基礎データ
全国図鑑 | No.0323 |
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ホウエン図鑑 | RSE:No.102 ORAS:No.107 |
イッシュ図鑑(BW2) | No.205 |
パルデア図鑑 | No.152 |
英語名 | Camerupt |
ぶんるい | ふんかポケモン |
タイプ | ほのお/じめん |
たかさ | 1.9m |
おもさ | 220.0kg |
とくせい | マグマのよろい/ハードロック(第4世代から)/いかりのつぼ(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
進化
ドンメル→バクーダ(Lv.33)→メガバクーダ(メガシンカ、バクーダナイト)
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)に初登場した背中に火山状のコブを背負ったラクダの様なポケモン。
火山の火口で生活しているようで、実際「ダイヤモンド・パール」「プラチナ」ではハードマウンテンという火山のふもとの草むらに野生のものが出現する。「ホワイト2」のみだがリバースマウンテンでも入手することが可能。
なお、コブが大きいほうがメスである。
色違いでは体色が黒と黄色に染まる。
名前の由来は、「爆発 + ラクダ」。またはモチーフとなったフタコブラクダの英名のBactrian camelから。
「ルビー」「エメラルド」ではマグマ団のボス、マツブサの切り札で、「エメラルド」ではフエンのジムリーダー、アスナも使用する。
生態
火山の火口付近で生活しているという。岩石で出来ているように思われるコブは実は骨が変化したもの。
このコブの中には摂氏1万度のマグマが溜まっており、怒ったりすると背中から吹き出す。そうでなくとも時々吹き出しているし、10年毎に大噴火するという。この10年毎に噴火するメカニズムは原因がよくわかっていない為、研究が進められている。
ちなみに…地球の核の温度は摂氏6000度とされており、摂氏1万度は核融合に匹敵する温度であるという。こんなやばい代物を持ったポケモンがわんさか世界中に生息しているポケモン世界のスケールは半端では無い。こんなマグマを食らって原型を留めていられるポケモン達もすごいのだが。
では、他のポケモンと体温を比較して見るとどうだろうか?
ポケモン | 温度 |
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ブーバー | 1200℃ |
ブースター | 900〜1700℃ |
マグカルゴ | 1万℃ |
バクーダ | 1万℃ |
ブーバーン | 2000℃ |
ヒヒダルマ | 1400℃ |
ウルトラネクロズマ | 6000℃ |
トロッゴン | 1000℃ |
セキタンザン | 1500℃ |
マルヤクデ | 800℃ |
アニメ版では本物のラクダよろしく、荷物の運搬をしている。荷物が燃える心配はないのだろうか?
ゲーム上の特徴
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 100 | 70 | 105 | 75 | 40 | 460 |
「こうげき」・「とくこう」が高く、攻撃面に優れたステータスを持っている反面、防御面は若干低めで、「すばやさ」にいたっては壊滅的に遅い。
技のレパートリーは広く、「じしん」や「ふんか」、「じわれ」など強力な技を自力で覚えられる。
進化前のドンメルとは覚える技が異なり、ドンメルをしばらく進化キャンセルさせてから進化させれば、「かえんほうしゃ」や「すてみタックル」なども使用することが出来る。
ただ、前述したとおり防御面に難がある上素早さが壊滅的に遅いこと、また、複合属性の宿命か、水タイプを4倍弱点に持つことからマイナー寄りのポケモンであった。
ただし、弱点はうまいこと複合属性が補い合っている影響で4倍のみず、2倍のじめんのみであり、 地面タイプとしてはめざめるパワー氷・草を等倍に出来たため、ハガネールと共にでんきタイプ受けとして使われることが多かった。
『ファイアレッド・リーフグリーン』以降は、「だいばくはつ」を習得した。
「ダイヤモンド・パール」では遅い素早さを補える「ロックカット」「トリックルーム」という技が登場。
特に「トリパ(トリックルームを前提にしたパーティ)」に組まれることが多くなった。
トリパ発動時のバクーダはその鈍足のおかげで多くのポケモンに先手を取ることができる。
決定力も非常に高く、特に先制で放つ威力150の「ふんか」は圧巻。
加えて追い詰められれば「だいばくはつ」を放つことも出来、高い攻撃と特攻を存分に生かせるようになった。
