基礎データ
概要
ほうでんポケモン・ライボルトがメガシンカした姿。初登場は『ポケットモンスター X・Y』。
メガシンカして巨大な稲妻状の体毛を着ぐるみのように身にまとったある意味非常に潔い姿になった。
その外見通り、落雷と同じスピードの瞬発力を持つと言われている。
ゲームでの特徴
ライボルトナイト入手方法
X | 殿堂入り後にヒャッコクシティでメガリングを強化した後、20時00分~59分の間に16ばんどうろで拾う。 |
---|---|
Y | 『ポケットモンスター X』との通信交換で入手する。『ポケットモンスター Y』での自力入手は不可 |
オメガルビー・アルファサファイア | 110ばんどうろ(サイクリングロードのキンセツシティ側ゲート付近)で拾う。 |
サン・ムーン | ふしぎなおくりもののあいことばで「SABLEVOLANT」と入力する。 |
ウルトラサン・ウルトラムーン | バトルツリーで64BPと交換。 |
『ポケットモンスター X・Y』では、ラクライは『ポケットモンスター Y』にしか登場しないのに、ライボルトナイトは『ポケットモンスター X』でしか入手できない(これはヘルガー及びメガヘルガーと対になっている)。一応ライボルト自体は殿堂入り後のフレンドサファリ(でんき)に両バージョンで登場するが、準備に多少手間がかかる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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ライボルト | 70 | 75 | 60 | 105 | 60 | 105 | 475 |
メガシンカ | 70 | 75 | 80 | 135 | 80 | 135 | 575 |
前後比較 | ±0 | ±0 | +20 | +30 | +20 | +30 | +100 |
メガシンカすることにより「とくこう」と「すばやさ」が大きく上昇。特性も「いかく」となり、物理耐久が不安なライボルトにとっては嬉しい変化と言える。これまでライバルとして立ちはだかってきたサンダースに対しては特防を除いて全ての能力で上回りメガシンカ枠の消費の有無を考えても一気に立場を逆転させた。
通常特性の「ひらいしん」で電気を受けてとくこうを上げつつメガシンカしていかくを入れ、危なくなったらボルトチェンジで逃げて再登場してまたいかく、もしくは先発で飛び出し様子見でいかくを入れボルトチェンジで交代して後ろに交代、終盤で蓄積した相手を一気に掃除していくという使い方が主流。
元々でんきタイプの中ではほのおタイプの特殊技を覚える数少ない種族でありでんきタイプの弱みである草に通りにくいという欠点を補える個性があり、また電気+炎の攻撃範囲は非常に優秀なためこの二つで対応出来ないめざめるパワーで更に対応範囲を増やせる。候補はでんきタイプの相性補完として定番のこおりタイプか、ピンポイントながら他の技では通しにくいくさタイプの二択。基本的にはこおりタイプの方が人気が高め。
メガシンカせずともガブリアスより素早いため、メガシンカ直後の素早さを気にせず通す事が可能。『ポケットモンスター サン・ムーン』からは変身ターンからメガシンカ後のすばやさが反映され上から叩きに行ける範囲が増加した。特にゲッコウガを初手から上を取る事が可能になったのは大きな強み。
相性面で言えば苦手な地面タイプを無効しつつ繰り出す事が可能であり、更にダブルいかくで物理アタッカーに対する弱体化を狙えるランドロス(れいじゅうフォルム)との相性が非常に良く、通称ライボランドと呼ばれる組み合わせで有名。ライボルト側もランドロスが苦手とする水タイプやメガボーマンダやテッカグヤを始めとする飛行タイプに対して有利を取って行けるという点で優れる。
一方、他のメガシンカ枠と比べるとパワー不足を感じやすいのが大きな欠点。数値で見ると135もある素早さこそ高水準であるが、持ち物無しで135しかない特攻は等倍相手に対し火力不足を感じやすい。
