイメージを公式が自ら壊してどうする」という批判もあった(参考)。
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