概要
第4章に登場する。マグマ団の頭領。ゲームやアニメとは違い、自由奔放で豪胆な性格。規律的なアクア団と違い、マグマ団は頭領と「三頭火」と呼ばれる幹部以外に階級がなく、逆に掴みにくい組織性がある。部下には細かい指示を出すことはなくなりゆきにまかせ、思うがまま暴れまわさせている。
アクア団とは対立関係にありアオギリとは因縁の敵であるが、目的のために手を組む事もあり、また同じ境遇を辿ることになるアオギリは唯一「友」と呼べる存在でもあると互いに認めている。
潜水艇の特別起動部品を手に入れたアオギリに一時共闘を持ちかけ、海底洞窟に到達。さらにホカゲが手に入れた宝珠でグラードンを制御しようとするも宝珠の力に呑まれ、正気を失ってしまう。ルビー達によってグラードンが再び眠りにつくと邪魔者を全て排除した上で、再度グラードンとカイオーガを衝突させるためアオギリと結託し襲い掛かるもルビーとサファイアによって劣勢になるとミクリのエアカーを奪い、逃走を図る。しかし、プラスルとマイナンが放った電撃で動きを止められさらにセレビィにより宝珠を奪われた。
その後ギンガ団に所属していたサキによって謎の空間で助け出される。しかし肉体は玉を無理矢理取り込んでいた代償で崩壊寸前であり、「瞬の剣」と「永の鎧」を手に入れる為にアオギリと対決するが敗れ、その後の生死は不明となっていた。
しかし第13章の第10話にてアオギリと共に再登場。ゲーム版『オメガルビー・アルファサファイア』に準拠した姿であり、キーストーンをはめたメガメガネをかけている。少なくともホカゲとシズクが見る限り別人に見え、口調はかつてのアオギリのような丁寧なものになっていた。星の壊滅を回避するために戻ってきたとのことだが、別の次元の存在なのかその真相は不明。
星の壊滅に困るのはグラードンも一緒であるため、グラードンは以前と違いマツブサを認めており、ゲンシグラードンに"だんがいのつるぎ"を習得させるため流星の滝で修行を積む。
以下にネタバレあり
実はルビーの知るマツブサと正真正銘の同一人物。
アオギリに敗れたあとは、ギラティナが治める「やぶれた世界」に辿り着き、もはや人の姿を保つことができない分子レベルの存在として、後から来たアオギリと共に彷徨っていた。その際に二人でひとつの存在となった為、精神が混合し口調がアオギリのものに変わっていた。マツブサが知らない筈の「図鑑所有者」という単語に反応したのも、かつてバトルフロンティアで10人もの図鑑所有者たちと戦ったアオギリの記憶を共有しているためである。
そしてギラティナが外の世界への穴を開けた時に何かに引き寄せられ、人の姿になって外の世界へ脱出し、星の危機を救うよう啓示を受けて来るべき時に備えていた。
グラードンと手を組み墜落してきた小隕石を破壊するも、本来の力を取り戻したグラードンやカイオーガですら小隕石の破壊が限界であり、更にマツブサとアオギリもかつて玉を取り込んだ時の影響で身体の崩壊が目前まで迫っていた。
最期は駆けつけてきたかつての部下ホカゲに、本来の口調で自分たちに起きた出来事を話し、星を守って欲しいと言い残す。そして同じく消滅寸前のアオギリに今度生まれ変われたら手を組もうと誓い合い、共に消滅した。
手持ち
ん?ホウエン地方にヘルガーは出てこないから、手持ちにいるのはおかしいって?細かいことはいいんだよ。