さらに新特性に弱点を突かれたときにダメージを3分の2に抑える「ハードロック」が追加。
水技を半減する「イトケのみ」と組み合わせれば、4倍弱点の水技でも耐えることがある。
技のほうも新たに「だいちのちから」や「ストーンエッジ」、「ソーラービーム」が追加され大幅に強化された。
一応「マグマのよろい」を生かしたタマゴ孵化要員としても使えるが、バクーダの特性は2つある上、前述どおりもう一方の「ハードロック」の存在が大き過ぎるため、両方の特性がタマゴ孵化に対応しているマグカルゴほどは使われないようだ。
……もっともイッシュではフカガモス、カロスではまさかの序盤鳥のせいで、そのマグカルゴも活躍の場はあまりない。
ORASにて、メガシンカを遂げる事が判明した。
SVでテラスタルを獲得。元々の一致範囲をキープしつつタイプ変更によって4倍弱点を消せるようになった。ドオーとアーマーガアのコンビ両方に一致で抜群を突けるのも大きい。
使用トレーナー
ゲーム版
- マツブサ:マグマ団リーダー
- ホムラ:マグマ団幹部
- カガリ:マグマ団幹部
- アスナ:ジムリーダー(ホウエン)
- カツラ:ジムリーダー(カントー)
- ポッド:ジムリーダー(イッシュ)
- チリ:四天王(パルデア)
- トモヒデ:テラレイドバトルサポートトレーナー
- ミライ:ゴーゴー団
アニメ版
漫画版
- マツブサ➡️ホカゲ(ポケスペ)
番外作品
『ポケモンマスターズ』
- カガリのバディとして実装。
- 攻撃技はじならしのみだが自身のT技とディフェンダーのみで防御を最大まで上げられるのが強み。そしてもう1つの強みは史上初の恒常でゾーン持ちというもの。ゾーンを所持したバディーズは今までだと期間限定という入手難易度だったので恒常の最高レアとはいえ入手難易度が緩和されたと言うべきか。
- 所持しているのは「だいちゾーン」でありじめんタイプの技威力を強化できる。性能としてはじならしで素早さを下げつつパッシブスキル「攻撃時防御ダウン2」で確率により防御も下げ、「相手素早さ↓時威力↑2」でじならしの威力を上げるというサポートもアタッカーもこなせる。
- やはりというかマツブサ&グラードンとの相性は最高の一言。じならしで相手の素早さと防御を下げ、だいちゾーンでだんがいのつるぎを強化するというのは理想のパートナーと言えるだろう。
- 欠点はやはりバクーダ故に鈍足でゲージ管理が難しくじならしが3、マツブサもゲージ加速パッシブこそあるがだんがいのつるぎは4と使用するゲージ消費が大きい。ボードで晴れ時ゲージ加速、マジコスマツバのT技等で補おう。
- もう1つの弱点として他のバディーズとは違い、ゾーンの回数回復ボードがない。一応ボードでB技後ゾーン化が取れるが使用するパワーが12と大きい。
- バディーズ技を使用するとメガシンカする。
『ポケモンレンジャー』
- ゴーゴー団の末娘・ミライがドンメルとバクーダを使役する。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
〈ゲストなど〉
- カチヌキ・ミツヨのバクーダ
- AG71話
- 荷車を引いていた
- タカヤのバクーダ
- AG86話で映画館の無い村々を回って子供たちに映画を見せている青年タカヤのポケモンで映画の映写機を積んでいる。川にはまって動けなくなっていた所をサトシ達に助けられた。
- AG135話
- サトシとのバトルでは使用してないがダツラのポケモンで登場している。
- DP91話
- DP140話
- めざせポケモンマスター5話
- 工事現場で働くポケモンで登場。ハリテヤマにぶんまわされて背中に落ちてきたロケット団を再び吹っ飛ばした。
その他
DP | 171話 |
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特別編 | 最強メガシンカAct2(メガ、イメージ) |
劇場版 | 七夜の願い星・ボルケニオンと機巧のマギアナ |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 4章からマツブサのポケモンで登場。特性は「マグマのよろい」でアオギリのトドゼルガの冷気を発するキバで噛みつかれても凍りつかず、逆に「ふんか」を炸裂している。13章ではメガシンカを獲得。マツブサの肉体が限界になり消滅する間際にホカゲに託された。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン RSE ORAS
ポケモン一覧 ほのおタイプ じめんタイプ
0322.ドンメル→0323.バクーダ/メガバクーダ→0324.コータス
同タイプ複合
ポケモン関連
- サメハダー:対になるポケモン。