CV:木村良平
概要
ポケモンマスターズに登場するキャラクター。
WPM出場を目指しており、全うな正義感を持つ優等生。
バディーズはイワンコ。
WPM編2第2章で初登場し、ジュンとともにブレイク団を追いかけたところで出会う。彼もブレイク団を追いかけていて、撃退後WPMに出場するための仲間探しのヒントなどを教えてくれる。
ブレイク団に一人で勇敢に立ち向かうなど正義感が強く熱い少年。悪の組織編から登場する幼なじみのリッカからは「フェアで親切」「真面目すぎる」と評している。
最初は嫌味なライバルキャラだったライヤーが精神的に成長して仲間との協力を覚えていくのとは対照的に、色々一人で抱え込みはじめ…
プレイアブル化
- メインストーリーの事情からリッカと共に未実装であったが、2023年9月4日にようやくプレイアブル実装がされた。
- 最大3回BC加速が可能なスピード型で、シンクロ技で味方全員の4種能力を最大4段階上げる事が可能。
関連タグ
メインストーリーでの活躍(ネタバレ注意)
WPM編
決勝トーナメント第2回戦でウルップとガンピと共に本人にとって理想のチーム(実際、2人はカロス最後のジムリーダーと四天王である)を組んで主人公チームと対決するも敗北。理想のチームで全力を出してなお主人公に勝てなかったことから自分の理想に思い悩みはじめる。
悪の組織編
道中でロケット団のしたっぱに勧誘されたり、ロケット団のサカキから何らかの期待を込めたような視線を送られたり、ギンガ団ボスのアカギの「心があるから判断を間違える」という言葉に何かを感じ取ったり、マツブサとアオギリの関係を自分と主人公に置き換えたりしていたが………
キリヤ編
彼とリッカは、幼い頃に野生のミニリュウを隠れながら育てていたが、悪い人間に見つかってしまい捕獲されたという過去があり、キリヤはそれ以来心に傷を負って「誰も失いたくない」という想いを抱くようになる。
帰り道にロケット団のしたっぱに絡まれ、介入したサカキによって敗北。見逃されたものの、より強さを求めるようになり、ライヤーが始めたレンタルポケモンを利用しギャラドス・バンギラス・サザンドラ・フーディン・メタグロスといった厨ポケを従えて悪の組織の下っ端相手を倒していくように。
ライヤーのフーパは今のキリヤをWPM編までのライヤーと重ねたからか、付いてくるようになる。
強さに固執するがあまり大切なものを見失った経験のあるグリーン・チェレン・ライヤーの3人は彼のことを非常に心配していたが、ロケット団の騒動のせいとプラズマ団の暗躍によりリッカがダークトリニティに拐われてしまい、フーパと共にプラズマ団の拠点へと連れていかれる。
プラズマ団の拠点でダークトリニティを倒すがさすがにゲーチスのキュレム相手には叶わず自らのレンタルポケモン達が倒れてしまう。しかし、イワンコがボールから飛び出して自らの指示を無視してキュレムに立ち向かう。だが、そのイワンコの諦めない姿に自身の野望を阻止しようとする彼・彼女らと重ね激昂したゲーチスがキュレムに攻撃を指示した直後、何故かイワンコが姿を消してしまう。
イワンコがキュレムの攻撃によって消し飛ばされたのではないか、そして過去にミニリュウを悪人に盗られた事やゲーチス達への怒りから、フーパが「ときはなたれしフーパ」へと変貌。ときはなたれしフーパが呼び出したゼルネアス・イベルタル・ジガルデ(50%フォルム)を使い、プラズマ団を撃退する。
「奪われる悲しみを終わらせる」為、彼は「最後の悪」になる事をリッカに告げ、ときはなたれしフーパと共にどこかへと行ってしまう。
悪の組織・最終章
ブレイク団を従え、他の悪の組織に対して行きすぎた正義を執行。しかし、彼はブレイク団を利用しているに過ぎず、パシオにいる全ての悪の組織を滅ぼした後は「最後の悪」として主人公達に討たれる事を望んでいた。