更にメインウェポンの「10まんボルト」の威力は90しかなく、これ以上の威力を持つかみなりは命中70と不安定なので弱点を突けない場合は非常に弱い。仮にかみなりを採用して、命中を度外視したとしても威力不足による撃ち合いの弱さの問題は解消されないだろう。
威力不足は弱点を持つ相手でも大きく響き、メガリザードンY、アシレーヌ等の特殊耐久の高いアタッカーに対してまともに撃とう物なら逆に耐えられ相手の高火力技によって返り討ちである。耐久が特別高い訳でも無ければ火力もまずまず程度であり、エース的運用をするには苦しいといえる。
『ポケットモンスター サン・ムーン』ではカプ・コケコの存在も厄介であちらは素早さこそ下回るがそれでも高水準な130、かつ火力ではフィールドの補正によって完全に上回っておりおまけにメガシンカ枠も使用しないなど特に汎用性において脅かしてくる厄介な存在。
しかし、周りとの連携を上手く取れた時はその性能を遺憾なく発揮する事が出来、総じてパーティのパーツの一つとして運用する事で真価を発揮すると言ったポケモンになっている。別にエース級の働きが出来るメガシンカポケモンを採用したり、ライボルトの技を通しやすいように周りを固めたりしてしっかり機能する形を取りたい。
耐久はそれ程無いと言った物の、先述したカプ・コケコに比べれば耐久力は高く多少無理した運用が出来るのは流石メガシンカと言った所。そして何よりカプ・コケコ自身に対してライボルトが有利を取れるので対電気に対する撃ち合いの強さで差を付けていきたい。
使用トレーナー
漫画版
番外作品
ポケモンピクロス
ノーマルモードでもアナザーモードでも09-8に登場。メガシンカポケモンであるため、メガペンシルがないと挑戦できない。
ポケモンGO
- 2021年3月の「チャージ完了!」イベントで実装。
- 攻撃種族値が286に上昇し且つ「ワイルドボルト」を搭載しており、現在でんき技統一の中では霊獣ボルトロスやメガデンリュウすら大きく超える。2021年8月末に「かみなりのキバ」を習得するようになってさらに使いやすくなった。反面耐久力は低く、レイドボスのゲージ技が直撃するとあっさり沈むため立ち回りは慎重に。
- 最近では攻撃種族値が抜きん出たデンジュモクにトップの座を奪われてしまったが、それでも3位にとどまっており、存在感を大きく醸し出している。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- エックスのエレク
性別:♂️・特性:いかく・性格:やんちゃ・個性:イタズラがすき
エレクがメガシンカする形で12章から登場。
手持ちになる前(ラクライ時)にライボルトナイトを見つけており、飛行服を着てスカイバトルの練習をしていたワイに頼もうと着替え中の彼女から服を奪ってライボルトナイトを取る事を頼む。ワイの頭にしがみついたまま進化したりフレア団と争奪戦になるもライボルトナイトを入手。メガシンカ状態で雷雲を呼び稲妻を落とす力を得る。
一方でフレア団のアジト戦では、あえてメガシンカしないことで特性の「ひらいしん」を利用して吸収盤の電力を奪っている(メガライボルトでは「いかく」に変わってしまうため)
ちなみに、エックスの手持ちはマリソ(現ブリガロン)以外はメガシンカ可能なポケモンで構成されている為、アジト戦でメガシンカしてたのは実はガルーラのガル&コガル。外見が異なるのは子供のコガルだけである為、フレア団も当初気づかなかった。
〈エックスの手持ち〉 |
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ガル&コガル (ガルーラ↔️メガガルーラ♀️) |
マリソ (ハリマロン→ハリボーグ→ブリガロン♂️) |
サラメ (ヒトカゲ→リザード→リザードン↔️メガリザードンX♂️) |
エレク (ラクライ→ライボルト↔️メガライボルト♂️) |
ラスマ (ゲンガー↔️メガゲンガー♂️) |
ルット (カイロス↔️メガカイロス♂️) |
関連イラスト
関連タグ
0309.ラクライ→0310.ライボルト(メガライボルト)→0311.プラスル