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データ

初出第6世代
タイプフェアリー
ぶんるいへんか
いりょく-
めいちゅう-
PP10
直接×
範囲自身
効果自身の特攻・特防・素早さを2段階上げる。1ターン溜め技
英語名Geomancy

概要

ゼルネアスの専用技。

効果は特攻・特防・素早さを2段階上げると言うもの。

これだけ聞けば「ちょうのまい」を越える凶悪無比な積み技なのだが…

何とこの技溜め技なのである。

ゲーム内のイベント戦で「相手のゼルネアスのジオコントロール!」→そのターン何も起こらないで「?」となったプレイヤーも多いはず。

前述の通り1ターンの溜めがいるため、基本はパワフルハーブでの即発動が基本となる。

積んでしまえばゼルネアスの超スペックと合わさって鬼神の如き活躍が期待できる。

…逆にこの戦法が強力すぎて手の内が非常にバレやすいと言う欠点も抱えており、ふきとばし等の強制退場技によってハーブを無駄遣いされてはたまったものではない。

とは言えゼルネアスが出られるルールは大体ダブル以上。

どうしてもジオコントロールの一手になってしまうゼルネアスの欠点はいくらでも味方でフォローできるので、大した問題ではなかったりする。

また、パーティにゼルネアスを入れることで、相手の選出を大きく縛ることができ、もちろん選ばれたポケモンはほぼ確実にゼルネアス対策を施してあるため、そこを他のポケモンで刈ることもできる。

加えて、「ゼルネアス=ジオコントロール」という裏を突き初ターンから攻撃することで相手の読みを大きく崩すことができ、1ターンの行動の価値が大きいダブルではそれが勝利に直結することも多い。

なお、ゼルネアスは禁止級なので禁止級無しでのバトルでジオコントロールを使いたい場合はドーブルを使おう

ちなみに、Z技化すると全能力が1段階上がる。

次のターンも消費してしまう点ではパワフルハーブに劣るが、爆発力では大きく勝りちょうはつを防ぐこともできる。

総じて、ポケモンの全技の中でも「キノコのほうし」「ダークホール」などと並んで凶悪な性能の技と言える。

この技もといゼルネアスやドーブルの存在だけで相手に大きなプレッシャーを与えられるのは非常に大きい。

フリー等でゼルネアスを使用する際は、相手が初手や選出の段階で切断してしまうことも……

SVではゼルネアスが解禁されておらずこのわざを見ることもなくなったが、仮に参戦していた場合「ものまねハーブ」で能力強化をコピーされる可能性が高い。

むしろわざを使用したターン相手も強化されたことになる以上競り負けてしまれば後続も倒されてしまうリスクも考えられる。

2023年8月にレイドボスとして再登場するゼルネアスがこの技を覚えている。伝説ポケモンの専用技では珍しく通常技である(尤も、威力の高い技の揃うゲージ技には似ても似つかないが)。

ジム・レイドではあまえると同じ威力特化型、トレーナーバトルではバークアウトに似たチャージ特化型となっている。こおりのキバと真逆のスペックと言っていいだろう。

これによりフェアリー技の統一・早めのゲージ技撃ちという芸当が両方可能になり、ゼルネアスにとっては大きな強化となった。

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