ロケット団と全面抗争にまで発展するが、フーパは本能のままに暴走している状態である為にミュウツーすら手懐けるサカキがフーパを手懐けてしまったうえに、ブレイク団にも手のひらを返されてロケット団へと付いていってしまう。その結果、フーパとフーパが呼び出す伝説のポケモンを利用してロケット団がパシオを侵略し、ジムリーダーやチャンピオン達すら苦戦する事態にまで悪化する。
ポケモンセンターで失意と後悔に暮れていたが、オーキド博士やリッカの説得・叱咤を受けた事、実はフーパによって逃されて生きていたイワンコと再会(それでも重傷であったらしく、サクサから「もう少し処置が遅れていたら大変だった」との事)し、リッカがアクロマから貰ったという「機械」を持ってフーパを止めるべく立ち上がる。
途中でロケット団の幹部やしたっぱの妨害に遭うも、アオギリやマツブサを初めとする他の組織の面々(イワンコに酷い目に遭わせたゲーチスはプライド的にサカキを許せないというアレがあるものの)がロケット団と対立し、サカキのもとへと辿り着き、主人公・リッカと共にサカキとの決戦に挑む。
確かに 自分は……
「つながり」の強さを……理屈だけで無理矢理信じようとしていた……
けど 今は 違う
たくさん 間違えて…… 弱い自分を受け入れて ようやく 気づけたんだ
どんなときでも 自分に手を伸ばしてくれた……
みんなの 温かさを…… 「つながり」が 持つ 強さを!
リッカや主人公…… グリーンさんに チェレンさん ハンサムさんに オーキド博士 アクロマさんに フーパ…… そしてイワンコ! 他にもたくさん!
気づいていなかっただけで…… 自分は たくさんの 仲間たちの優しさと つながっていたんだ
今の 自分には ちゃんとみえる……
「心のつながり」が!
その瞬間、キリヤの想いに応えるかのようにイワンコがルガルガン(たそがれのすがた)へと進化。
ダイマックスするサカキのニドキングに対し、同じくダイマックスして対抗。
主人公のポケモン達が追撃し、その隙にリッカとブースターがアクロマの機械を使った事で、フーパの救出に成功。
ロケット団の計画を阻止する事に成功する。
事件後、キリヤはこれまで悪の組織から様々な事を学んでいた事もあり、その知識を活かして「弱きを守り悪を守る為」にハンサムの保護観察のもと、国際警察で働く事となった。(もちろん、ハンサムを初め、リラやクチナシが上層部に無理を言って通し、マチエール曰く、すごく怒られていた模様)
ネタバレ関連タグ
- 悪の組織(ポケモン)/悪の組織ボス(ポケモン):一部の面々除いて大体こいつらのせい。
- グリーン:初代・FRLGをプレイした人ならご存じだろうが、強さに拘っていた時期がある初代ライバル。実際、メインストーリーでもキリヤを止めようとしたり、祖父であるオーキドも彼を説得する際には初代時代のグリーンを思い浮かべていた。
- チェレン:当初は典型的な上昇志向で「強さこそ全て」という考えをもち、主人公に負け続けていくうちに自身の強さに葛藤し苦悩するようになるも最終的にポケモンバトルは勝敗だけではないと改心し、自分の弱さを素直に受け入れるようになる。ただし、漫画版ポケットモンスターSPECIALではNのような圧倒的な強さが欲しいと願っていた事を実感して冷徹に振る舞う様になり、最初のポケモンでパートナーであるはずのツタージャも育てなくなるという闇堕ちに近しい状態になった事がある。
- スワマ:同上(ポケモンを盗んだ事があるのもシルバーと共通)。かつてのチェレンやシルバー以上にポケモンを酷使しており、最後まで改心しなかった。
- ヒュウ:BW2本編から5年前、幼いが故に亡き祖父が妹へとあげたポケモンをプラズマ団によって盗られたという悲しき過去を持つライバル。
- ボタン:悪の組織編当時は登場しなかったキャラクターで、いじめられっ子達の為にいじめっこに立ち向かったスター団のマジボス。ストーリー中に犯罪に手を染めてしまった事もあり、ストーリー後はパルデアリーグの仕事に従事させられており、不正に利用したぶんはきっちり働いて返す形で償っている。